鬼手<キシュ>【韓国映画】キャスト・あらすじ・感想・レビュー

 

韓国映画鬼手キシュ

クォン・サンウ主演。

ウ・ドファン、キム・ヒウォン、ホ・ソンテ、キム・ソンギュン共演による”囲碁”リベンジアクション!

キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

鬼手<キシュ>【韓国映画】キャスト一覧

原題:「神の一手:グィス編」

2019年11月7日韓国にて公開(日本公開日2020年8月7日)

上映時間:106分

監督:リ・ゴン

脚本:ユ・ヒョンソプ
「神の一手」など

【少年/鬼手(グィス)役】クォン・サンウ
最強の棋士への復讐を果たすため賭け囲碁の世界へ飛び込んだ天涯孤独の男。

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【トン先生役】キム・ヒウォン
賭け囲碁のマッチメーカー。

 

【ホ・イルド役】キム・ソンギュン
幼いグィスを育てた師匠。

 

【釜山の雑草役】ホ・ソンテ
自分が勝つまで止めない悪名高い賭け囲碁棋士。

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【ウェトリ役】ウ・ドファン
対戦相手を死に追い込む賭け囲碁棋士。幼い頃に賭け囲碁によって父を失っている。

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【長城の占い師役】ウォン・ヒョンジュン
霊能力により相手を惑わす賭け囲碁棋士。負けた相手の手首を切り落とす残忍な男。

 

【ファン・ドキョン役】チョン・インギョム
最強棋士。9段。幼い頃のグィスを知る人物。

 

本作はチョン・ウソン主演の2014年作品「神の一手」のスピンオフ作品で、両作ともユ・ヒョンソプ作家が手掛けています。

主人公”グィス”は「神の一手」にも登場した人物であり、本作では「神の一手」の15年前を描いた作品となっています。

そんなグィスを演じるのは近年絶好調なクォン・サンウさん。本作では完璧な肉体美を活かした格闘シーンとシリアスなキャラクターを見事に演じています。

役作りのために3ヶ月以上のトレーニングをし、筋肉を6キロ増やし、体脂肪率9%という肉体改造を行ったそうです。

そして、強烈なビジュアルと凶悪な性格を披露しているウ・ドファンさん。彼が演じるウェトリは、対戦した相手に命を賭けさせるという暗殺者のようなキャラクターで、グィスとの因縁も注目となります。

他には、キム・ヒウォンさん、ホ・ソンテさん、キム・ソンギュンさん、チョン・インギョムさんといった個性派俳優が多く出演しており、それぞれに個性的なキャラクターを演じています。

キム・ヒウォンさん演じるトンは作中で唯一コミカルさもあるキャラクターなんですが、その他は漫画の中から飛び出してきたかのようなクセの強いキャラクターばかりとなっています。

 

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鬼手<キシュ>【韓国映画】あらすじ

幼い頃に両親を失い、あるプロ棋士の元で姉と共に暮らしていた少年。しかし、姉の死を境にプロ棋士の元を離れることになります。

父から教わったたぐいまれなる囲碁の腕で世の中を生き抜いていく少年でしたが、その才能をある棋士に見込まれ、山奥の寺にて更なる実力を開花させていきます。

寺での修業を終え、たくましい大人へと成長した少年は、賭け囲碁の強者たちとの激闘を繰り広げ次々と撃破していきます。

そして、姉を死へと追いやった最強の棋士ファン・ドキョン(チョンインギョム)への復讐を果たす時が訪れ・・・。

 

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鬼手<キシュ>【韓国映画】みどころ

本作は2014年のスマッシュヒット映画「神の一手」のスピンオフとなる”囲碁アクション”映画です。

クォン・サンウさんのキレッキレのアクションと、それぞれの持ち味で戦う狂烈なライバルたちとの賭け囲碁勝負、そして韓国お得意の復讐劇が合わさった衝撃的な内容となっています。

日本人としては囲碁というものにあまり馴染みがないかもしれませんが、本作では囲碁そのものにスポットを当てるというものではなく、人生の全てを囲碁に費やしてきた男たちの生死を賭けた勝負と、そんな男たちの狂気の姿を描くのがメインなので、囲碁のルールが分からなくても楽しめるのが特徴です。

囲碁の試合もバリエーション豊かで、考える間もない早打ちから、手首を賭けた心理戦、線路上でのスリリングな戦いに、一手ごとにハラハラする捨て石勝負など、囲碁の映画でありながらアクション、バイオレンス、サスペンスと様々な要素が盛り込まれた作品となっています。

 

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鬼手<キシュ>【韓国映画】感想・評価

囲碁と将棋。

将棋はルールはある程度知ってはいますが詳しいほどではないですし、囲碁に至ってはまったく分かりません。多くの日本人にとってこれが当たり前だと思うのです。

が、世界的に見ると囲碁の方がメジャーで競技人口も何倍も違うそうなんです。

本作はそんな囲碁をテーマにした作品で、当初あまり見る気はしませんでした。

勝ち負けが出てもどこがどう凄かったのか理解できませんからね。しかし、本作は囲碁についての知識が全くなくても楽しめる作品になっていたんです!

主人公は少年の頃から囲碁の才能があったのですが、不幸な生い立ちもあって囲碁を復讐の道具とみなすようになります。

子供の頃に姉を死に追い込んだプロ棋士に恨みを抱き、まるでカンフーの修行かのように囲碁の特訓をしていきます。そして、大人になると賭け囲碁の世界に飛び込み、道場破りかの如く次々と囲碁の強者たちを倒していきます。

この展開からして囲碁のこと知らなくても楽しめそうでしょ?

ストーリーのテンポもいいですし、囲碁を指すシーンも長々としたものではなく、勝負の仕方もバラエティに富んでいて見ていた飽きないんです。

軸は復讐劇ですし、個性的な対戦相手が次々と登場したり、囲碁の勝負以外にも格闘戦があったり、主人公たちに復讐を誓う暗殺者のような男に狙われたりと、囲碁の映画でありながらエンタメ要素が盛り沢山なんですよね。

特にクォン・サンウさんの格闘シーンは流石で、囲碁をするのにムキムキな身体と格闘技術が必要なのか?という疑問はありますが、この荒唐無稽さが最高でした!

囲碁が分かる人にとったら無茶苦茶な話に思えるかもしれませんが、どこか劇画や90年代のVシネを見ているかのような面白さが詰まっている痛快な作品だと思いました。

 

まとめ:囲碁を題材としながらも、アクションや復讐劇がメインの痛快エンターテインメント映画!

囲碁の強者を次々と倒していくカンフー映画的展開と、個性的なキャラクターとの荒唐無稽な戦いが魅力の怪作!!

 

最後に

日本には麻雀や賭け事などを題材とした作品が数多くありますが、その題材を囲碁にしたのが本作ですかね。

設定としてはどこかで見たことのある漫画のようなものなんですが、それを豪華なキャストを揃えてシリアスに描いているのがいいんですよ。

各キャラクターの背景が見えないとか、肝心の囲碁のシーンより他のアクションや展開のユニークさの方が目立っているという問題もありますが、このマンガ的な潔さとテンポの良さで引っ張っている感じが好みでした!

霊能力者との精神力&記憶力対決にはじまり、列車が迫る線路上でのチキンレース的な死闘や、「ターミネーター2」かのような熔鉱炉前での特殊な囲碁対決、そしてラストの100対1の戦いなど、かなりぶっ飛んだ内容なんですが笑っちゃいました。

面白ければ何でもアリですね!!
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