総理とパパラッチ記者が契約結婚!?
イ・ボムスと少女時代ユナ共演で贈るスキャンダラスなラブコメディ!
キャスト、あらすじ、感想、低視聴率の理由についてまとめました。
(トップ画像公式ページより)
総理と私【韓国ドラマ】キャスト・視聴率
全20話
平均視聴率:6.0%
最高視聴率:8.9%
放送年度2013年12月から韓国で放送
演出:イ・ソヨン
脚本:キム・ウニ
【クォン・ユル役】イ・ボムス
【ナム・ダジョン役】ユナ(少女時代)
【カン・インホ役】ユン・シユン
【ソ・ヘジュ役】チェ・ジョンアン
【パク・チュンギ役】リュ・ジン
本作は、『童顔美女』の演出家と『冬のソナタ』『医心伝心~脈あり!恋あり?~』の脚本家コンビによる作品。
主演のイ・ボムスとヒロイン役のユナの年齢差が20歳ということも話題となりました!
OST情報
本作のOSTにはSHINeeのテミン、ユンゴンら人気アーティストが参加しています。
「テミン(SHINee)/歩み(Steps)」、「ユンゴン/死ぬほど愛せよ(I Love You to Death)」をはじめ、3人組女性バンドBarberettes(バベレッツ)による「やさしい嘘」にも注目!
総理と私【韓国ドラマ】あらすじ
政治家クォン・ユル(イボムス)は最年少総理候補であり、妻を交通事故で亡くし3人の子供を育てるシングルファーザー。
一方、三流タブロイド誌の若手記者ナム・ダジョン(少女時代ユナ)は、日々有名人のスキャンダルを追うパパラッチ。
ある日ダジョンがユルを取材することになるのですが、ユルはダジョンが息子を利用して情報を引き出していると誤解し彼女を責めてしまいます。
そして、その現場を目撃した誰かが二人の熱愛説をでっち上げてしまうのです。
その後、様々な問題を丸く納めるために、二人は契約結婚をすることになり・・・。
総理と私【韓国ドラマ】みどころ
このドラマの主人公二人には様々な格差があります。
まず職業が政治家、しかも総理と三流タブロイド記者というものですし、年齢差も役柄上でも14歳あり(実際は20歳差!)、しかもユルには中学二年生をはじめとした子供が3人もいます!
その上、奥さんを交通事故で亡くしていたり、その妻の実家が財閥であったり、ヒロインの父が認知症だったりと、かなり複雑な家族なんです。
普通に考えると出会うことすら難しい二人が、どのようにして愛を育んで行くのかが本作のみどころとなります。
この設定自体がなかなかのインパクトで、そこにさらに政治家や記者、財閥などさまざまな人が関わってきます。
人に注目される職業というレベルではなく、公人であるユルがとっさの嘘をついたことで契約結婚することになるのもコントのようですし、結婚後の生活もユニークなファミリードラマとして楽しめます。
ファミリードラマであり、ラブコメでもあるという本作に、政治や報道ドラマのテイストも加えるなど、定番の設定に様々なトッピングがされて仕上がった作品と言えます。
二人の嘘から始まった結婚生活が真実のものとなるのか、そして3人の子供達との関係はどうなるのかに注目です!
総理と私【韓国ドラマ】低視聴率の理由と感想
この作品、韓国では視聴率も作品の評価も失敗と言われています。
まず、イ・ボムスさんとユナさんが愛し合う仲には見えない!というのが大きいです。
個人的にはユナさんは大人の女性というよりも少女っぽいイメージが強く(実際に年齢差20歳ですからね)、政治家の結婚相手としてはかなり問題な感じがして終始気になってしまったんです。
正直、このキャスティングの時点であまり惹かれませんでしたね。
そして、いろんな要素が盛り沢山なのもコメディとしては面白いかもしれませんが、それだけで終わる作品ではなく子供の問題をはじめ家族の問題も沢山あるので、相反する要素を入れ過ぎてた気がします。
現実的な家族問題を描きながら、非現実的な契約結婚をするというのは無理がありますよね。
そして、その様々な要素が飛び抜けて笑えるとか、素晴らしく感動出来るほどではない!というのも原因で、総合すると平凡に思えてしまったんです。
そして極めつけは、後半からラストにかけての展開が無茶な出来事を詰め込みすぎてて呆れてしまうということですね。
ただ、この作品を完全なフィクションとして細かいことを気にせずに見るのか、それとも「こんなのありえない」として冷めて見るのかで作品の評価も変わってくると思うんです!
なので、韓国では不評でも日本では人気となる作品もありますので、キャストやドラマの設定が気になった方は是非ご覧になって見てください。
物語の設定や展開に無茶が多く、好きな人と苦手な人がハッキリと別れる作品だと感じました!
最後に
このドラマの基本設定を見た限りでは、笑って泣ける面白そうなドラマだなぁといった印象だったんですが、実際は違和感ありありの作品でした。
無茶な設定を笑いに変えたいのか、それとも家族の愛を描いたほっこりドラマにしたいのかがよく分からず、サスペンス的な展開や不倫などを入れるなど余計なことをし過ぎなんですよね。