キム・ジョンヒョン、チョン・インソン主演、「バリでの出来事」などのキム・ギホ脚本によるゲストハウスを舞台にしたドタバタ青春ラブコメディ!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ウラチャチャMy Loveキャスト一覧
原題:ウラチャチャワイキキ
平均視聴率:1.81%
最高視聴率:2.24%
放送年度2018年2月5日から2018年4月17日まで韓国JTBCで放送
演出:イ・チャンミン
「マイダス」
「リメンバー~記憶の彼方へ~」
「マン・ツー・マン~君だけのボディーガード~」など
脚本:キム・ギホ
「星に願いを」
「バリでの出来事」
「新入社員シリーズ」など
【カン・ドング役】キム・ジョンヒョン
ゲストハウス・ワイキキ共同オーナー。映画監督志望。
【ハン・ユナ役】チョン・インソン
ワイキキに転がり込んできたシングルマザー。ソルの母。
【イ・ジュンギ役】イ・イギョン
ゲストハウス・ワイキキ共同オーナー。売れない俳優。
【カン・ソジン役】コ・ウォニ
ドングの妹。ワイキキに住み手伝いをしながら就職活動中。
【ミン・スア役】イ・ジュウ
ドングの元カノ。モデル。
【ポン・ドゥシク役】ソン・スンウォン
ゲストハウス・ワイキキ共同オーナー。売れない脚本家。
本作は、韓国のケーブルテレビ局JTBCで放送された本格コメディドラマです。
ケーブルテレビの23時台という放送枠にしては1.81%という平均視聴率はなかなかのもので、放送数も当初の全16話というものから4話延長され、全20話となりました。
実はチョン・インソンとイ・イギョンは、本作のオーディションがはじまる前から極秘裏に付き合っており、恋人同士であることを隠したままオーディションに合格し共演することになったそうです。
そして放送終了後に二人の関係が明らかになったんだとか。作中でのお互いの恋愛相手は別なんですが、この事実を知った上で見てみるとまた違った面白さがあると思います!
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ウラチャチャMy Loveあらすじ
映画監督としての成功を目指すカン・ドング、売れない俳優のイ・ジュンギ、フリーの作家ポン・ドゥシクの3人は、共同でゲストハウス”ワイキキ”を営んでいました。
しかし、客足はさっぱりで水道や電気まで停められてしまうありさまでした。
そんな中、ゲストハウスのベッドの上に置き去りにされた身元不明の赤ちゃんが見つかり、3人はあわてふためくことになります。育児などしたことがない3人は、赤ちゃんの対応に困り警察に届けるべきか悩むのですが、もしかしたら母親が戻って来るかもしれないと面倒を見ることにします。
そこへ赤ちゃんの母親ユナが現れ、彼女の境遇に同情した彼らはユナをしばらく置いてやることにします。
しかし、何をやらせても失敗ばかりのユナが気にくわないドングは、自身の恋愛問題もあって辛く当たってしまうのですが、徐々に彼女に惹かれていくようになり・・・。
ゲストハウスの運営や各々の本業に励むワイキキの面々でしたが、そこに就職活動に悩むドングの妹ソジンや、ドングの元カノであるスアまで加わり、共同生活は更に賑やかになっていきます。
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ウラチャチャMy Loveみどころ
本作は、韓国では珍しいシチュエーションコメディタッチのコメディドラマとなります。
シェアハウスのようでもあるゲストハウスを舞台としたラブコメディではありますが、個性的なキャラクターたちによる群像劇という印象が強く、ロマンスよりもコメディ主体の作品となっています。
映画監督、俳優、作家としての成功を目指す3人が生活のためにゲストハウスを運営しているのですが、お客とのふれあいなどは殆どなく共同生活のドタバタ具合を描くのがメインで、時々登場する豪華ゲストとの絡みもみどころとなります。
3人のダメ男たちの仕事でのあれやこれやを画くと共に、これまたコントのような恋愛模様も同時に描かれていて、恋愛相手がコロコロと変わっていくのも本作のポイントとなります。
果たして彼らは成功を掴めるのか?そして、一緒に生活していく中で生まれる新たな恋がどう転がっていくのかにも注目です!
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ウラチャチャMy Love感想・評価
ハッキリ言って好みです!
女優陣が好みだったというだけで見始めたドラマであまり期待してなかった作品でしたが、いい意味で韓国ドラマらしくなくてとても見やすい作品だったと思います。
ありきたりなお金持ちと貧しいヒロインの恋でも、訳ありな過去を持つサスペンステイストの作品でもなく、初恋や出生の秘密にまつわる作品でもないのが逆に新鮮で、キャラクターの個性が強いのも私の好みでしたね。
染みったれた性格で口うるさいドングに、何をやらせてもダメで下手くそなラップも披露するユナ、主人公よりも目立つトラブルメーカーのジュンギに、髭剃りが欠かせないソジン、一見まともそうに見えるも書く作品はぶっ飛んでいるドゥシクに、何かと騙されやすい厄介者のスアという、コントのような設定のキャラクターばかり登場します。
ゲストで登場する俳優さんたちもそれに負けず劣らずの個性的なキャラクターを演じており、次はどんなキャラクターが出てくるのかが楽しみでもありました。
このように、韓国ドラマならではの胸キュンドラマを期待すると肩透かしを食らうかもしれませんが、シチュエーションコメディとして楽しめる上にロマンスもありだと考えると最高の作品!
下ネタありの作品だと「サウンド・オブ・ハート」が一番笑えましたが、それ以外だと本作が最高に笑える作品だと思います。
まとめ:よくある韓国のラブコメドラマを期待するとイマイチに感じるかもしれませんが、アメリカのドラマ「フルハウス」のように気軽に見れるシチュエーションコメディとしてみれば最高に面白い作品!
魅力的なキャラクターが沢山登場するオススメドラマです。
最後に
立ち退きを阻止するために偽装結婚しそうになる、撮影の都合で特殊メイクのまま日常生活を送ることになる、ぶっ飛んだ主演女優に本当に殺されそうになる、髭が生える女と鼻をほじり続ける男との言い合い、アンジャッシュのコントのようなすれ違い展開などなど、手を変え品を変え様々な笑いが散りばめられていました。
いろいろと突っ込みどころもありますが、コメディとして考えるならばあまり気になりませんでしたし、コントのような展開の中にたまに現れるロマンスがいい刺激になっていました。