「華麗なる遺産」の演出チン・ヒョクと「美男<イケメン>ですね」の脚本家ホン姉妹がタッグを組んで、ソ・ジソプ×コン・ヒョジン×ソ・イングクという豪華キャストで贈る本作は、ラブコメとホラーが融合した新しいジャンルで多くの注目を集め、幅広い世代に受け入れられました。
キャスト、あらすじ、感想、みどころなどをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
主君の太陽【韓国ドラマ】キャスト一覧
全17話
日本編集版全20話
放送年度 SBS
2013年8月7日~2013年10月3日
平均視聴率 17.2%
最高視聴率 21.8%
監督 チン・ヒョク
脚本 ホン・ジョンウンとホン・ミラン
<脚本家ホン姉妹>
【チュ・ジュンウォン(チュグン)役】ソ・ジソプ
【テ・ゴンシル(テヤン)役】コン・ヒョジン
【カン・ウ役】ソ・イングク
【テ・イリョン役】キム・ユリ
【キム・グィド役】チェ・ジョンウ
【チュ・ソンラン役】キム・ミギョン
【ト・ソクチョル役】イ・ジョンウォン
【テ・ゴンリ役】パク・ヒボン
【高校時代のジュンウォン役】INFINITEエル
【チャ・ヒジュ役】ハン・ボルム
本作は「華麗なる遺産」から「青い海の伝説」などの大ヒット作を演出してきたチン・ヒョクさんと、数々の大ヒットラブコメの脚本家として知られるホン姉妹による作品で、同時間帯視聴率1位や最高視聴率21.8%などを記録した2013年を代表する作品です。
2013年のSBS演技大賞でも、ソ・ジソプさんが最優秀演技賞や10大スター賞を受賞し、ソ・イングクさんとキム・ユリさんがニュースター賞を受賞するなど多くの賞を受賞しました。
本作の主演のソ・ジソプさんとコン・ヒョジンさんの初共演作ということもあり話題を集めましたが、もう一人注目なのが助演のソ・イングクさんです。
2012年の「応答せよ1994」で一気に大ブレイクし、その後も映画「君に泳げ」やドラマに主演し2013年もその勢いは衰えることはありませんでした。
歌手としてもOSTに「恐れもなく」で参加したりと、その活躍は多岐に渡ります。
ソ・ジソプさんの子供時代を描くシーンがたびたび登場するこの作品は、その子役を誰が演じるのかも注目されていましたが、当初のZE:Aのヒョンシクさんから、最終的にはINFINITEのエルさんに決まったそうです。
エルさんは日本のテレビドラマにも出演経験があり、韓国KBSとスカパーが企画したドラマでも主演しています。
OST情報!
主君の太陽 OST (2CD) (SBS TVドラマ) (韓国版)(韓国盤)
この作品が大ヒットするとともに、OSTの良さも評価され、話題となりました。
このドラマは多くのブームを生み出したことでも有名で、登場人物のセリフが流行したり、造語が出来たり、ドラマに出登場する日本の絵本「あらしのよるに」も話題となり、上記のイ・ソングクさんの楽曲以外にもSISTARヒョリンさんの「狂わせる」、T(ユン・ミレ)さんの「Touch Love」なども好評を得て様々な配信チャートで「主君の太陽」OSTが上位にランクインしました。
そして最も韓国らしいのが、登場人物が着用したアイテムが流行したこと。特にソ・ジソプさんはピンクやグリーンといった派手なカラーのジャケットを劇中で着用しているのですが、まさかそれを真似するとは流石ですね。
主君の太陽あらすじ
ヒロインのテ・ゴンシル(コンヒョジン)は幽霊が見えるという特異体質のため、一般社会とは距離と保ち、ひっそりと暮らしています。
ある日、幽霊のおばあさんから頼みごとをされ出かけた帰りに偶然出会った一人の男性が、ゴンシルの運命を変えることに。
その男性とはショップングモール「キングダム」の社長チュ・ジュンウォン(ソジソプ)です。
不思議なことに彼に触れている時だけは、幽霊が見えなくなるということに気づいたゴンシルはそれ以降ジュンウォンに付きまとうようになります。
最初はゴンシルのことを疎ましく思っていたジュンウォンですが、彼女の特殊能力を利用して過去の悲しい事件を解決しようと思いつくのです。
ジュンウォンの傍にいたいゴンシルは雇ってもらったことに喜び、今後は能力を活かして様々な問題を解決していくことになります。
主君の太陽【韓国ドラマ】みどころ
このドラマは、見えないものが見えたり、聞こえたりして事件を解決する!という刑事・探偵ものの設定でありそう霊能力を、「幽霊の悩みを聞いて成仏させる」ということに利用した、ゴーストバスターズ的な要素もあるドラマです。
幽霊の登場場面などは特殊メイク70~80%、CGは20~30%を用い、表情も豊かでかなりリアルでホラー色の強さもありますが、変わり者の女に付きまとわれるイケメンなお金持ちという、コメディテイスト満載の作品でもあります。
ジュンウォンに触っている間は幽霊が見えなくてホッと出来ることもあり、やたらとジュンウォンの身体を触りまくるゴンシルが面白く、そんな可笑しなやり取りをしながら惹かれていく二人というのは、これまで見たことなかったラブコメ設定として新鮮でした。
クールなジュンウォンがゴンシルと関わることで徐々に変わっていくのもみどころです。
この作品以降「ああ、私の幽霊さま」「君を守る恋」など多くの「幽霊系作品」が登場していますが、やはりこの作品のヒットが大きいのだと思います。
「幽霊系」といっても本作のような、幽霊が見えるパターンや、幽霊と一緒に行動したり、幽霊に乗り移られて・・・と様々ですが、このドラマは「お悩み解決」要素が強く、毎回新たな幽霊が登場しそれを解決するという1話完結パターンに、軸としてジュンウォンとゴンシルの傷を癒す話、そして恋愛ドラマも展開されます。そのため毎回カメオ出演する俳優にも注目です。
そして、ジュンウォンを見張りゴンシルを見守るという謎多き男カン・ウも魅力的なキャラクターで、そのカン・ウにアプローチしゴンシルにライバル心むき出しのイリョンも強烈。
カン・ウを演じたイ・ソングクさんは謎めいてクールな魅力を発揮していますし、イリョン役のキム・ユリさんもこの手の役をやらせたら抜群です。
主君の太陽【韓国ドラマ】感想
主君の太陽死ぬ程おススメ❤️💛💛💚💙💜🖤💔❣️💕💞💓💖💗💘💝 pic.twitter.com/hsnA4gUv8o
— タ カ ノ(超絶高浮上) (@bts_tk_kr) 2017年11月8日
最後に
たしか、ソ・ジソプさん目当てでこのドラマを見てからコン・ヒョジンさんの魅力に気づいたんだったかな?
それまでは、どうも好みではなく(顔が)ヒット作品がたくさんあることは知っていたのに、手を出していませんでした。
ところが、このドラマの面白さと共に彼女の可愛らしさにも気づき、ほかの作品も見ることにしました。
すると、どれもこれも面白く今まで損してたともう反省した次第です。。。
ソ・ジソプさんについても、これまではクールな役柄のイメージしかなかったので、コミカルな役での新たな魅力も発見できました。
すでに多くの人に愛された作品ですが、見逃してる人がいたら是非見たほうがいいですよ!