ドラマ「相続者たち」「スタートアップ」「ホテルデルーナ」などに出演のシーンスティラー、ソ・イソクを紹介します。
プロフィールと来歴、BTSファンであること、結婚について、甲状腺癌と愛犬、インスタグラムをまとめました。
(トップ画像https://entertain.naver.com/より)
女優ソイスクのプロフィール
1966年10月25日生まれ
韓国漣川郡出身
家族:母・弟
ソ・イスクは田舎育ちのため、子供時代は演劇などの芸術に触れる機会が極端に少なかったそうです。
高校生の頃、バトミントン選手として活躍しており、大学は特技生として入学しようとしていました。
国家代表選手選抜戦に出場できるかどうかのところまで行ったそうですが、直前で落選。
結局、高校卒業後は水原市農村振興庁のコーチとなりました。(市民の生活体育の先生)
そんな中、水原芸術劇場である演劇を観て感銘を受け、20歳の時水原芸術劇場団員に入団。
昼間は2本の児童劇を演じ、夜はまた別の演目で舞台に上がる生活で、ポスターを貼ったりとても大変な日々でしたがすべてが楽しかったそうです。
1989年(23歳)、劇団ミチュに入団。そこで韓国伝統芸能の演目をしたときに、国学に興味を持ち、大学の国学科に入学。
韓国舞踊、現代舞踊、パンソリ(韓国伝統口承文芸)などを学んだそうです。
2003年(37歳)の舞台で初主演を務め、東亜演劇賞演技賞の他、いくつかの賞を受け演劇界で最も忙しい女優となりました。
この劇団の後輩たちが先にドラマや映画界へ進出する姿を見て、うらやましいと思いながらもソイスクは劇団を出る勇気がなく、さらに自分を高めるために残っていたそうです。
20歳のころから20年以上、出演は舞台ばかりで、2010年(44歳)からドラマに出演するようになります。
女優として認められ注目されるようになり、さらに幅広く活動しようとしていた2011年(45歳)、甲状腺癌の診断を受けました。(後述)
2019年(53歳)ドラマ「ホテルデルーナ」では1人6役を演じ、話題に。
役ごとに声のトーンを替えることを意識しましたが、シーンが増えるたびに混乱して難しかったそうです。
2020年頃からバラエティにも出演するようになり、現在お茶の間に親しみある女優さんです。
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女優ソイスクはBTSファン
ソイスクはなんとBTSの大ファンで、アーミーなんです!※アーミー:BTSのファンのこと
舞台女優として長年活躍してきたソイスクならではのBTSの分析が面白いです。
「他の歌手とは何かが違う。アーティストという感じ」
「メンバーのエネルギーが同じ。誰か一人がとびぬけてるとか、そういうのがない。」
「コンサートには行ったことないけど、舞台もすごくうまいと思う」
と話していました。
ソイスクの結婚は?
韓国サイトで「ソイスク」と検索すると「結婚」「息子」というワードが出てきたことがありましたが、現在まで未婚でお子さんもいません。
2014年に出演したトーク番組で、演技人生26年の中で一つ後悔していることがあるとして「結婚」を挙げました。
演技に没頭するなかで、結婚を考える余裕がなく、タイミングを逃してしまったとか。
それから7年後の2021年のトーク番組では20代の頃に結婚を考えた人がいたことも話しています。
その彼のご両親が演劇女優との結婚を反対しており、それが原因で破局したそうで、
「職業のことで文句を言われるのは耐えられなかった。もし結婚していたらとても苦労していたと思う」
とその時の選択は正しかったと話しています。
2018年のトーク番組では
「いい人がいれば結婚したい」
とも語っており、現在韓国で増えている非婚主義者というわけではなさそうです。
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女優ソイスクが甲状腺癌だった?
来歴の項目でもお伝えした通り、長い無名時代の末に注目されるようになってきた2011年、ソイスクは甲状腺癌の診断を受けました。
のどの管理が重要な女優なのに、のどの癌だなんて・・・
なんでこんな試練が訪れるのか、絶望したそうです。
手術後も泣いてばかりいるソイスクに、友達が犬を飼えば気力が出る、との勧めで犬を飼うことに。
自分が犬のママになるなんて思いもしなかった、というほど動物には関心がなかったようですがワンちゃんと暮らすようになって、痛みもつらさも吹っ飛ぶほどとても幸せを感じたとか。
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二匹の愛犬と↑
「犬の散歩をするために、自分も自然と運動することになる。愛犬が人生を健康的に生きるようにしてくれた」
と話しています。また
「すべての動物が好きになった。以前は虫も怖かったが、そういう恐怖もなくなった。道端に咲く花、草をみて命の大切さを改めて感じ、この世界が人間中心ではないというのがわかった。謙遜する心を持たなくてはいけないことがわかった」
と、闘病中に出会ったワンちゃんですから、人生観を変えるほど大きな影響があったようです。
甲状腺癌の手術後、ある程度回復したと思い、再び演劇の舞台に立とうとしました。
ところがやはりまだ無理だったのか、出演できなかったそうです。
帰って来てワンちゃんを抱いて声をあげて泣きました。
そのつらい時期を愛犬と乗り越え、現在は再発もないようです。
当時はまだ全国的にそれほど有名ではなかったため、甲状腺癌であることは報道されていません。
癌闘病をしていたことがある、というのは近年語られるまで一般には知られていなかったようです。
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女優ソイスクのインスタグラム
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ドラマ「スタートアップ」の共演者の方と
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最後に
演劇デビューしてからも自分は女優に向いているのか?この道でいいのか?と悩んでいたとか。
初心として「3年は続けよう」という信念があり、3年続けましたが何も見えては来ませんでした。
さらに3年経ってもまだ答えは見つからず・・・
そんな時、俳優の先輩に
「俳優は40歳になって初めて舞台に足がつくものだ」
と言われ、これまでの6年間もつらかったのに40歳になるまで答えが見えないだなんて・・・と絶句したそうです。
しかし俳優というのは人の人生を演じるもの。
観客の心に残る演技をしようとしたら40歳くらいにならないと共感されないのではないか・・・
これには終わりも答えもなく、女優という道を選んだ以上一生悩み続けるんだなと思いました。
後輩にはいつも
「10年は耐えなさい。で、この道じゃないと思ったらすぐに進路を変えなさい」
とアドバイスしているそうです。
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