チョン・ジェヨン×ソン・ユナ×テギョン(2PM)共演で贈る、愛と笑いと感動が詰まった政治エンターテイメントドラマ!
キャスト、あらすじ、感想、みどころをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ラストチャンス【韓国ドラマ】キャスト 視聴率
原題:アッセンブリー
全20話
平均視聴率:5.31%
放送年度2015年7月から韓国で放送
演出:ファン・インヒョク/チェ・ユンソク
脚本:チョン・ヒョンミン
【チン・サンピル役】チョン・ジェヨン
【チェ・インギョン役】ソン・ユナ
【キム・ギュファン役】テギョン(2PM)
【ペク・ドヒョン役】チャン・ヒョンソン
【パク・チュンソプ役】パク・ヨンギュ
【ホン・チャンミ役】キム・ソヒョン
【チョ・ウンギュ役】チェ・ジノ
【チョン・ノシム役】キル・ヘヨン
【ソ・ドンジェ役】ソ・ヒョンチョル
【ピョン・ソンギ役】ソン・ジル
【オ・エリ役】ユン・ボギン
【ソン・ソミン役】キム・ボミ
【シム・ドンチョン役】イム・ジギュ
本作は『キム課長とソ理事』の演出家と、『鄭道伝(チョン・ドジョン)』脚本家による作品です。
普段韓国ドラマは見るけど韓国映画は見ない!という人はご存じないかもしれませんが、本作で主演を務めるチョン・ジェヨンさんは映画俳優として数多くの作品に出演し、映画賞も受賞してきた人気実力共に韓国トップクラスの俳優さんなんです!
代表作には大ヒット作『シルミド』をはじめ、『トンマッコルへようこそ』『彼と私の漂流日記』『王の涙イ・サンの決断』など、様々なタイプの作品があります。
そんなチョン・ジェヨンさんが初めてドラマに出演するという事で、とても注目された作品が本作となります。
本作の後は、『デュエル』『検法男女』といったドラマにも出演しています。
OST情報
本作でOSTとして使われているのはクラシックの有名曲「モーツァルトの交響曲第40番」。
この曲をアレンジしたものがオープニングとなり、他のシーンでも別のバージョンが流されており、このドラマの雰囲気にまマッチしています。
ラストチャンス【韓国ドラマ】 あらすじ
元溶接工のジン・サンピル(チョンジェヨン)は、自分達を不当解雇した会社を相手取り裁判を起こしていました。
しかし、3年に渡って戦ってきた裁判で敗訴となり、弱者を助けてくれないこの国の法律や政治家たちに嫌気がさしていました。
一方、有能な政治コンサルタントとして知られるチェ・インギョン(ソンユナ)は、自身のコンサルティング会社の経営がうまくいっておらず、その上自分を青瓦台(韓国の大統領官邸を指す)から追い出した男が補欠選挙の公認候補に選らばれると聞いて憤慨します。
サンピルたちは、今後どうしていくかで仲間たちと頭を抱えていたのですが、仲間内のリーダーの元に野党からの出馬依頼が舞い込み、出馬するか否かで仲間内でも意見が割れることに。
そんな中インギョンは、コンサルティング会社の経営に見切りをつけ、大学の先輩であり以前補佐官としても仕えていた国民党事務総長のペク・ドヒョン(チャンヒョンソン)に、自分を公認候補に推して欲しいと頼みます。
ペク・ドヒョンは派閥間の板挟みになるのですが、その結果公認候補として選んだのはジン・サンピルだったのです!
ラストチャンス【韓国ドラマ】 みどころ
これまで様々なジャンルの映画に出演してきた名優チョン・ジェヨンさんが、本作でドラマデビューします!
韓国映画ファンにとってはどんな作品なのか気になるところですし、普段ドラマしか見ない人でもその素晴らしい演技力に惹き付けられると思います。
そして本作は、韓国ドラマとして珍しい「政治ドラマ」というもので、しかも恋愛要素を排したサクセスストーリーとなっているんです。
しかし堅苦しいだけのものではなく、笑いと感動の詰まったエンターテイメント作品となっているので、政治を知らなくても楽しむことが出来るというのもポイントとなります。
そしてテギョンさん演じるキム・ギュファンが、ある目的の為に主人公に近づいて復讐しようとするのですが、そのギュファンがどう変わっていくのかもみどころとなります。
そんな作品を、チョン・ジェヨンさんはじめ、ソン・ユナさん、テギョンさん、チャン・ヒョンソンさんといった演技派俳優たちが個性溢れる作品として盛り上げてくれています。
元溶接工から政治家になる主人公の成長ドラマであり、家族愛や友情を描き、政治の世界で邁進していくものたち物語です!
ラストチャンス【韓国ドラマ】 感想と評価・評判
冒頭からチョン・ジェヨンさんの裁判所での熱演に目頭が熱くなります!
これまでにも政治をテーマにした韓国ドラマはありましたが、メインは登場人物たちの恋愛であったり、権力者たちのサスペンスドラマだったりするものばかりで、本作のような本格的政治ドラマは見たことがありませんでした。
しかも、韓国映画のようにメッセージ性がありながら、ちゃんとエンターテイメント作品として仕上がっているのも面白いと思いました。
なので、普段韓国ドラマを見ない男性でも楽しむことが出来ますし、仲間たちの信頼関係や成長を描いた作品が好きな人にも向いていると思います。
韓国ドラマにしては珍しい恋愛要素のない作品で、その為か視聴率的にも成功した作品ではないんが、似たようなパターンのドラマに飽きてきた人には本作をオススメしたいです!
視聴率は高くないものでしたが、視聴者たちの評価は非常に高いもので、政治に興味がなくても楽しめるエンターテイメント作品となっています!!
最後に
正直なところ本作の主人公のような、今目の前にある問題を解決するために政治家になり、しがらみや慣例など無視して弱者のために戦ってくれる人なんていないでしょうね。
だからこそ本作のようなドラマが作られる訳ですし、それを見ることで視聴者たちのうっぷんを解消する手助けになるんでしょう。