TWENTY×TWENTY~ハタチの恋~キャスト・あらすじ・感想

韓国ドラマTWENTY&TWENTY

日本でも人気の大ヒットウェブドラマ「A-TEEN」シリーズと同じ世界観で描かれた若者向け青春ラブストーリー!

今後ブレイクすること間違いなしの若手俳優が多数出演している作品。

キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

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目次

TWENTY×TWENTY~ハタチの恋~キャスト一覧

U-NEXT全20話

放送期間:2020年8月15日~10月21日まで韓国Playlistで配信

演出:ハン・スジ
「A-TEEN」
「A-TEEN2」など

脚本:ソン・ソウン

【イ・ヒョンジン役】キム・ウソク(UP10TION)
音楽制作が趣味の大学生。

【チェ・ダヒ役】ハン・ソンミン
過保護な母親に縛られている女子大生。

【チョン・ハジュン役】パク・サンナム
大学の人気者で優等生。ダヒのことを常に守っている。

【ペク・イェウン役】チェ・ウォンビン
最近復学した女子大生。思ったことをハッキリと言うタイプ。

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【ソン・ボヒョン役】カン・ユチャン(A.C.E)
浪人生。ヒョンジンの親友。

【カン・デグン役】ジン・ホウン
ヒョンジン、ボヒョンの友人。

【チェ・ユンジョン役】ペ・ヘソン
ダヒの母親。塾経営者。

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本作は「恋愛プレイリスト」シリーズなどで知られるウェブドラマ制作会社PLAYLISTが手掛け、再生回数2億回超えした大ヒットウェブドラマ「A-TEEN」シリーズのハン・スジ監督による作品。

「A-TEEN」シリーズとはストーリー的な繋がりはありませんが世界観は同じであり、「A-TEEN2」のキャラクター、キムハナ、ジュハ、ボラム、ギヒョンらがゲスト出演するというPLAYLIST作品恒例の演出がされています。

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TWENTY×TWENTY~ハタチの恋~あらすじ

音楽で成功することを夢みるイ・ヒョンジン(キムウソク)と、シンクマルマザーの母親からの過干渉により窮屈な生活をおくっているチェ・ダヒ(ハンソンミン)は二十歳の大学生。

ダヒは母親が望んだ大学とは別の大学に進学することに成功するも、相変わらず母親からの干渉は続いていて、同級生との飲み会や大学の行事にも参加出来ないでいました。

そんなダヒの事をなにかと助けてくれていたのは男友達のハジュン(パクサンナム)。

ハジュンとは昔同じ塾に通っていたこともあり、ダヒと母親の事も知っていたのです。

一方、同じ大学に通っているヒョンジンは、講義を途中で抜け出しては仕度で音楽制作に明け暮れていました。

そんな中、高校の同級生だったダヒと偶然再会し、どことなく自分と似ている部分を感じていたダヒに次第に惹かれていくようになります。

しかし、ダヒの隣には大学の人気者ハジュンがいて、ハジュンもまたダヒに惹かれていたのです。

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TWENTY×TWENTY~ハタチの恋~みどころ

PLAYLISTの人気シリーズ「A-TEEN」と同じ世界観で描かれた20歳若者たちのリアルな青春ラブストーリー。

大学生となった「A-TEEN」メンバーがゲスト出演しているのにも注目です。

親との複雑な関係や過去のトラウマなどを抱えた若者たちの成長を中心に、主人公と再会したことで変わっていくヒロインのラブストーリー、そしてヒロインに思いを寄せる男友達との三角関係などが描かれています。

今後活躍すること間違いなしの若手俳優たちの演技に注目するのはもちろん、主人公たちの視点で見るか、その親たちの立場に立って見るかで楽しみ方が変わってくる作品でもあります。

特に主人公たちと同年代の視聴者にこそ見てほしい共感必死のドラマになっています!

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TWENTY×TWENTY~ハタチの恋~感想・評価

韓国での二十歳は日本だと18歳、もしくは19歳になる年のことを指します。

つまり韓国式の年齢の数え方は日本と大きく違っていて、産まれた時にはすでに1歳で、年を越すともう2歳になるんです。(つまり12月31日に生まれの人だと生後すぐに2歳になるという計算。)

本作でいうところの二十歳も、日本だと大学に入学する歳に当たります。この事を覚えておくと韓国ドラマを見る歳に「年齢の割には見た目が幼いな」なんて疑問もなくなります。

日本だとすでに社会に出て1年以上たった年齢なんですが、その点が韓国の二十歳とは違いますね。

そんな前置きはいいとして、本作はそんな大学入学したての若者たちを主人公にした話となっています。

主人公たちは高校を卒業したばかりなので、子供でもなく大人にもなりきれていないという微妙な年頃。

親との複雑な関係や、高校時代とは違った人間関係、将来への不安に恋愛模様など、この年頃の若者ならではの悩みが描かれています。

しかし、そんな中で一番目立ったのはヒロイン・ダヒと母親の歪な関係なんです。

確かに親子の問題というのは誰にもあるものですが、この親子の関係は普通じゃないから困りもので。

とにかくダヒのことを束縛し支配していたい母親と、長年そんな関係が続いたことからごく普通のことさえ出来ずにいるダヒ。

これがサブエピソードとして添えられている程度なら良かったんですが、初回からど真ん中を突っ走っているから厄介。

一方、ヒョンジンもまた親子の問題を抱えていて、ダヒとヒョンジンが出会うことでやっと恋愛モードに突入することに。

しかし、ハジュンも加わっての三角関係は、ハジュンが一方的にダヒを想っているだけで、あまり三角関係としてのみどころはありませんでした。

というか、ダヒはいつもハジュンに助けてもらっていたのに、あっさりとヒョンジンに行ってしまうのは酷いですよね。

確かにハジュンのダヒへの対応は、彼女のためといいながら逆に彼女を成長させないようにしているようなもので、全く彼女の本心が読めてなかったですね。

好きなものを大切にするのはいいけど、大切にし過ぎて行動をさせないというのは本末転倒で、彼女が成長するチャンスを潰しているようなものでした。

つまり、ハジュンもダヒの母親も彼女を過保護にするあまり、真にダヒのためにはなっていなかったのでしょうね。

だからこそ「そんなに悩むな、好きなように生きろ、すぐに慣れるぞ」というヒョンジンの言葉がダヒの胸に刺さることになってんですね。まさにベストなタイミング!

こういう彼女が待ち望んでいた言葉が言えなかったからハジュンはダメだったんですね。そうはいっても、大多数の人は頑張ったとしてもハジュンのような行動しか取れないんですけど。

これ以降の展開が本番といった感じだったんですが、主人公3人の境遇に共通点があるとか、それぞれに問題を抱えているとか、そんな彼らの成長を描くといった予想通りのもので、あまりにいい人過ぎるハジュンに裏があるのもなんとなく予想がつきましたね。

(この辺の設定は「チーズ・イン・ザ・トラップ」っぽかったですね!)

とはいえ、主人公はカッコいいもののヒロインについては苦手なままでしたし、日本よりも先輩後輩の関係が厳しいのも見ていて気持ちの良いものではなく、あまり登場人物に感情移入することもありませんでした。

まとめ:若者たちが成長していく過程とピュアな恋愛模様を描いた青春ドラマ!と思いきや、かなり闇要素多めの作品でした。

ダヒと母の確執やハジュンの二面性など共感しにくい部分はありましたが、登場人物たちと同年代の若者が見るなら楽しめる作品になっていると思います!

最後に

PLAYLIST制作作品全般に言えることですが、出演俳優がまだ新人ということもありストーリーのみに集中できる作品になっていると思います。

とはいえ、過保護すぎる母親を持つヒロインには共感出来ませんでしたし、もはや病的レベルな母親との問題がラストで一気に解決するのも都合がよく、これまでの展開はなんだったのかと拍子抜けしてしまいました。

それに、二面性があることがバレてしまったとはいえ最終回でのハジュンの微妙な扱いは可哀想でしたね。

他にもヒョンジンと母親の関係がどうなったのかや、イェウンとボヒョンの恋愛が進展したのかも分からないままなど、決着していないことが多いので見終わってもモヤモヤが残ってしまいました。

続編があったときのために残していたんでしょうけど。

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