フランス・パリを舞台とした8泊10日のツアー・ラブコメディ。
CNBLUEのジョン・ヨンファ、イ・ヨニ、チェ・ウシク、ユン・バク、リュ・スンスをはじめ豪華メンバーがALL海外ロケで魅せます!キャスト一覧や視聴率、あらすじ、感想、見どころをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
【恋するパッケージツアー】キャスト・視聴率
原題:ザ・パッケージ
全12話
平均視聴率:1.83%
最高視聴率:2.38%
放送年度2017年10月13日から韓国で放送
(ケーブルテレビJTBC)
演出:チョン・チャングン
脚本:チョン・ソンイル
【サン・マル役】ジョン・ヨンファ(CNBLUE)
【ユン・ソソ役】イ・ヨニ
【キム・ギョンジェ役】チェ・ウシク
【謎のストーカー男役】ユン・バク
【ハン・ソラン役】ハ・シウン
【チョン・ヨンソン役】リュ・スンス
【ナヒョン役】パク・ユナ
【オ・ガプス役】チョン・ギュス
【ヤン・ボクチャ役】イ・ジヒョン
【オ・イェビ役】チェ・ソヨン
【旅行会社の社長役】ソン・ドンイル
本作は「チュノ~推奴~」のチョン・ソンイル脚本家と、「オフィスの女王」「復活」などのチョン・チャングン監督による協力タッグ作品。
本作の一番のポイントは、世界有数の観光地フランスで2ヶ月におよぶ撮影を行ったということ!
これは韓国のテレビドラマとして異例なことなんです。
【恋するパッケージツアー】OST情報!
本作のOSTは『太陽の末裔』『雲が描いた月明かり』音楽監督が担当。
ドラマの舞台がフランスということもあり普通の韓国ドラマとは雰囲気の違う曲ばかりとなっています。
「You Are My Baby/B1A4」「Unreal/The ADE」「運命のように/ジョン・パク」「U&I/JB&ジャクソン(GOT7)」「今日に限ってきれい/ユン・タンタンxウナ(GFRIEND)」「The Package/キム・ナヨンxディンディン」「Imagine/イム・ジウン」などのK-POPスターの楽曲も注目です。
【恋するパッケージツアー】あらすじ
ユン・ソソ(イヨニ)は現在はツアーガイドとしてフランスで暮らしており、元々は大学時代に親の反対を押しきって恋人と共にフランスへやってきたのでした。
ある日、ソソが担当する”フランスプレミアムパッケージ”のツアー観光客を空港で待っていると、そのツアーメンバーは一癖も二癖もありそうな客ばかりで、サン・マル(ジョンヨンファ)に至っては入国審査で怪しまれ引き留められる始末。
初日からグループに迷惑メールをかけてばかりのマルでしたが、ソソを追いかけてきた謎の男から助けたことでお互いに意識していくようになり・・・。
【恋するパッケージツアー】みどころ
やはり観光大国フランスの名所が色々と出て来て、そこでドラマが進行されていくということでしょう!
エッフェル塔、凱旋門、モンマルトル、ポンヌフ、モン・サン=ミシェルなどなど。
特にモン・サン=ミシェルは数話に渡ってドラマの舞台となっているので、実際に旅行したかのような気分になれます。
これらのシーンが第1話だけとか、最終回だけの特別な海外ロケというのではなく、全編通してというのは凄いですよね。
そんなフランスのツアー客は曲者ばかりで、かなりコミカルなテイストでドラマは繰り広げられて行きます。
何故か男1人で参加した主人公をはじめ、訳ありガイドのヒロイン、何かとうるさいおじさんと悩みを抱えていそうなおばさんの熟年夫婦に、どんな関係なのか謎の男女客と、どこか上の空な倦怠期カップル、そしてヒロインのことを追い回す謎の男までいて、魅力的なキャラクターばかりが登場するのも面白いんです。
ヒロインが謎の男に付け回されるため、ツアー客と一緒に逃げ回ったりするのが笑えますし、ヒロインのことを守ろうと必死になったり勝手に妄想を膨らませ勘違いする主人公にも笑わせられます。
そしてやっぱり気になるのはサン・マルとユン・ソソの二人が短い期間の中で急接近することが出来るのかどうかということ!
マルには韓国に彼女がいますし、ソソと謎の男との関係も気になるところですが、なにかと話題となった二人のキスシーンも本作のみどころとして欠かせませんね
そんな恋愛ドラマや、ツアー客の人間模様に笑って泣いて憤慨するのがこのドラマです。
【恋するパッケージツアー】感想と評価・評判
サン・マルとユン・ソソは美男美女だけど、他のツアー客と比べると存在感が薄いというか主人公らしくないんですよね。
まわりのキャラクターが濃すぎる!とも言えるんですが、どうも地味な印象しかない。
特にマルは間抜けでバカな行動も多く、恋愛ドラマの主人公にしては見た目がいいだけで魅力に欠けるんですよね。
女性が見ると可愛いとか思うのかもしれませんが、男からするとかなり痛々しいキャラクターだと思います。
彼の行動によって笑わせてるというのではなく、笑われてるというのが残念なところ。
だけど彼のおかしな行動のおかけでツアーメンバーに妙な連帯感が生まれるんですけどね。
他にも気になったのがツアーの最中に挟まれる韓国での過去の出来事。
これが思った以上に出てくるのがちょっとウザったくなります。
それもドラマの始まりから直接的に描かれ過ぎてて、序盤は悩み事を匂わせる程度でも良かったんじゃないでしょうか?
話が進むにつれ徐々に明かされる感じにして、もっと視聴者に想像させる余裕が欲しかったですね。
フランスを舞台にした夢見心地なドラマなはずなのに、見ていてムカムカする場面が多々あり残念でした。
旅先でこんなうるさいおじさんがいたり、仕事の電話がガンガン鳴ったりしたら萎えますよね。フランスに行ってまで何でも韓国式にやろうとするのも見ていて恥ずかしくなりますし。
特にマルの仕事のことなんかは問題として大きすぎますって!わざわざこのドラマの中に入れ込む必要があったんでしょうか?
美しい観光地でのロマンティック・コメディだと期待してた分、あまりに現実的な問題はこのドラマの中では見たくなかったというのが正直なところ。
マルとソソの恋愛ドラマは興味を惹かれるものだっただけに勿体なかったですね。
まとめ:こんな訳ありメンバーばかりが集まったツアーなんてあるわきゃない!というのが正直なところ。余計な問題を入れすぎてゴチャゴチャしてしまったドラマでした。物語の舞台は文句もつけようもない場所だけに、もっとシンプルなラブコメにして欲しかったですね!
最後に
このドラマは訳ありのツアーメンバーたちのドタバタフランス観光を描きつつ、日常の問題や悩み事も同時に描かれているのですが、休暇中に仕事の電話をかけてくる迷惑上司などは見ていて気分が悪くなるからやめて欲しかったですね。
フランスの美しい景色や建物を見て夢見心地で、程よいコミカルドラマに楽しく見れていたのに、突然現実に引き戻されるのは正直邪魔でした。