貧富格差と学校暴力、入試戦争、家庭暴力など家族と社会問題をテーマにした視聴率30%越えの話題作!
しかしかなりの批判もあった作品です。
キャストや韓国での評価、批判の内容、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ペントハウス【韓国ドラマ】キャスト
シーズン1:2020年10月26日~翌年1月5日(21部)
シーズン2:2021年2月19日~4月2日(13部)
シーズン3:2021年6月4日~9月10日(14部)
演出:チュ・ドンミン
「皇后の品格」
脚本:メイン作家キム・スンオク
「皇后の品格」「私はチャンボリ」
ミン・ジヒョン、パク・ヨンラン、キム・ファヨン
【オ・ユニ役】ユジン
【チョン・ソジン役】キム・ソヨン
【シム・スリョン役】イ・ジア
【チュ・ダンテ役】オム・ギジュン
【チュ・ソクフン役】キム・ヨンデ
【チュ・ソッキョン役】ハン・ジヒョン
【カン・マリ役】シン・ウンギョン
【イ・ギュジン役】ポン・テギュ
【ハ・ユンチョル役】ユン・ジョンフン
【ロ・ゴンリ役】パク・ウンソク
【コ・サンア役】ユン・ジュヒ
ペントハウスシーズン3
【ジュンギ役】オン・ジュワン
【ユ・ドンピル役】パク・ホサン
超高層タワーマンション「ペントハウス」を舞台にした受験生の母親たちの物語。財閥や不倫、出生の秘密、いじめなどなど、韓ドラ鉄板の愛憎劇です。
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ペントハウスあらすじ
ソウルの高級住宅地にそびえる100階建てのタワーマンション“ヘラパレス”。
華やかなパーティーが開催され、花火が打ち上がる夜、一人の女性が転落する。
遡ること2ヶ月前。一般家庭に育ったロナ(キム・ヒョンス)は財閥の子息たちが通うチョンア芸術高校の声楽科に進もうとするが、母の大反対にあう。
実は母のユニ(ユジン)も高校生の頃同じ夢を抱きつつ、同級生で財閥の娘のソジン(キム・ソヨン)に首を傷つけられ夢を絶たれたのだった。
そうとは知らないロナは声楽教師となったソジンのレッスンを受けようと直談判し、ソジンとユニは再会を果たす。
その後自身と同じくロナが退学を迫られ、ユニは娘のために教師や保護者に宣戦布告し、娘の夢を後押しすることに。
その後ロナは声楽科に合格するが、そこにはソジンの娘や、“ヘラパレス”のクイーンと呼ばれるスリョン(イ・ジア)とその夫ダンテ(オム・ギジュン)の子もいた。
欲望渦巻くヘラパレスと名門高校で激しい闘いが幕を開ける―。https://kntv.jp/
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ペントハウス視聴率・評価
刺激的で速い展開はキムスンオク作家の特徴で、ペントハウスにおいても視聴者を捉えて離さない展開となりました。
キムスンオク作家は本来、愛憎劇や復讐劇を扱った作品ばかりでしたが、今回はブラックコメディを含んだ内容で、既存作品とは異なる点で筆力があがったと評価されました。
視聴率は首都圏で30.5%を記録し、地上波ミニシリーズドラマで5年ぶりに30%を超える大記録となり、21世紀最高のマクチャンドラマ、と言われました。
この作品は2020年SBS演技大賞にて
男性最優秀演技賞:オムギジュン
女性最優秀演技賞:イジア、キムソヨン、ユジン
男性優秀演技賞:ポンテギュ、ユンジョンフン
女性優秀演技賞:シンウンギョン
男性助演賞:パクウンソク
青少年演技賞:キムヒョンス
2021年百想芸術大賞では
TV部門女性最優秀演技賞:キムソヨン
というキャスト総なめでの受賞となりました。
ペントハウスに批判も?
視聴率が高かっただけに、様々な反応があり、中には暴力的だ・刺激が強すぎるという指摘も。
冒頭から墜落事故が発生し、不倫や凶悪犯罪などなど、刺激的な内容にドラマ廃止を求める声が殺到し炎上!
SKYキャッスルに似ていることもそれに拍車をかけていました。
これに対し放送通信委員会の忠告があり、ドラマは15禁として放送を続行。
その中でも3話、4話、18話、19話は19禁という細かい設定でした。
また、シーズン3では一部シーンに光州崩壊事故と浦項地震での実際に死者が出ているニュース画面が使用され、制作陣から被害者の方々への謝罪がありました。
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ペントハウス感想
✨#ペントハウス3 完走✨
ペントハウスに住む欲望まみれの住民たち
我が子のためなら何でもする女性たちの愛憎劇シリーズ完結編!序盤からの大暴走で引き気味に観てたけどそれも束の間wどんでん返しの連続にやめられない止まらない(笑)ありえない展開でもキャラが確立してるから妙に納得😂 pic.twitter.com/lpRIaOfbmk
— 카페오레**.オレちゃん** (@tonban_12043809) December 10, 2021
韓国の反応
韓国のペントハウス公式サイトには視聴者が意見を投稿するページがあります。
「刺激的で速い展開が魅力的なのはわかるけど、みんなが見ている公共放送であることを認識して暴力的な演出は控えてほしい」
「現代は2000年代初頭ではありません。こんな刺激的なシーンを望んでいるわけではありません。シーズン1の時のようなしっかりしたストーリーにしてほしい」
「19禁にしておけば何をしてもいいと思っているの?」
と、わざわざ書き込む内容は批判ばっかり!
かなり過激なシーンが多く、他にも表現方法があるのではないか、という主張が多かったです。
「19禁ドラマだし、映画やドラマで暴力的なシーンがあるのは何が問題なの?嫌なら見なければいいだけ。表現の自由を妨害しないでほしい」
とそれを擁護する意見もありました。
最後に
ペントハウスは現代版マクチャンドラマ、という感じでしょうか。
悪役チョンソジン役を演じたキムソヨンは、この役を理解して演じることが本当につらかったそうですよ!