出国 造られた工作員【韓国映画】キャスト・あらすじ・感想レビュー

 

出国造られた工作員韓国映画

イ・ボムス、ヨン・ウジン、パク・ヒョックォン、イ・ジョンヒョク共演によるスパイ・サスペンス映画!

祖国から見放され、信頼した人に騙され、家族も人質に取られた男にはスパイになるしか道はなかった・・・。

キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

出国 造られた工作員【韓国映画】キャスト一覧

2018年11月14日韓国にて公開
(日本公開日2019年7月26日)

上映時間:104分

監督:ノ・ギュヨプ

脚本:ノ・ギュヨプ、キム・スジン

【オ・ヨンミン役】イ・ボムス
経済学者。

 

【チェ・ムヒョク役】ヨン・ウジン
韓国国家安全企画部要員。

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【キム参事役】パク・ヒョックォン
北朝鮮工作員。

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【シン・ウンスク役】パク・チュミ
ヨンミンの妻。

 

【サム役】ロバート・ミカ
CIAドイツ支部副局長。

 

【ペク・キョンス役】チョン・ソグォン
北朝鮮工作員。

 

【チェ・ギチョル役】イ・ジョンヒョク
北朝鮮35号室海外専担課長。

 

実話を元に描かれた衝撃のスパイ・サスペンス作品。

主演は大ヒットドラマ「ジャイアント」やリーアム・ニーソンと共演した映画「オペレーション・クロマイト」などで知られるイ・ボムスさん。

本作では北朝鮮に家族を人質に取られた経済学者を演じ、誰も信じられない状況の中で家族を救うために奮闘する様を披露しています。

そんな主人公の友人で韓国国家安全企画部の要員でもある男を、ドラマ「7日の王妃」や「プリースト」などのヨン・ウジンさんが演じ、主人公の家族を拉致した北朝鮮の工作員をカメレオン俳優パク・ヒョックォンさんが演じ主人公たちと敵対することになります。

 

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出国 造られた工作員【韓国映画】あらすじ

1986年。ある韓国人が自分は北朝鮮のスパイだと告白し、空港にて取り調べを受けていた。

その韓国人は1970年に西ドイツに留学し、その後亡命した経済学者のヨンミン(イボムス)。

亡命先でもなかなか評価されないことを嘆いていたヨンミンは、ある人物の誘いを受け北朝鮮で大学教授として働くことを選びます。

しかし、北朝鮮で待っていたのは工作員としての過酷な訓練で、その結果工作員として家族と共に再び西ドイツへやって来ることになります。

ヨンミンは空港で何とか逃亡を試みたのですが、失敗し妻と娘が北朝鮮の工作員に捕らわれてしまいます。

各国の情報機関はヨンミンを利用して北朝鮮のスパイを捕まえようと彼を泳がせることにするのですが・・・。

 

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出国 造られた工作員【韓国映画】みどころ

本作は、韓国から西ドイツに亡命した経済学者が北朝鮮に拉致された家族を取り戻そうと奮闘する姿を描いたスパイ・サスペンス映画です。

舞台はまだベルリンの壁が存在していた1986年の東西ドイツ。

そこにはCIAをはじめとする各国の情報機関が暗躍しており、主人公も二重スパイではないかと怪しまれてしまいます。

家族を人質に取られ北朝鮮の工作員として西ドイツにやって来た主人公ヨンミンと、韓国の要員であることを隠してヨンミンに近付いていた友人のムヒョク、そしてヨンミンの妻と娘を拉致した北朝鮮の工作員キム参事。

そして、この争いに参入すべきか考えあぐねているCIAに、ヨンミンの家族を救うか見捨てるかで意見の割れる韓国国家安全企画部、さらにキム参事の独断行動に頭を悩ませている北朝鮮の上層部など、国家同士の牽制やスパイたちの騙し合いなど様々な人間模様が描かれます。

祖国に見捨てられ、他国の助けも得られず、誰も信じられなくなったヨンミンは、無事に家族を救い出すことが出来るのか!?

 

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出国 造られた工作員【韓国映画】感想・評価

東西冷戦時代のベルリンを舞台とするのはスパイものでは定番の設定なんですが、そこに家族ドラマを持ち込んだのが韓国映画の上手いところ。とはいえ、どうにも引っ掛かるところがいくつもある作品なんですよね。

家族が拉致されたのも北朝鮮のスパイになったのも、そもそもは主人公の甘い考えから北朝鮮に騙されたのが原因ですし、韓国から西ドイツに亡命したのに冷遇されるのが我慢ならないから北朝鮮に行こうというのも気が知れません。まぁ、言葉巧みに優秀な人材を集めていたなんてことは本当にあったんでしょうけど、あまりにも不用心過ぎる!

そんな主人公の行動が納得いかないこと以外も本作には様々な突っ込みどころがあり、空港で助けを求めるという場面で子供と手を繋いでいないのはあり得ませんし、のちには娘を車で拉致されたりと主人公は緊張感無さすぎます。ドイツにいる北の高官を主人公が拉致できたのも都合よすぎですし、CIAが主人公を泳がせていた目的もよく分からない。実際何度も計画を諦めてますしね。

クライマックスで韓国、北朝鮮、CIA、東ドイツ秘密警察などが一ヶ所に集まってくる展開はとてもスリリングで面白かったのですが、それまでの展開はスパイものとしてイマイチ盛り上がりに欠けました。

主人公がラストで娘の成長した姿を写真で見るのはグッときましたし、北朝鮮と韓国とで家族が離ればなれなままなのも悲しく思ったんですけど、実話を元にしたというわりには明らかにフィクションな展開が多すぎるように思いました!

まとめ:題材はいいですし、それなりに面白いシーンもあったんですが、スパイものとしては盛り上がりに欠けていたように思いました。

当時の世界情勢などに詳しければもっと楽しめたのかも・・・。でもそれにしたってただの経済学者がスパイたちとまともに渡り合える訳がないですよね!

最後に

そもそもの話、世界からスパイが終結していたとされる当時のベルリンで、韓国と北朝鮮とCIAがドンパチやってたなんて事実なんですかね?

この辺りのことは世界情勢などに詳しくないとイマイチピンとこないですし、舞台はベルリンなのに西ドイツの関係者が出てこないのも疑問に思いました。

 

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