日本の大ヒットドラマを韓国でリメイク！
チャ・テヒョン、ペ・ドゥナ、イエル、ソン・ソック共演。結婚と離婚を通して家族と恋愛をユニークに描いたラブコメディ！
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
（トップ画像公式ページより）
最高の離婚【韓国ドラマ】キャスト一覧
U-NEXT全20話
Netflix全20話
平均視聴率：3.38%
最高視聴率：4.5%
放送期間：2018年10月8日から2018年11月27日まで韓国で放送
演出：ユ・ヒョンギ
「ドラゴン桜」
「いとしのソヨン」
「優しくない女たち」など
脚本：ムン・ジョンミン
【チョ・ソンム役】チャ・テヒョン
警備会社社員。読書好き。
【カン・フィル役】ペ・ドゥナ
ソンムの元妻。大雑把な性格。
【チン・ユヨン役】イエル
ソンムの大学時代の恋人。ブティック経営。
【イ・ジャンヒョン役】ソン・ソック
ユヨンの夫。美術大学教授。何人もの愛人がいる。
【イム・シホ役】ウィ・ハジュン
ミュージシャン。フィルに惹かれている。実はソンムの後輩。
【カン・マル役】キム・ヘジュン
フィルの妹。ミスクのカフェでバイトをしている。
【チュ・スギョン役】ハ・ユンギョン
マルの同僚で同居人。
【コ・ミスク役】ムン・スク
ソンムの祖母。カフェ経営。フィルと仲良し。
本作は2013年に瑛太、尾野真千子、真木よう子、綾野剛共演で人気を博した日本のドラマ「最高の離婚」を韓国でリメイクした作品。
監督は最高視聴率49.3%を記録した「いとしのソヨン」などを手掛けたユ・ヒョンギさん。
主演は韓国を代表する俳優チャ・テヒョンさんとペ・ドゥナさん。
チャ・テヒョンさんは映画・ドラマ・バラエティーと多方面で活躍する日本でも有名な俳優さんで、コミカルなキャラクターに定評がありました。しかし近年ではシリアスな役柄を演じることも多く、本作でも気難しい役柄を演じつつ時折お得意のコミカル演技も見せるなど、その演技力の高さを遺憾なく発揮しています。
映画女優としてのイメージが強いペ・ドゥナさんですが、彼女にとって本作は7年ぶりの地上波ドラマ出演(近年の出演ドラマ「秘密の森」シリーズはケーブルテレビ作品)となります。彼女も日本の映画やハリウッド作品にも出演し日本での知名度も高い女優さんで、チャ・テヒョンさんとの豪華共演が話題となりました。
共演のイエルさんはドラマ「トッケビ」でブレイクした女優さんですが、地上波ドラマのメインキャストを演じるのは本作が初。これまでは個性的なキャラクターを演じることが多かった彼女ですが、本作では夫の浮気を知りながらも何も言えずにいる控え目な女性を演じています。
そして、本作で魔性の男を演じているソン・ソックさんは、2018年に韓国ドラマデビューしたばかりという今注目の俳優さんです。これまでにはバスケ選手を目指したり舞台俳優として活動していましたが、その後韓仏合作映画に出演したり、海外ドラマ「センス8」でペ・ドゥナさんとも共演していたりとかなり異色の経歴を持ちます。そしてドラマ出演わずか三作目にして本作でメインキャストを務めることになりました。
本作のOSTには、出演者でもあるチャ・テヒョンさん、ウィ・ハジュンさん歌唱によるバラードや、Apinkのメンバーのボミ&ナムジュによる楽曲などがあります。
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最高の離婚【韓国ドラマ】あらすじ
結婚して3年になるチョ・ソンム（チャテヒョン）とカン・フィル（ペドゥナ）夫婦は毎日のようにケンカばかりしていました。
それもそのはず、ソンムはきれい好きで神経質なのに対して、一方のフィルは片付けや料理もまともに出来ない大雑把な性格という対照的な二人だったからです。
ある日もちょっとしたことでケンカになり、その結果二人は離婚を決意するまでになってしまいます。
しかし、フィルと仲良しなソンムの祖母や、手術を控えているフィルの父親のことなどを考えると二人が離婚したことをなかなか言い出せず、離婚したにもかかわらず二人は同棲生活を続けることになります。
そんな中、ソンムの前に大学時代の恋人チン・ユヨン（イエル）が現れます。
彼女にはイ・ジャンヒョン（ソンソック）という夫がいたのですが、なんとその夫は連日のように浮気をしているようで・・・。
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最高の離婚【韓国ドラマ】みどころ
本作は結婚や離婚、そして家族というもののあり方について描いたラブコメディ作品です。
オリジナルである日本のドラマと基本的には同じ設定と展開の作品なんですが、キャラクターの職業が変更されていたり追加のキャラクターがいたりと変更点も多く、特にソンムとフィルの両親や家族が度々登場することで家族ドラマとしての割合が強くなっているのが特徴です。
当初は主人公たちが離婚したことを隠しながら奇妙な同居生活を送る過程がコミカルに描かれていくのですが、そこにかつての恋人とその夫や、主人公たちにアピールしてくる年下の男女たちが現れることで、元夫婦の主人公たちはおかしな嫉妬を覚えるようになります。
そして、離婚したことでお互いのことが見えてきたり、元恋人と再会することで過去の自分と向き合えたり、好きになってくれる相手が現れることで自分の魅力を再発見できたりと、結婚や離婚について深く考えさせられる内容となっています。
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最高の離婚【韓国ドラマ】感想・評価
やはり日本版と比べると物足りないところが多く感じました。
比較したらの話ですが、コミカルなやりとりも少ないですし、キャラクターが濃いのが魅力だったのが印象が薄くなっているなど、コメディとしてかなり抑え気味になってましたね。
そして、キャストの平均年齢が高いのも気になるところで、オリジナルの設定がアラサーだったこともあってか違和感がありました。一回り若いキャストでリメイクしてたら印象が違ったかもしれませんね。
加えて話が長すぎる問題。他のリメイク作品でも言えることですが、日本の11話程度のドラマを韓国でリメイクすると16話やそれ以上になっているので(本作は1話約50分編集で全20話)、どうしてもストーリーが間延びしているように感じるんです。
所々でチャ・テヒョンさんのコミカルさが発揮されたシーンもありますし、ほっこりする場面などもあるんですが、全体的には地味な作りでした。
ただ、オリジナルを知らない人からすると結婚生活のあれやこれやを丁寧に描いた珍しいタイプの韓国ドラマだと映るでしょうし、他の韓国ドラマのような有り得ない設定や展開がないのが逆に新鮮に思えるかもしれません。
日本版が好きな人からすると期待外れに感じるかもしれませんが、全くの別物として見ればなかなかの良作だと思いますね！
最後に
最初はどうしてもオリジナルと比べてしまってダメなところや変更点ばかりが気になって見ていたんですが、ストーリーが進んでオリジナルには無い要素が多く出てくると楽しめるようになりました。
リメイク作ならではのアレンジを最初から加えてくれてた方がもっと楽しめたかもしれませんね！
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