「天国の階段」などのドラマで悪いお母さん役で有名なイフィヒャン。
カッとしてビンタするようなシーンが多いですよね。
プロフィールと結婚、夫について、実際の性格など若い頃から現在まで画像と共に紹介します!
(トップ画像https://www.newsen.com/より)
イフィヒャンのプロフィール
イ・フィヒャン 이휘향 李輝香
1960年11月19日生まれ
光州市出身
166㎝
O型
イフィヒャン(ミスMBC出演時)
ソウル芸術大在学中だった1981年、ミスMBC選抜大会で準ミスに選ばれ、同年MBC公採タレントとして芸能界デビュー。(ミスコリア出身じゃないところが珍しい経歴です)
若い頃(ラジオスターより)
デビュー翌年、MBCドラマ「操作班長」でメインキャストに抜擢されました。
新人に大きな役を与えるのは異例の抜擢で、デビュー当時から期待が高かったことが伺えます。
そしてこの年早くも結婚(後述)。長男出産後に女優復帰します。
顔立ちが西洋的でモダンである反面、東洋的でもあり時代劇で王妃役を演じたかと思えば、エアロビクス講師役を演じたり、幅広い役で視聴者に親しまれました。
天国の階段
2003年チェジウ&クォンサンウ主演(キムテヒのデビュー作)ドラマ「天国の階段」が大ヒット!
天国の階段の激怒シーン
ドラマの人気も相まって、イフィヒャンが務めた悪役も大きな注目を浴びました。
その後、「輝くロマンス」「契約結婚」「吹けよ、ミプン」などなど、現在まで多くのドラマで活躍しています。
イフィヒャンの性格は悪い?
「天国の階段」を代表として、イフィヒャンの悪役はビンタしたり、物を投げつけたりという視聴者をくぎ付けにする憤怒シーンが多いのが印象的です。
リハーサルの時も本気で叩くそうで、相手役の人の頬が腫れてしまい、すぐに本番ができなかったことも・・・。
先輩であろうと後輩であろうとリアルな演技のために本気で叩くことで有名。
視聴者に嫌われるのがイヤで、悪役になり切れないという俳優もいる中、いつも本気の演技が高く評価されています。
またリハーサルでも絶対に台本は手にしないそうで、どんなにセリフが長くても完璧に覚え、NGも出さないんだとか。
共演者によると
「イフィヒャンの性格は天使のよう。」
だそうで。周囲への気遣いが素晴らしいんだそうです。
もし実際の性格が役と同じであったら、一緒に仕事したくないですよねぇ・・・。
これだけ多作であることが現場でスタッフから信頼されていることの証ではないでしょうか。
イフィヒャンの結婚・夫は?
デビュー翌年の1982年、18歳年上のキムドゥジョ氏と結婚。
当時イフィヒャンは23歳、夫は41歳でした。
キムドゥジョ氏は若い頃に格闘技をしていた経験から、浦項格闘体育館を運営し、世界チャンピオンであるペクジョンクォンを輩出した経歴があります。
イフィヒャンが浦項に撮影で訪れた際、キムドゥジョが一目ぼれして猛アタックし、ゴールイン。
二人の間には長男が誕生しました。
キムドゥジョ氏は浦項で仕事をし、イフィヒャンはソウルに居住し、二人は週末夫婦であったようです。
キムドゥジョ氏は格闘技の事業をしながら、作詞作曲も手掛け、歌手兼音楽家でもありました。
イフィヒャンはその後1986年に女優復帰。
2人はおしどり夫婦として知られ、また夫婦は信仰と奉仕活動に熱心で、2001年には40億ウォン(約4億円)をミッションスクールに寄贈しています。
2005年、夫のキムドゥジョは肺がんで死去しますが、葬儀は静かに執り行ってほしいという生前の希望により、逝去の事実は遅れて知らされました。
イフィヒャンは夫について
「知れば知るほどいい人だった。」
と話しています。
1991年、あるメディアは
「【結婚をきっかけに女優の株価が暴落する】という一般論を破り、むしろ結婚後人気頂上に上がったタレント」
としてイフィヒャンを取り上げました。
当時イフィヒャンはすでに結婚10年目。
イフィヒャンは結婚後に注目を浴びて人気スターとなった稀有な例として知られています。
夫は暴〇団出身?
80年代、芸能人のマネージャーが暴〇団出身というケースが多かったそうで、イフィヒャンの夫が暴〇団出身だという噂が長い間真実のように語られていました。
イフィヒャンは若くして無理やり結婚させられたのではないか?という誤解もあったようです。
バラエティやトーク番組には長い間出演せず、家庭についても語らなかったため、私生活がベールに包まれていました。
45歳で夫と死別したイフィヒャンは夫の死後、だいぶ経ってからいくつかのトーク番組に出演し
「28年間、私を大事にしてくれた夫にありがとうと言おうとしたら、彼が先に逝った。彼が亡くなった今になっても悪い噂が消えていないことを知った。」
「私は自分の人生を演技と家庭の二つにオールインした。夫は私に妻であることより女優であることを優先して支持してくれた。だから一生懸命挑戦することができた」
と夫について語っています。
最後に
ビンタシーン、強烈ですよね・・・相手役に申し訳ないから、と手加減する俳優も多い中、本気のビンタをするそうで。
相手役の人も演技中は没頭しているから痛みを感じないそうですが、終わってみてじわじわと痛みが来るんだとか。
韓国ドラマの傾向も変わって、あからさまな憤怒シーンは長編ドラマなどのマクチャン系だけになってる気がします。