「ショッピング王ルイ」のソ・インググ出演最新作!日本の大ヒットドラマをリメイクしたミステリーラブストーリー。
キャストやあらすじ、ソイングクインタビュー、感想等をまとめました。
(トップ画像公式ページより)
空から降る一億の星【韓国ドラマ】キャスト一覧
全16話
2018年10月より韓国で放送
平均視聴率 2.66%
最高視聴率 3.99%
演出 ユ・ジェウォン
「明日、君と」
脚本 ソン・ヘジン
「マイスウィートソウル」
【キム・ムヨン(カン・ソンホ)役】ソ・インググ
【ユ・ジンガン役】チョン・ソミン
【ユ・ジンググ役】パク・ソンウン
【イム・ユリ役】コ・ミンシ
【ヤン・ギョンモ役】ユ・ジェミョン
【ペク・スンア役】ソ・ウンス
【チャン・ウサン役】ト・サンウ
【チャン・セラン役】キム・ジヒョン
【ノ・ヒジュン役】ホンビン(VIXX)
空から降る一億の星【韓国ドラマ】紹介
本作は2002年に日本で放送された北川悦吏子さん脚本の大ヒットドラマを韓国リメイクした作品です。
傷を抱える男女が運命の出会いを果たし、衝撃的な結末を迎えるミステリーメロドラマで主演を演じたのは「君を憶えてる」、「ショッピング王ルイ」などシリアスな役からコミカルな役まで自由自在に役になりきれるカメレオン俳優ソ・イングクさん。
鋭い目つきをし、心にどこか闇を抱えているのを感じさせる神秘的な青年、キム・ムヨンを熱演しました。
ヒロインにはチョン・ソミンが抜擢され、実の兄妹ではないと知りながらも名一杯、兄からの愛情を受け育ったジンガン役として、最初はムヨンに対して嫌悪感を抱き遠ざけるもいつの間にか彼に惹かれていく複雑な心情をきめ細かい表情で表しとても美しく演じられています。
またジンガンの兄であるジンググ役を実力派俳優のパク・ソンウンが演じ、ストーリーに切迫感や焦燥感が加わり魅力を増しています。
暗く悲劇的な要素が際立つ印象ですが、ロマンティックな情景や心温まるシーンもしっかり組み込まれ重すぎない内容となっています。
空から降る一億の星【韓国ドラマ】あらすじ
広告店のデザイナーとして働くユ・ジンガン(チョン・ソミン)は20歳年の離れた刑事である兄ユ・ジンググ(パク・ソンウン)と2人で暮らしていました。
ある日、陶芸家のお嬢様ペク・スンア(ソ・ウンス)が開く個展で開場を訪れたジンガンはビール会社で勤務するキム・ムヨン(ソ・インググ)と偶然出会います。
会場で行われるパーティーの準備中にスンアの秘密を知ったムヨンは秘密を隠すことを望むスンアを助け、2人の距離は急接近します。
婚約者がいる身であったスンアが怪物と呼ばれる危険な男ムヨンによって傷つけられるのではないかと心配するジンガンでした。
一方、事件の捜査を進めていたジンググはある殺人事件の容疑者としてムヨンの関与を追っていました。
またムヨンの肩にある大きなやけどの傷を見たジンググは25年前の事件を思い出し、ジンガンとムヨンが接近することに強い警戒心を持っていました。
ジンググが隠している真実、ジンガンやムヨンの出生の秘密、事件の真相が明らかになるにつれ事態は思わぬ方向へ・・・。
空から降る一億の星日本版との違いは!?
原作の「空から降る一億の星」主なキャストを比較してみました。
ソ・インググ 木村拓哉
チョン・ソミン 深津絵里
パク・ソンウン 明石家さんま
コ・ミンシ 柴咲コウ
ソ・ウンス 井川遥
ソ・インググが語る「空から降る一億の星」秘話
まず、本作に出演することを決めた理由を
「原作があまりにも有名な作品なのでプレッシャーは大きかったですが、台本が面白く、原作とは異なる点もあり、ユ・ジェウォン監督のもと挑戦したという気持ちになりました。」
と原作を楽しんで視聴したうえで韓国版ならではの魅力を届けようと作品に臨んだことを明かしました。
撮影雰囲気について
「撮影現場に早くついても共演者やスタッフに挨拶をしてみんなで冗談を言いながら楽しく進みました。
現場にいる各自がとても明るくて、それぞれに合った役割をこなしていたので全員がムードメーカーのようでした。」
と物語の雰囲気はとは異なる明るく幸せな現場であったことを語りました。
空から降る一億の星【韓国ドラマ】感想・評価
原作である日本版のドラマを見ていないのですが、主演のソ・インググが演じていたムヨンというキャラクターはピッタリはまり役で、ミステリアスでつかみどころのない孤独な雰囲気を存分に発揮されていてとても素敵だと思いました。
ドラマの内容に合わせていろんな役になりきれる天性の才能は素晴らしいですね。
チョン・ソミンとの恋愛模様も悲しくも美しい2人の関係が儚くて引き込まれました。
パク・ソンウンの妹を思う兄の優しさがにじみでた演技も心がジーンとしました。
哀しさや苦しさが伝わる場面が多いのですが、それにともなう背景やOSTの効果もありより一層切なさが増し美しく表現されていて良かったです。
視聴率は残念な結果となりましたが、最後まで視聴された方の感想には、強烈な余韻が残る感動的な作品、ストーリーと演技力が素晴らしすぎる、原作を超える脚色で良かったなどといった称賛のコメントが相次ぎました。
最後に
韓国語ドラマは、最近ではリメイク版が活発化され様々なジャンルが出ていますが、やはりどの作品でも原作を超える人気を得るのが難しく成功例は多くない印象です。
本作も同様で原作とは異なるエンディングなど話題性や完成度は十分にありましたが、視聴率の低迷から抜け出すことができませんでした。
比べるのではなく完全にオリジナルドラマとして、実力のある俳優陣の演技と独特の世界観を楽しんでいただきたいなと思いました。