日本でもリメイクされた人気のサスペンスシリーズ第3弾!
イ・ハナ、イ・ジヌク主演。クォン・ユル、パク・ビョンウン共演で贈る本格サイコスリラー!!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ボイス3【韓国ドラマ】キャスト一覧
U-NEXT全16話
平均視聴率:4.26%
最高視聴率:5.517%
放送期間:2019年5月11日から2019年6月30日まで韓国で放送
演出:ナム・ギフン
「私が恋した男オ・ス」「僕が見つけたシンデレラ」など
脚本:マ・ジンウォン
「ボイス~112の奇跡~」シリーズなど
【カン・グォンジュ役】イ・ハナ
112通報センターのセンター長兼、ゴールデンタイムチームのチーム長。ボイスプロファイラー。
【ト・ガンウ役】イ・ジヌク
ゴールデンタイムチーム出動チーム長。10ヶ月の間行方不明だった。
【パク・ウンス役】ソン・ウンソ
ゴールデンタイムチームメンバー。5ヵ国語に堪能なグォンジュの右腕的存在。
【チン・ソユル役】キム・ウソク
ゴールデンタイムチームメンバー。元凄腕ハッカーで情報分析担当。
【パク・ジュンギ役】キム・ジュンギ
ゴールデンタイムチーム出動チームメンバー。
【ク・グァンス役】ソン・ブゴン
ゴールデンタイムチーム出動チームメンバー。
【ナ係長(ナ・ホンス)役】ユ・スンモク
プンサン警察庁強行犯係長。前作ではガンウと敵対していたが、真相が明かされてからはガンウの身を案じている。
【ユ・ジェチョン役】ハン・ガプス
プンサン警察庁新庁長。
【パン・ジェス役】クォン・ユル
元海洋警察官。前作で猟奇殺人犯ということが判明した闇サイト運営者。現在刑務所に収監中。
【金木正幸役】パク・ビョンウン
プンサン大学教授。大阪で殺害された画家の夫。
【クァク・ドッキ役】アン・セハ
前作ではガンウの相棒だったが実はジェスの仲間だということが判明し、爆発事件以降身を潜めている。
本作は、チャン・ヒョク、イ・ハナ主演で大ヒットした2017年のドラマ「ボイス~112の奇跡~」シリーズの第3弾!
前作からチーム長役として加入したイ・ジヌクが本作でも引き続き出演し、シリーズ通してセンター長役を演じているイ・ハナやチームメンバーも前作同様のメンツとなっています。
スポンサーリンク
ボイス3【韓国ドラマ】あらすじ
猟奇殺人犯ジェスとの戦いから10ヶ月。
犯人の仕掛けた爆弾による爆発に巻き込まれ入院していたゴールデンタイムチームセンター長のグォンジュは、久々に112通報センターに復帰を果たし事件以降行方不明となっている出動チーム長ガンウの捜索に当たっていた。
爆発に巻き込まれたことからか、グォンジュのボイスプロファイラー能力にも影響を及ぼしており、時折謎の耳鳴りに悩まされていました。
そんな中、日本でガンウの目撃情報が入り、グォンジュはゴールデンタイムチームのメンバーたちを引き連れ大阪へとやってきます。しかし、再会を果たしたガンウの態度は冷たいもので・・・。
スポンサーリンク
ボイス3【韓国ドラマ】みどころ
本作は前作のパート2(「ボイス2後編」といった感じ)とも言えるシリーズ第3弾。
舞台を大阪に移し、ガンウの過去や前作では明かされなかった事件の全容が描かれていきます。
前作に引き続き、声や音からプロファイリングするヒロイン・グォンジュと、トラウマを抱えた刑事ガンウの活躍が描かれ、新たに登場する猟奇殺人犯と対決することとなります。
ここでポイントとなるのは、グォンジュが爆発事件の後遺症から能力に異常をきたし、ガンウもまた薬なしでは動けない身体となっているということ。
満身創痍の中で凶悪な犯人とまともに対峙することが出来るのか!?
そして舞台が大阪ということもあり、多くの俳優陣が日本人役を演じ日本語も数多く飛び交います。
主人公たちは日本の警察と対立したり、それを韓国から仲間たちが支えたりとこれまでのシリーズにはない展開が待っています!
スポンサーリンク
ボイス3【韓国ドラマ】感想は日本語が〇〇?
本作を見た日本人視聴者の大部分の方が言っている通り、ストーリーが全く入ってこない作品でした!
それは前作にも同様な点がありましたし、他の韓国ドラマや映画でもたまに見かける問題点がなんですが、本作は特に”それ”が酷いんです。
“それ”とは、日本語があまりにカタコト過ぎるということ!しかも、それを全編通して見る羽目に・・・。
前作から新しく加わったイ・ジヌクの役どころが大阪で育ったという設定で、本作の舞台は大阪になっているんですが、そこに登場する日本人キャラクターたちがほとんどカタコトなので、そこばかりが気になって内容なんて入ってこないんですよね。
あまりにカタコトだと演技も下手に見えてしまいますし、逆にたまに出てくる日本語が上手な人の方が悪目立ちしてしまってるんです。
その上、日本の政治家役の人が作中でもトップレベルにカタコトだったり、大阪なのに関西弁を誰もしゃべらないというのは違和感がありますし、どう見ても大阪ではないロケーションばかりなのも引っ掛かりました。
出てくる建物も昭和チックな感じのものばかりですし、どう見ても一度も日本に来たことがない人がセットを組んだんじゃないかと思う位ヘンテコなんです。
今時こんな間違いをするなんて、スタッフは下調べもしなかったんでしょうか?
そもそも、ほぼ日本での話なら日本人俳優を起用すれば良かったと思いますし、それが何らかの問題で出来ないのなら舞台をわざわざ日本にしなくてもよかったと思います。
ストーリー上の悪役に日本人キャラクターを使った方がいいと考えたのかもしれないですが、スリリングな展開もカタコトの日本語のせいで台無しですし、そのせいでサスペンスなのに笑えてしまうという妙な結果になってしまっています。
それに通報センターである”ゴールデンタイムチーム”が持ち場を離れて大阪に行くなんてありえないですよね?とにかく数えきれないほど突っ込みどころ満載の作品でした。
大阪は韓国で人気の旅行先として有名なので舞台として選ばれたのかもしれませんが、こんなに粗ばかりだと韓国の方が見ても違和感があるんじゃないでしょうか?
まとめ:設定、展開、日本語など、全編通して突っ込みどころ満載な作品でした!
正確に日本や大阪について描けないのなら、舞台は別の場所にすべきだったと思います。シリーズ第1作を傑作だと思った方は2,3は見ない方がいいかもしれません。
ボイスシーズン4があるの?
2020年10月にボイスシーズン4の制作が確定。
ソンスンホン&イハナ主演で、2021年6月から放送されました。
最後に
本作のグロさや悪役のサイコパス具合などはシリーズ随一といっても過言ではないレベルになっていたんですが、日本語カタコト問題以外にも突っ込みどころは多く、色々と違和感まみれな作品でした。
本作で起こる事件一つをとってもこれまでより雑な気がして、日本語問題が無かったとしてもかなり無理があったと思います。
本作のラストでも続編を匂わす演出がありましたが、ガラッと内容を変えるか原点回帰しない限りは見る気は起きませんね。