クォン・サンウ×チェ・ガンヒ16年ぶりの共演。
熱血刑事と推理マニアおばさんのコンビによるサスペンスラブコメ!
主演二人のはまり役がヒットし、シリーズ2弾も放送された人気作です。
あらすじ、キャスト一覧やみどころ、OST情報、感想などを紹介します!
チェガンヒさんがかわいくて、はまっちゃうこと間違いなしですよ!!
推理の女王のキャスト・視聴率
全16話
U-NEXT全24話
平均視聴率:9.4%
最高視聴率:11.6%
放送年度2017年4月から韓国で放送
演出:キム・ジヌ/ユ・ヨンウン
脚本:イ・ソンミン
【ユ・ソロク役】チェ・ガンヒ
【ハ・ワンスン役】クォン・サンウ
【ホン・ジュノ役】イ・ウォングン
【チョン・ジウォン役】シン・ヒョンビン
【キム・ギョンミ役】キム・ヒョンスク
【パク・ギョンスク役】パク・チュングム
【キム・ホスン役】チョン・スジン
【キム・ホチョル役】ユン・ヒソク
【ウ警監(ウ・ソンハ)役】パク・ビョンウン
【ぺ・グァンテ役】アン・ギルガン
【イ・ドンギ役】キム・ミンジェ
【チャン・ドジャン役】ヤン・イクチュン
【ハ・ジェホ役】チャン・グァン
作品紹介
本作は『ヒーラー~最高の恋人~』や『グッドドクター』などの演出で知られたキム・ジヌによる作品です。
脚本は気鋭の新人作家が担当しています。
同時間帯視聴率1位となった本作は、すぐにシーズン2も制作され、1年も間を開けずに放送されました。
【推理の女王】あらすじ
一見平凡な主婦ユ・ソロクは、夫とその家族と暮らしていますが、いつも友人のギョンミの弁当屋を手伝うと称しては色々な事件に首を突っ込んでいました。
実はソロクは警官になるのが夢だった推理マニアで、新米の派出所所長ホン・ジュノの後押しもあり事件解決に協力していたのです。
次の事件現場にも張り切って現れたソロクでしたが、そこで麻薬担当刑事のハ・ワンスンと出会うことになります。
はじめソロクはワンスンのことを犯人だと勘違いし、ワンスンの方もソロクのことを得体の知れないおばさんとして怪しんでいました。
何かと事件現場に現れるソロクにはじめは迷惑していたのですが、彼女の推理が見事なことを実感し、いつからか協力するようになります。
【推理の女王】みどころ
韓国のサスペンスドラマというとシリアスで骨太なものがウリですし、映画もドラマのその手のものが評価が高いんですが、本作はそれとはテイストが違うのが特徴です。
まず”推理マニアの主婦のおばさん”が主人公ということですね。
刑事でも弁護士でも探偵でもない普通の主婦というのが珍しく、はじめは『家政婦は見た!』的なドラマなのかと思っていましたが、実のところかなり本格的なサスペンスであり一つの事件に対してもじっくり丁寧に描いているんです。
そして、一見すると筋肉バカの熱血刑事にしか見えないワンスンと、推理おばさんソロクとのバデイものでもあります。
二人の名前から見ても予想がつくかもしれませんが「シャーロック・ホームズ」の”シャーロック”と”ワトソン”を彷彿とさせるコンビとなっているんです。
この二人のデコボコなコンビネーションがやはり一番のみどころになるんですが、ソロクのことを”先生”と呼び尊敬しているジュノや、一見横暴に見えて実はソロクを心配している義母ギョンスク、ソロクの親友ギョンミ、傍迷惑な義妹ホスンなど、魅力的で個性的なサブキャラが多く登場するのも特徴です。
そしてキャラクターの面白さで言うならソロクこそ一番ハチャメチャな人物で、家族には隠れて事件を捜査してたり、ただし家族に怪しまれないために何があっても夕食は作りに帰ったり、推理力・観察力は抜群だけど無謀過ぎて毎回犯人に殺されそうになったりと、スゴいんだかバカなんだか分からないんです!
ドラマのテイストとしては、のほほんとしたファミリードラマのような場面もありながら、シリアスな推理場面もあり、さらにはコミカルなドタバタもあったりと、”探偵もの”としてはスタイリッシュな感じがないのも珍しいですね。
【推理の女王】感想と評価・評判
最初、ソロクの無謀さや心理戦が出来ない感情先走り具合にイライラさせられたんですが、見続けていくとそれこそがソロクのウリであり、魅力だとわかってきました。
相棒のワンスンも同様で、最初はおばさんのことをバカにしているんですが段々信頼を置くようになり、視聴者目線に立っているのがこのワンスンかもしれないですね。
なんでこんなに町内で事件が起きるんだよ!とかいう、この手のジャンルの定番突っ込みどころはありますが、ただのシリアスなだけなサスペンスと比べると斬新で面白いドラマだと思いました。
シーズン2が最初から予定にあったのかは知りませんが、主人公たちの過去や、ソロクの夫の検事、ワンスンの父親、弁護士ジウォンなど登場人物に謎が多く、一つの事件が終わってもそれらの謎が残っているのもこのドラマに惹き付けられた要因となっています。
一応ラブコメという扱いにもなっているドラマなんですが、ソロクには検事の夫も居ますし、ワンスンもかつての恋人の事件を調べています。
捜査をするうちにワンスンがソロクに興味を持ったり、ジュノもソロクのことを好いているようなんですが、直接的な恋愛展開にはならずサスペンスコメディというのが正解かもしれません。
なかなか珍しいタイプの推理ドラマ、犯罪ドラマだと思うので、重くて暗めのサスペンスが苦手な方でも楽しめる作品だと思います!
最後に
このドラマでチェ・ガンヒのイメージが変わりましたね!
これまで出演作にお気に入りのものがなかったので、あまりいい印象がなかったんですが、本作での推理マニアのおばさんというのはピッタリだと思いました。
クォン・サンウとの恋愛ドラマではないというのもポイントで、恋愛とは無縁のおばさん風なキャラクターなんですが、どこか可愛らしく好感が持てるんです。
家族から家政婦のように扱われても嫌な顔をせず、大好物の事件よりも家族を優先するというのも素敵ですね。
出演者