ソヒョン、イ・ジュニョン主演による刺激的ラブコメディ!
気が強い彼女とそんな彼女から犬のように扱われたい彼との純愛を描いた作品です。
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
モラルセンス【Netflix韓国映画】キャスト一覧
原題:Love and Leashes
Netflixで2022年2月11日から配信。
上映時間:118分
監督・脚本:パク・ヒョンジン
「ハッピーログイン」など
脚本:イ・ダヘ
【チョン・ジウ役】ソヒョン
大企業の広報チームで働く完璧主義の女性。
【チョン・ジフ役】イ・ジュニョン
広報チームに異動してきた人気者のエリート社員。SMが趣味。
【ヘミ役】イエル
ドッグカフェのオーナー。ジウの友人。
【チーム長役】ソ・ヒョヌ
ジウの上司。
【キム・ユナ役】キム・ハンナ
広報チーム課長。
【イ・ハン役】アン・スンギュン
広報チームインターン→正社員。
【ジウのお母さん役】ペク・ヒョンジュ
【ハナ役】キム・ボラ
ジフの元カノ。
少女時代のソヒョンさんとU-KISSのジュンことイ・ジュニョンさんが映画初出演した刺激的なラブコメディ。
原作漫画モラルセンス
ウェブトゥーン漫画が原作。
ドラマ「プライバシー戦争」で挑戦的な役柄を演じていたソヒョンさんは、本作では気が強くてSっ気のあるカッコいいヒロインを演じています。
そんなヒロインをご主人様として慕うのは、ドラマ「潜入弁護人」や大ヒットした「D.P. 脱走兵追跡官」にも出演するイ・ジュニョンさん。普段は同僚たち全員から好かれる好青年ですが、実はSMが趣味という一風変わったキャラクターを演じています。
ドッグカフェオーナー役のイエルさんは「トッケビ」や「花遊記 ファユギ」での特殊な役柄の印象が強いですが、本作では二人のつきあい方に理解を示す大人な女性を演じています。
そのほか個性的なキャスティングが面白い作品です。
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モラルセンス【Netflix韓国映画】あらすじ
大企業の広報チームで働くチョン・ジウ(ソヒョン)は、有能だが生真面目すぎることで上司からは煙たがられていました。
そんなある日、人柄が良く同僚たちからも人気なチョン・ジフ(イジュニョン)という社員が広報チームに異動してきます。
気が強く目つきも鋭いジウにも優しく接してくれるジフが気になりはじめるジウでしたが、ひょんなことから彼の秘密を知ってしまいジフから衝撃の告白をされてしまいます。
それは「ご主人様になってほしい」というとんでもないもので・・・。
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モラルセンス【Netflix韓国映画】みどころ
本作はSMを題材としたちょっと刺激的なラブコメディです。
有能だけど気が強すぎる女性と、誰からも好かれる人気者だけどSMが趣味な男性が知り合い、特殊な関係性を築いていく様をコミカルに描いた作品で、主演のソヒョンさんとイ・ジュニョンさんの体当たりな演技に注目が集まりました。
アイドル時代は清純派として知られていますソヒョンさんのセクシーなキャラクターと、ご主人様からの命令には絶対な”子犬”のようなイ・ジュニョンさんとの掛け合いが面白く、SMに興味がなくても楽しめて笑える純愛作品となっています。
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モラルセンス【Netflix韓国映画】感想・評価
テーマがテーマだけにエロい内容なのかとドキドキして見始めたんですが、ほどよいSM描写とコミカルさが合わさったピュアなラブロマンスとなっていました。
まずソヒョンさんの”Sっぷり”は米倉涼子や菜々緒のような存在感を発揮していて、鋭い目付きや上司にも物怖じしない感じはセクシーですらありました。まさにハマり役!
最初は自分の中の気の強さをコンプレックスと感じていたジウも、ご主人様という立場を理解していく内に目覚めていきますし、この過程が意外と身近にもありそうでリアルに思えました。
イ・ジュニョンさんも目隠し、首輪、手錠に緊縛とかなり攻めていて、普段は人が良く誰からも好かれる姿とのギャップを上手く表現していたと思います。
特に犬の鳴き真似をやり過ぎて周囲からクレームが入るシーンは笑えましたね。
日本のSM成人映画のようなR-18描写はないので、それ目的の方からすれば物足りなく感じるのかもしれませんが、本作はそんな趣味はなくとも楽しめますし、趣味趣向というのは人によって様々ということを認識させられるいい機会になるかもしれません。
ただ、趣味の特別感やラストでの逆転劇を演出するために、各種ハラスメントや上司たちの差別発言を盛り込んでいるのは見ていてあまりいい気がせず、この辺の演出の良し悪しは好みが分かれるところかも・・・。
ですが、軸となっているのは純愛といってもいいものなので、何か人には言いにくい趣味や趣向を持っている人は共感出来る作品かと思います!
まとめ:主演二人の体当たり演技が堪能出来る純愛SMコメディ!
SMとはいっても引いてしまうようなシーンはなく基本コミカルなので、そういった趣味が無くても楽しむことが出来ます。
何かのオタクであるとか、特別な癖がある人でも恥じることはないんだと思わせてくれる多様性を描いた作品でもあります。
最後に
爆笑できるシーンが少なかったのは残念でしたが、予想以上に面白い作品だったと思います。
ただ、個人的にはもっと刺激的なシーンが多くても良かったと思っていて、コメディタッチに描くならチャレンジしても問題なかったんじゃないでしょうか。
アイドルは過激な衣装を着るのに、映画やドラマではNGになるんですかね??