ザキング永遠の君主|キャスト・あらすじ・視聴率・感想!黒歴史ドラマと言われる理由

 

ザキング永遠の君主

イ・ミンホ×キム・ゴウン×ウ・ドファン共演、「トッケビ」のキム・ウンスク脚本で贈るファンタジック・ラブロマンス!

キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

ザキング永遠の君主キャスト一覧

Netflix全16話

最高視聴率:12.9%(第2話)

放送期間:2020年4月17日から6月12日まで韓国で放送

演出:ペク・サンフン
「秘密」
「恋するジェネレーション」
「太陽の末裔」など

脚本:キム・ウンスク
「パリの恋人」
「シークレット・ガーデン」
「相続者たち」
「太陽の末裔」
「トッケビ」
「ミスター・サンシャイン」など

 

【イ・ゴン役】イ・ミンホ
大韓帝国第3代皇帝。

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【ルナ/チョン・テウル役】キム・ゴウン
大韓帝国の犯罪者。/大韓民国の警部補。

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【チョ・ヨン/チョ・ウンソプ役】ウ・ドファン
大韓帝国の皇室近衛隊隊長。/大韓民国のテウルの幼馴染み。警察で服務中の軍人。

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【イ・リム役】イ・ジョンジン
ゴンの叔父で先代の皇帝の異母兄弟。逆賊。

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【ク・ソリョン役】チョン・ウンチェ
大韓帝国総理。

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【カン・シンジェ役】キム・ギョンナム

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本作は、「太陽の末裔」や「トッケビ」などの大ヒット作をいくつも出掛けてきたヒットメーカー、キム・ウンスク作家による最新作です。

監督のペク・サンフンさんとは「太陽の末裔」でもタッグを組んでおり、主演のイ・ミンホさんは「相続者たちの」、キム・ゴウンさんは「トッケビ」で起用されていました。

イ・ミンホさんの除隊後復帰作であり、「青い海の伝説」以来3年ぶりとなる出演作です。

ヒロイン役のキムゴウンさんにとっても「トッケビ」以来3年ぶりのドラマ出演作となります。

そして近年大活躍のウ・ドファンさんは、キム・ゴウンさんと共に一人二役に挑戦しており、その二つのキャラクターのギャップに注目が集まりました。

この他にも、チョン・ムソンさんやキム・ヨンオクさんといった大ベテランから、キム・ギョンナムさん、パク・ウォンサンさん、キム・ヨンジさん、チョン・ペスさん、ソ・ジョンヨンさんといった面々が主要キャストを演じています。

特別出演で、クォン・ユルさん、パク・フンさんなども登場しています。

視聴率は開始当初は二桁を記録するものの、その後は一桁となり期待されたほどの結果を残すことは出来ませんでした。

本作のOSTには、バンドNELLのキム・ジョンワン、YONGZOO、Wanna One出身のハ・ソンウン、Dynamic DuoのGAEKO&キム・ナヨン、Block B ジコ&Red Velvet ウェンディなどのアーティストが参加しています。

 

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ザキング永遠の君主あらすじ

韓国とは別の世界には大韓帝国という国が存在し、そこでは皇帝が国を治めていました。

大韓帝国第3代皇帝イ・ゴン(イミンホ)は、子供の頃に叔父であるイ・リム(イジョンジン)の謀反により父を失い、若くして皇帝の座についたのです。

父が殺された時、イ・ゴンの命も危険にさらされていたのですが何者かによって命を救われ、それ以降その人物を探していました。

一方、韓国で刑事をしているチョン・テウルは、道ど真ん中を白馬に乗って進んでいる謎の男を発見します。

その謎の男イ・ゴンは、不思議な門をくぐって別世界からやって来た大韓帝国の皇帝であると言うのですが・・・。

 

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ザキング永遠の君主みどころ

本作は、平行世界(パラレルワールド)を行き来するというファンタジー・ロマンスドラマです。

大韓民国と大韓帝国という二つの世界が存在混在していて、その世界を股にかけた壮大な謎を探っていくことになります。

キャストの多くは一人二役を演じているのも特徴で、二つの世界で全く違ったキャラクターを演じています。登場頻度や重要度の違いなどはありますが、それぞれの世界でどんな活躍をし主人公たちにどう関わっていくのかが注目となります。

ファンタジー、サスペンス、刑事ドラマ、ラブロマンスなど様々な要素が詰まっているのが特徴ですが、全編を通して様々な謎が散りばめられているので、台詞や小道具にも注目していく考察型ドラマでもあります。

かなり複雑な世界観の作品ではありますが、一度ハマってしまえば抜け出せなく魅力がある作品だと思います!

 

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ザキング永遠の君主視聴率・評価

キムウンスク作家の2年ぶりのドラマであり、SBSでは「相続者たち」以来7年ぶり。

また「相続者たち」のイミンホさんと、「トッケビ」のキムゴウンさんを同時にキャスティングし、イミンホさんの兵役復帰作もあって、これ以上ない関心を集めた作品でした。

初回は10%を超える視聴率で無難な出発となりましたが、第2話で最高視聴率を記録して以降下落し、キムウンスク作品の中で最も失敗したと言われる結果となってしまいました。

ネットフリックスでは人気上位に入っていますが、高い製作費と人気作家、超豪華キャストであることを踏まえると、不振としか言えないでしょう。

ザキング永遠の君主が黒歴史?

キムウンスク作家は「ミスターサンシャイン」でも反日的な描き方をしていて、日本人視聴者としてはザキングも気になったのではないでしょうか。

反日と思われる演出に関して、韓国内の批判もありましたが世論を左右するほど大きな問題にはなりませんでした。

もっと騒がれたのがタイトル映像に使用された宮殿のイメージが日本の建物様式と類似しているという点。

それについて制作陣が製作会社側が日本の寺院建築様式を取ったと認め、正式に謝罪、修正して対応しました。

また第一話で「やはり男性は薄着で、たくさん動かないとね」という旨のセリフが性差別・セクハラだという苦情が寄せられています。

その他、

・最初の女性首相であるクソリョンの衣装がありえない

・スポンサーの商品をあからさまにドラマ内に登場させすぎて不自然

など、視聴者から苦情ばかりがくるドラマで、ナムウィキでは「ザキング永遠の君主」の騒動ばかりを集めたページが作成されるほどです。

ザキング永遠の君主感想・評価

キャストの豪華さはもちろん、あのキム・ウンスク脚本家が手掛けていることなどから大いに期待した作品だったのですが、ふたを開けてみるとあまりに盛り込み過ぎな作品で正直ガッカリしました。

タイムスリップや人間と別のものとの恋というのが近年の韓国ドラマに置けるヒット条件の一つとなっていますが、本作はそこに王宮ドラマや刑事ドラマ、そして定番のサスペンス要素も加えた複雑すぎる内容になっているんです!

この作品には二つの世界が存在するんですが、それは異世界だけど剣と魔法の世界といったものではなくいわゆるパラレルワールド的なもので、パッと見は現実世界と同じように思えます。何かのドラマでもありましたが、王政が廃止されずに現在まで存続していたらといった世界なんです。

ドラマ「W -君と僕の世界-」は現実世界とマンガの中の世界とを行き来するというものでしたが、二つの世界は見た目ではそこまで差がないという点では共通していると思いました。

しかし、そんな凝った設定を持ってきても結局は異母兄弟の権力争いという韓国ドラマ王道の展開であり、過去のヒット作の様々な要素をミックスしただけの作品のように思えました。

しかも本作は、現代劇の中に時代劇要素が入っている一風変わった世界観の上に、作品全体に謎が多くちりばめられていたり、いくつもの時代を跨いだり、ついにはワープまでしたりと、とにかく盛り込み過ぎなんですよね。イケメンが出てくるラブロマンスを期待して見ると難しすぎて話についていけない恐れもあります。

そんな複雑な世界観でありながら、軸となるのはベタな 設定というのはガッカリさせられますし、肝心のラブロマンスについてもサスペンスのついで程度にしか描かれていないのは残念でしたね。

いいところを挙げるなら主人公二人のやり取りや警察でのコミカルパートですかね。突然の出会いやキャラクターのテイストなどは「トッケビ」と似かよっていましたし、意図的に「トッケビ」を意識しているシーンなどもあったりと、その点はファンにとっては嬉しい演出でした。

まとめ:豪華なキャスト、実績のある製作陣、複雑な世界観と伏線だらけの展開など、様々な要素が盛り込まれたサスペンス・ラブロマンスですが、その複雑さゆえに好き嫌いがハッキリと分かれる作品だと思います!

私としては「トッケビ」の方が好みでしたね。

最後に

韓国ドラマ好きにはあるあるなんですが、本作も最初の何話かを我慢して見なければ面白くならない作品となっています。

色んなところに伏線が散りばめられているとはいえ、世界観を理解するために全体の3割近くを我慢して見なければならないので、イ・ミンホさんやウ・ドファンさん目当てで見た人にとってはかなりキツいかもしれませんね。

視聴者からはどちらの世界の話をしてるのか分かりにくいといった意見や、あまりにも設定があり得なすぎるといった声もあったようですし、敵国として日本が出てくるのも何かと問題視されたようです。

 

 

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