JYJジェジュン除隊後初出演作!
タイムスリップして現在と過去を行き来しながら対奮闘するファンタジック・ラブコメディー
キャスト一覧や感想、あらすじ、視聴率などをまとめました。
【マンホール】キャスト・視聴率
全16話
2017年8月より韓国で放送
平均視聴率 2.1%
最高視聴率 3.1%
演出 パク・マニョン
「 ぶどう畑のあの男」
ユ・ヨンウン
「推理の女王2」
脚本 イ・ジェゴン
【ボン・ピル役】キム・ジェジュン(JYJ)
【カン・スジン役】ユイ
【チョ・ソクテ役】チャ・ソヌ(バロ/元B1A4)
【パク・ジェヒョン役】チャン・ミグァン
【オ・ダルス役】イ・サンイ
【ヤン・グギル役】カン・ホンソク
【ホン・ジョンエ役】キム・ミンジ
【ユン・ジンスク役】チョン・ヘイン
【パク・ヨンジュ】パク・アイン
【マンホール】ドラマ紹介
初恋の相手スジンを守るべく、ランダムに起こるタイムスリップを通して過去を変えていく摩訶不思議アドベンチャー・ロマンス。
奇妙な“マンホール”を通してタイムスリップを繰り返す主人公ピルを演じたのは、兵役を終えて初の連続ドラマ出演のジェジュンさん(JYJ)です。
タイムスリップのたびにチンピラ、医者、警察官などなど、繰り返されるキャラクターの七変化でさまざまな姿を見せています。
そんな主人公の一途な愛を受けるヒロイン、スジン役には元AFTERSCHOOLのユイさんが熱演。
街中のマドンナでありながら忘れ物が多いなど天然な部分もあるほっとけないスジン。
茶目っ気たっぷりで演じ、女優としての魅力を惜しみなく披露しました。
そして、「応答せよ1994」などで俳優としての能力を開花している元B1A4のバロことチャ・ソヌさんが主人公の幼なじみで就職浪人仲間のソクテを演じており、今、ホットな注目若手俳優たちが中心となって明るく繰り広げられる物語です。
【マンホール】あらすじ
公務員浪人3目のホン・ピル(ジェジュン)は28年間も片思いしてきた幼なじみのカン・スジン(ユイ)が結婚するということを知って落ち込んでしまいます。
1週間後に結婚式を控えるも、彼女を諦められないピルはどうにか結婚を阻止しようとあの手この手を使いますがどれも空回り。
ついにスジンから結婚式の招待状を渡されてしまい途方にくれるピルでしたが、なぜか道端にあるマンホールに吸い込まれ高校時代にタイムスリップしてしまいます。
当時、スジンをもてあそんだ男がいたことを思い出したピルは、喧嘩のリベンジマッチに挑み勝利をおさめることに成功します。
ところが、現代に戻ると、ピルは前科もあり警察もマークしているチンピラになっていたのです。
タイムスリップを利用して現在と過去を行き来しながらスジンとの恋を成就させようと決めたピルは奔走するが・・・。
【マンホール】みどころ
恋愛ドラマの定番、初恋相手との恋愛模様を個性的に描いた作品です。
長い間あまりに近くに居すぎて告白出来ずにいたというのは、これまでにも様々な作品で描かれている人気の設定ですが、そこにタイムスリップ要素を入れたのが本作です。
謎のマンホールによって主人公がタイムスリップするという珍しい設定で、過去にタイムスリップすることで未来が何度も大幅に変化するというのも他の類似作品と比べて大胆なもの。
それによってジェジュンさんが高校生からチンピラ、軍人、医師、警官などに七変化するのが見どころとなります。
そして、主人公とヒロインをはじめ他にも恋愛模様が描かれ、三角関係に四角関係や、タイムスリップすると相手が変わっていたりと複雑なものとなります。
基本はピュアな恋愛が軸になっていながら話が進む毎に複雑化していき、ハラハラ・ドキドキかつドタバタな展開が繰り広げられていきます!
果たしてタイムスリップすることで、ヒロインと結ばれる事ができるのか!?
あの時言えなかった言葉を伝えれば現在に変化が起きるのか!?
乞うご期待です!
キャストが語るマンホール
ジェジュン
ジェジュンさんは除隊後の復帰作として本作を選んだ理由を
「単なるタイムスリップストーリーではなく主人公が過去に行くたびにいろんな姿に変わるのが斬新で、多様な姿を視聴者にお見せできると思いました」
と面白そうだと思う反面、実際に演じてみると状況にあった行動や言葉使いに難しさをかんじたと明らかにしました。
ジェジュンさん、ユイさん、チャ・ソヌさん、チョン・ヘソンさんの4人は和気あいあいと楽しい雰囲気だったそうですがこれについて
「4人とも性格がまるで違ってそれがとても良かったです。撮影に入る前に一緒にプールに行ったんですが子供みたいに遊んですぐ親しくなれました。」
と語り、出番の多いジェジュンさんが台詞を覚えなくてはならなくて大変な時でも他の誰かが現場を盛り上げる役を担い、助け合いながら進められたそうです。
チャ・ソヌ【バロ/元B1A4】
共演したジェジュンさんについて
「集中力がすごいだけでなく、主演俳優としての責任感を持っている人です。そして陰でとても努力をされているのでいつか自分が同じような立場になったらジェジュンさんのように取り組まないといけないと思いました。男としてもとてもカッコいいです」
と語りました。
ドラマのみどころについては
「毎回、次はどうなるんだろう?と好奇心が湧くドラマです。友情や恋の行方など楽しんで観てほしいです」
と驚くような展開も多く結末も予想がつかない面白さがあったと話しました。
【マンホール】の視聴率について
ジェジュンさんの復帰作として期待値は高かったのですが、2000年以降集計された国内ドラマ最低視聴率1位を記録してしまったという惜しい結果となってしまいました。
しかし口コミや評価は悪くなく、何故・・?というものも多く見られます。
裏番組との兼ね合いもありますし、視聴率が作品のすべてを評価する基準ではないということですね。
【マンホール】感想・評判
タイムスリップ×初恋×ヒロインの結婚を止める!と聞くと、日本のドラマ『プロポーズ大作戦』や、その韓国リメイク版が真っ先に頭に浮かびましたが、本作はそのコミカル版というかハチャメチャ版といった感じがします。
主演のジェジュンさんのファンには好評だったようですが(日本だけ?)、数多くのヒット作に出演してきたユイさんや、近年人気のチョン・ヘソンさんが出演していながら低視聴率記録を作るほどの結果しか出せませんでした。
私はユイさん目当てで見たのですが、残念ながら面白いとは思えませんでしたね。
タイムスリップにおいての矛盾は一先ず置いておくとしても、キャラクターたちの誰にも感情移入出来なかった!というのが大きいです。
主人公が特に理解不能で、「好きだ」の一言が言えない癖に無駄に行動派で、ストーカーと言っていいほどヒロインに付きまといます。
見た目がイケメンでなければ周囲の人に通報されてもおかしくないレベルなんです。
しかし身を呈して彼女を守ったり、彼女の為に何でも出来るのに、告白だけは出来ないってやっぱり納得出来ないですよね。
ヒロインの方は、親友が主人公を好きだと知ってるから告白出来ないというのはまだ分かるのですが、主人公の行動は自己中で勢いまかせで、色々誤解されても相手にきちん説明することも出来ない不器用さでと、見ていて終始イライラさせられっぱなしでした!
ストーリーそのものも突っ込みどころだらけなんですが、コミカルなシーンはそれなりに面白く、周りのキャラクターも個性的でシーンを切り取ってみれば良いところもあります。
しかし、肝心なときに誰も役に立たず主人公をバカにし続けているというのも違和感がありました。もっと友情ドラマっぽいのかと思ってたんですけどね。
そして全編通して主人公の空回りが続いて、後半無駄にサスペンスになるのも必要ないと思いました。独自性を出すために犯罪ドラマ要素を入れたんでしょうけど、タイムスリップする度に主人公の職業や見た目が変わるのは面白かったので、そのコミカル路線だけで突き進んだ方が良かったと思います。
最後に
本作は真夏に撮影されたもので、主人公のジェジュンさんはドラマの設定上マンホールと半地下トンネルを行き来しなければならず、撮影は相当な暑さのとの闘いだったそうです。
暑さにもめぜず様々なキャラクターを演じきったジェジュンさんの演技は必見です。こうご期待!