「イニョン王妃の男」のチ・ヒョヌが精神科医として主演!!シェアハウスで生活する現代の若者たちの恋愛、仕事、友情を描いたラブコメディー
キャスト、あらすじ、感想、視聴率などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
恋愛は面倒くさいけど寂しいのはいやキャスト一覧
全10回
2020年11月より韓国で放送
平均視聴率 0.3%
最高視聴率 0.6%
脚本 チョ・ジンググ「運命のように君を愛してる」「ソウルメイト」
チェ・ユジョン
演出 イ・ヒョンジュ「想像ネコ~僕とポッキルと彼女の話~」
【チャ・ガウン役】チ・ヒョヌ
【イ・ナウン役】キム・ソウン
【カン・ヒョンジン役】パク・ゴニル
【チョン・フン役】ゴンチャン
【チェ・ギョンウォン役】ハン・ジワン
【キム・ドンソク役】キム・サノ
【ハン・アルム役】ソン・ジヒョン
本作は他人の恋愛相談や治療に応じるも自身の恋愛には興味のない精神科医と夢を追いかけ恋愛はお休み中の今時女子とを中心にシェアハウスで暮らす住人をも巻き込んだポップな現代共感型のラブコメドラマです
OSTに BTOBのウングァンが参加している楽曲があるのですが、この曲はドラマのOSTラインナップが公開された時から正式発売への問い合わせが殺到したそうです。
ウングァン特有の柔らかい歌声と洗練されたポップなメロディーが劇中の雰囲気とシンクロし感性を高めています。
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恋愛は面倒くさいけど寂しいのはいやあらすじ
小説家を夢見るイ・ナウン(キム・ソウン)はある時、道端で女性に暴力をふるおうとしている男性をみかけ正義感の強いナウンは思わず飛び掛かり、女性を助けようとします。
その男性は精神科医のチャ・ガウン(チ・ヒョヌ)で、暴力をふるおうとしていたのではなく治療の一種でありナウンの早とちりで誤解だったのですが、そんな事情を知る由もないナウンはガウンを怒鳴りつけ去ってしまいます。
その後、ナウンは住んでいたアパートが崩壊してしまい親友のカン・ヒョンジン(ゴニル)が住むシェアハウスにしばらく身を寄せることに。
そこで、ナウンはガウンと再会してしまいます。
ガウンのことをDV男性だと思っているナウンはシェアハウス内で人気のあるガウンに対して困惑します。
そして実はヒョンジンとガウンも隣の部屋に住む大の仲良しだったのです。
こうしてナウンはシェアハウスでの生活がスタートするのですが、シェアハウスのオーナーのキム・ドンソク(キム・サノ)やVIPのボディーガードで物静かだが情の厚いチョン・フン(ゴンチャン)などそれぞれ事情をかかえながらも仲良く生活する住人たちに囲まれ自身の生活にも変化が生まれて・・・。
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恋愛は面倒くさいけど寂しいのはいや視聴率について
残念ながら初回の0.6%を越えられず低迷状態のまま終了してしまいました。
これは20代から30代女性をターゲットにした内容だったので、幅広い年代に受け入れられるようなタイプのドラマではなかったのかもしれません。
そして大人なラブシーンも含まれていたもののラブコメ特有の幼稚さが見えてしまったところがあるのも否めないです。
恋愛は面倒くさいけど寂しいのはいや感想
主演のチ・ヒョヌさんは表情から優しさが零れ落ちるようで、笑顔にも癒され俳優さんですが、本作でもその人の良さがでたキャラクターがバッチリ合っていたと思います。
勘違いから最悪の出会いを経て、恋に発展していく王道のパターンではじまっており、シェアハウスを舞台にして繰り広げられる設定は現代らしくて新鮮味もありました。
登場人物もタイトル通り、「恋愛はしたいけどめんどくさい、でも寂しいのは嫌」という現代の悩める若者らしい心境をよく捉えたキャラクター設定で悪く言えば、特に目立った特徴がないと言えるかもしれません。
しかしこんな人、近くにいそう!というリアリティーがあって共感を呼ぶような人物が集められていたと思います。
恋愛中心で描かれているストーリーではありますが、シェアハウス内で芽生える友情や結束力が生まれる過程も良かったです。
三角関係の結末やシェアハウスの住人たちの今後といった最終回の行方は大どんでん返しがない限りある程度予想がつくような展開で進められていますが、そうであったとしても最後まで見届けたいと思えましたし、予想を裏切らない形で終わったのでラブコメが好きな方は楽しめるはずです。
全10話というのは他のドラマに比べると短いものの、これ以上長くなってもダレてしまって途中で見なくなってしまったかもしれないので丁度良かったと思います。
軽いタッチの作品ですが、所々ですごく癒される台詞があったりもしたのでそのへんも観て頂きたいです。
最後に
近年になってシェアハウスでの生活を追うドキュメンタリー番組なんかがあったりしますが、人との関わりがだんだん薄くなっていたりご近所付き合いが煩わしいと思いがちな現代において数名の男女が困ったことがあれば相談したり、嬉しいことがあれば共に喜んだりする仲間がすぐそばにいるのって良いなってドラマを見ながら思いました。
もちろん現実は良い面ばかりが見えたドラマのようにはいかないのだろうとも想像できますがプライベートも重視しつつ適度な距離間を保ちながら生活できるなら新しいライフスタイルの形式としてありだなと思いました。