日本の人気ドラマリメイク作品!!パク・ハソンとイ・サンヨプが織りなす 韓国版“昼顔”!!禁断の恋に落ちた男女の運命の歯車が動きだす!!
キャスト、あらすじや感想、キャストインタビュー、日本の昼顔との比較などをまとめました。
平日午後3時の恋人【韓国ドラマ】キャスト一覧
全16回
2019年7月より韓国で放送
平均視聴率 1.54%
最高視聴率 2.11%
脚本 ユ・ソジョン
演出 キム・ジョンミン
「バットガイズ~悪い奴ら~」
「ヒーロー」
【ソン・ジウン役】パク・ハソン
【ユン・ジョンウ役】イ・サンヨプ
【チェ・スア役】イェ・ジウォン
【ト・ハユン役】チョ・ドンヒョク
【ジン・チャングク役】チョン・サンフン
【イ・ヨンジェ役】チェ・ビョンモ
【ノ・ミヨン役】リュ・アベル
【ナ・エジャ役】キム・ミギョン
【カン・チョル役】オ・ドンミン
【コ・ユナ役】パク・ミンジ
【パク・ジミン役】シン・ウォノ
本作は2014年にフジテレビで放送され映画化までされた大ヒットドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」のリメイク作品です。
挑発的なラブストーリーを繊細なタッチで描いていて細かい心理描写やタブーとされる愛に溺れる苦しみの心境が色濃く集約されているので視聴者の胸を熱くする出来栄えです。
主演としてキャスティングされたパク・ハソン、イ・サンヨプ、イェ・ジウォン、チョ・ドンヒョクの4人の男女の個性と演技の実力がうまくマッチしていて、ストーリーにより深みを与え訴えかけるような切実とした没入感を増すことに成功しています。
視聴率についても1%台でスタートするも後半では2%を超えチャンネルAのドラマ史上最高を記録することとなり、話題性、結果ともに良好であったといえます。
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平日午後3時の恋人【韓国ドラマ】あらすじ
公務員の夫と結婚5年目のソン・ジウン(パク・ハソン)は子供もなく、平凡な毎日を過ごしていました。
ある日、隣に引っ越してきたチェ・スア(イェ・ジウォン)が若い男性と不倫をしているのを目撃してしまい、スアはジウンにアリバイ作りの協力を頼むことに。
子供にも恵まれ裕福な暮らしをしているスアの意外な一面に驚きと嫌悪感を示すもしぶしぶ手伝いを承諾します。
そんな中、生物の教師をしているユン・ジョンウ(イ・サンヨプ)に出会ったジウンは互いに結婚している身でありいけないと知りつつも強く惹かれていくのでした。
そしてスアもまた芸術家として才能を開花させようとするト・ハユン(チョ・ドンヒョク)に出会い深く愛してしまい・・・。
許されない愛の落ちてしまった男女の結末は・・・。
主演パク・ハソンインタビュー
ジウン役を演じたパク・ハソンさんは本作を自分の人生に残る作品になったと挙げていますがその理由が
「出演したドラマの中で最も綺麗に映っています。良い機材を使い、綺麗に見える角度を研究してくださっていたりでスタッフさんたちは本当に丁寧に、一生懸命に撮っていただきました」
と語り、加えて
「一緒に仕事をした方々が本当に良くて、その上、息がぴったり合うドラマだったので現場の雰囲気もどんな状況でも重くなることなく、すごく力をもらえる作品でした。今までにも良いチームはたくさんありましたが最も良かったです」
と称賛しました。
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平日午後3時の恋人【韓国ドラマ】日本版との違いは!?
日本ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」と韓国版との比較をしてみました。
まずキャスティングですが下記のようになっています。
大まかなキャラクター設定は同じです。
パク・ハソン・・・上戸彩
イ・サンヨプ・・・斎藤工
イェ・ジウォン・・・吉瀬美智子
チョ・ドンヒョク・・・北村一輝
日本版の放送時には「昼顔」というワードがその年の流行語にノミネートされるなど社会現象化するほどの人気を得ました。
“不倫”という嫌悪感を示さざるを得ない際どい内容でここまで支持を得るのは簡単なことではないと思いますが、叙情的な世界観と圧倒的な映像美で視聴者を虜にした魅惑の“美“が韓国版でも生かされた仕様になっているので両方見るも良し、比べて見るも良しだと思います。
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平日午後3時の恋人【韓国ドラマ】感想
不倫ものというと必然的にドロドロしたイメージがあり、まして韓国ドラマだけあって壮絶な修羅場を思わせる破天荒な展開を予想してしまいがちです。
しかし本作は、どこにでもありそうな一般的な日常を送る人物でも運命のような出会いによって一転してしまう過程をごく自然に描いていてなんとなく目が離せなくなる、この先が気になるという具合にいつの間にかドラマの世界観に魅せられていきました。
既婚者でありながらどうしようもなく惹かれてしまう異性に出会ってしまったことにより、引き返すこともできず苦しみながらも愛することを止められない葛藤も心が痛くなるような素晴らしい演技力で表現されていました。
多くの視聴者から「不倫を支持、美化するわけではないが主人公たちを応援したい」という意見が広がったといい、不倫=汚いという単純な方程式では収まらない愛の形がやがて真心となり“幸せ”と見出してほしいと願いたくなるようなキャラクターだったのだと思います。
生きているといろんな人と出会い、別れを繰り返すけれど身を焦がすほどの愛に落ちる時がいつどんな時に訪れるのかはわからないものだな、なんていうのも漠然と考えたりもしました。
最後に
俳優さんや女優さんはその作品によっていろんな顔を見せるものですが、本作に登場しているイ・サンヨプさんを見て改めてすごさを感じました。
「あなたが眠っている間に」では嫌味な悪役をこなされ、「トップスターユベク」ではコミカルな3枚目田舎男子を演じられていたのが記憶に新しかったので、本作での優しさに秘めた色気のある雰囲気がまた魅力的にうつり演技の幅広さを見せつけられたように思います。
次回作ではどんな表情が見られるのかそんな期待感も湧きました。