キム・ソリョン、イム・シワン主演。
同名のウェブ漫画を原作とした海辺の田舎町を舞台としたヒーリング・ラブストーリー!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
なにもしたくないキャスト一覧
原題:サマーストライク(何もしたくない)
U-NEXT全24話
放送期間:2022年11月21日~12月27日までケーブルチャンネルENAで放送
Ginie TV、seeznで公開
演出・脚本:イ・ユンジョン
「コーヒープリンス1号店」「パンチ」
「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」「アルゴン」など
脚本:ホン・ムンピョ
【イ・ヨルム役】キム・ソリョン(AOAソリョン)
自発的失業者。ソウルからアンゴク村に移住。
【アン・デボム役】イム・シワン
図書館司書。数学の天才。
【キム・ボム役】シン・ウンス
学校の代わりに図書館に通う高校生。
【ホ・ジェフン役】パン・ジェミン
ボムに片思いする純情な同級生。
【チョ・ジヨン役】パク・イェヨン
図書館で働く郡庁職員。
【ペ・ソンミン役】クァク・ミンギュ
アンゴク村青年会副会長。
【ペ・ジュン役】キム・ジュン
ソンミンの息子。
【チョン・ヨンスク役】キム・へジョン
ボムの祖母。
同名のウェブ漫画を原作としたイム・シワン、キム・ソリョン初共演作!
監督・脚本は「コーヒープリンス1号店」「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」といったヒット作を手掛けた女性監督イ・ユンジョン。
ちなみに、本作の舞台となる海辺の町アンゴクは、韓国国内の様々な場所での撮影により生まれた架空の場所となります。
TWICEのジヒョ、ENHYPENのヒスン、ジェイ、ジェイク、宇宙少女ソラらK-POPアイドルが多数参加したOSTも注目です。
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なにもしたくないあらすじ
仕事も恋も上手くいかず、母まで亡くして失意のどん底にいたイ・ヨルム(キムソリョン)。
都会での生活に疲れ果てたヨルムは仕事を辞め、バックパック1つを背負って海辺の町アンゴクへとやって来る。
図書館で知り合った司書のアン・デボム(イムシワン)から不動産屋を教えてもらったヨルムは、廃墟と化したビリアード場を格安で借り、人目を気にせず思うがままに暮らすことを決める。
それから昼間は図書館で本を読み、夜には映画を見て過ごすという気ままな生活を送るヨルムだったが、一方で住民とのトラブルも後を絶たず‥‥。
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なにもしたくないみどころ
都会での辛い生活に疲れたヒロインと静かに暮らしている図書館の司書が、海辺の町で出逢い惹かれあっていく様を描いたヒーリング・ラブストーリー。
仕事も恋も上手くいかず母まで亡くしたヨルムと、数学の天才でありながらも心に傷を負ったデボム。
傷付いた二人の若者が少しずつ近づいていく過程や不器用な恋愛模様を描くと共に、様々な人が抱える悩みや問題を解決するヒントが隠されているドラマになっています。
特に都会の生活に疲れて人生をリセットしたいと思ったり、都会を捨てて旅に出たいと思うヒロインの心情は共感を得やすいポイントで、綺麗な海辺の町の景色や街の人々との人情ドラマはヒーリング要素抜群なものになっています!
主人公二人は傷を癒し新しい場所へと旅立つのか?2人のロマンスの行方は?
さらに高校生カップルの初々しい恋も見どころです!
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なにもしたくない感想・評価
劇的な展開を見ることに疲れた人にこそオススメの癒し系ドラマ!
本作は「椿の花咲く頃」「海街チャチャチャ」といった都会の生活に疲れたヒロインが見知らぬ田舎町にやって来るというある意味定番のストーリー。
ヒーリングドラマ中心の前半は好みでしたが、サスペンス展開になる後半は余計に感じてしまいました。
都会での社会生活で散々辛い経験をして嫌になり、そこから逃げ出してキレイな場所で好きなことをして暮らすというのは誰もが一度は憧れる生活かもしれませんが、とはいってもそんなゆったりとした暮らしがいつまでも続くことはないので劇的な展開になるのは当然なんです。
とはいえ、ほのぼのとしたところからサスペンスになるという落差は少し拒否反応が出てしまいました。
正直、サスペンスのようなドキドキハラハラを敬遠したくて見ている作品だったので、他の作品と同様に結局サスペンスになるのか!?というのは望んでなかったんですよね。
そして、主人公二人の心情に共感できるというのも悩ましいところで、最後には癒されるとはいえ途中のハードな展開が刺さる刺さる‥‥。
ドラマ的には起承転結が欲しいとはいえ、それは別にサスペンス/ミステリー展開でなくても良かったのでは?
個人的にはロマンスは匂わせる程度で良く、色んな人との出会いによりゆっくりと傷が癒されていくだけの“地味なストーリー”でも良かったですかね!
結果としては癒されるドラマですが、そこが主題なら劇的展開はいらなかったかなぁ。この刺激があるからドラマとして成立していると取るか、刺激が無いと退屈と取るかは人それぞれかと‥‥。
最後に
こういうタイプのドラマは元々好みですが、「椿の花咲く頃」「海街チャチャチャ」ほどコメディ要素は無く、ラブストーリーとしてもそこまで盛り上がらないので、そりゃ退屈に感じる人もいるでしょうし刺激的展開を入れようと思ったのも仕方がないのかもしれません。
元々そこまで長いドラマではないですが、出来ればもっと短くするか映画にした方が合うストーリーだったかも!?