THE K2~キミだけを守りたい~はチ・チャンウク×少女時代ユナ×ソン・ユナ共演の壮大なアクションドラマ。
元傭兵と大統領候補の隠し子、そして大統領候補の妻が織りなすロマンスも見どころの韓国版ボーンアイデンティティ!
THE K2~キミだけを守りたい~キャスト
全16話
日本放送時全20話
平均視聴率4.8%
放送年度2016年9月から韓国で放送(ケーブルドラマ)
演出:クァク・ジョンファン
脚本:チャン・ヒョクリン
【キム・ジェハ(K2)役】チ・チャンウク
【チェ・ユジン役】ソン・ユナ
【コ・アンナ役】ユナ(少女時代)
【チャン・セジュン役】チョ・ソンハ
【パク・グァンス役】キム・ガプス
【チェ・ソンウォン役】イ・ジョンジン
【キム室長役】シン・ドンミ
【チャン・ミラン(J4)役】イ・イェウン
【カン・ソンギュ(K1)役】イ・ジェウ
【チュ・チョロ役】チョン・ベス
少女時代のユナは一度は出演を断ったものの再度ラブコールを受けてオファーを受けることになったそうです。
チ・チャンウク同様、近年は中国ドラマなどに出演しており、本作は3年ぶりの韓国ドラマ作品となります。
THE K2~キミだけを守りたい~あらすじ
主人公キム・ジェハ(偽名)は元戦争傭兵でその世界では伝説的人物。K2とは現在所属するJSS特殊警備員としてのコードネーム。
かつては傭兵として名を知られていたキム・ジェハ(チチャンウク)は、とある事件に巻き込まれ現在は浮浪者の様な生活を送っていました。
舞い戻ってきた韓国でまたしても事件に巻き込まれ次期大統領候補チャン・セジュン(チョソンハ)の秘密を知ってしまいます。
そのためチャン・セジュンの妻で大企業JBグループの長女でもあるチェ・ユジン(ソンユナ)に命を狙われることに。
しかし、その刺客たちを返り討ちにしたジェハはユジンに気に入られ、ボディーガードとして雇われることになります。
ユジンは政界でも無名だったチャン・セジュンを長年支え続け、国民からも高い評価を受ける良妻として知られていましたが、裏の顔は夫を大統領に仕立て上げ、異母兄弟に奪われたJBグループ会長の座を手に入れることが目的なのでした。
そんな中、夫婦の間で長らく問題視されてきたセジュンの隠し子コ・アンナ(ユナ)がかつてバルセロナで見かけた少女であると知ったジェハは、彼女のボディガードとなり世間から守ることになるのですが…。
THE K2~キミだけを守りたい~みどころ
このドラマはスペイン・バルセロナから始まり、まるで映画の様な画面と演出でスタートしました。
キム・ジェハの個人力の強さがズバ抜けていて、アクションシーンやカーチェイスなどは映画のような迫力があります。
一人で大勢を相手にする立ち回りや、銃を極力使わない格闘シーンは本格的で本作も見どころの一つです。
最初はJSSの同僚からも疎まれる存在なのですが、その実力からすぐに認められ、ジェハ自身も仲間意識を感じるようになります。
シリアスなだけのサスペンスドラマではなく、時折挟まれる和気あいあいとしたシーンが重苦しいテーマをやわらげていて、緊張と緩和がうまくいった作品だと思います。
キム・ジェハという主人公と真っ向からぶつかり、大人の色気を見せつけているのがソン・ユナ演じるチェ・ユジンです。
最初はジェハと敵対する関係なのですが、その後の利害関係からボディーガードとして雇い信頼も寄せるようになります。
このドラマは、チェ・ユジンが凄まじいほどの迫力を見せた作品で陰の主役とも呼んでいいほど。
このユジンを演じたソン・ユナを見るための作品と言っても言い過ぎではないほどの存在感と魅力があります。
その凄さを語ろうと思うとネタバレになるので話せないのですが、とにかく凄くて個人的にはユジンがヒロインでも良かったんじゃないかと思ったほどです。
実際のヒロインであるコ・アンナは最初よくわからない存在で登場シーンも少ないんですが、ジェハと関わることで徐々に人間らしく普通の女の子らしく変化していきます。
二人の関係が親密になっていくことで、ジェハにも守るべきものが出来たとしてより人間らしさを増していくようになるなど、二人の変化を見守っていくドラマでもあります。
アクション、サスペンス、政治ドラマ、ラブロマンスと韓国ドラマの中でもかなり壮大な物語になっているのがこの作品です。
THE K2~キミだけを守りたい~感想と評価・評判
まとめ:アクション・サスペンスドラマとして優秀な作品で、ジェハとユジンというキャラの魅力が満載の作品となりました。映画の様な壮大なストーリーも魅力なのですが、話が大きすぎてツッコミどころも多くなったという欠点もあり、ロマンスも作風とは合わないとして賛否両論あるものとなりました。
最後に
ユナファンには申し訳ないのですが、ヒロインとしては存在が薄い印象が強かったですね。
チェ・ユジンという悪女でありながら女性的魅力も満載の役をソン・ユナが見事に演じ上げていて、完全にそちらに食われた感じがありました。
見た方の中でもアンナ派とユジン派に分かれていて私は完全にユジン派でした。ジェハとユジンの切ないロマンスも見たかったです。
ドラマが非常に重厚な分、ジェハとアンナの童話の様なロマンスが浮いていたという感じがあり、私は作風に合ってない気がしました。