建築学概論(映画)キャスト&感想!チョジョンソクの粋なアドリブとは?

 

本作のヒットによりペ・スジとチョ・ジョンソクは大ブレイク!

観客動員数400万人を突破し韓国の恋愛映画として歴代1位の記録を塗り替えました。

懐かしい初恋の想い出を刺激するラブストーリー。

キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

基本情報とキャスト一覧

英題:Architecture 101

2012年3月22日韓国で公開(日本では2013年5月18日公開)

上映時間:116分

観客動員数:約410万人

監督、脚本:イ・ヨンジュ

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本作の監督イ・ヨンジュさんは、10年間建築士として働いた後、ポン・ジュノ監督の元で映画を学んだそうで、その後本作の脚本を書き上げたそうです。

本作は主人公二人一役となっていて、オム・テウンさんとイ・ジェフンさんがスンミン役を、ハン・ガインさんとペ・スジさんがソヨン役を演じています。

オム・テウンさん、イ・ジェフンさんは数々の作品での主演で知られていますが、『太陽を抱く月』で知られたハン・ガインさんの映画出演は『マルチュク青春通り』以来8年ぶりのとなります。

スジさんは本作が映画デビュー作で、これ以降「国民の初恋」と呼ばれるまでになりました。

本作でスジさんと同様に注目されたのがチョ・ジョンソクさん。本作が初めての映画出演作で、いきなり第33回青龍映画賞新人男優賞を受賞することになりました。

スンミンの現在の婚約者ウンチェ役として『彼女はキレイだった』のコ・ジュニさん、

先輩役で『応答せよ1994』のユ・ヨンソクさんが出ていたり、先生役で『W-君と僕の世界-』のキム・ウィソンさんも出演しています。

きむとま
作中で済州島に建てられるソヨンの家は、撮影終了後一旦は取り壊されましたが本作の大ヒットを受け「カフェ・ソヨンの家」としてオープンすることになりました。

 

 

チョ・ジョンソクの粋なアドリブとは?

チョ・ジョンソクさん演じるナプトゥク(アダ名であって本名は不明)はスンミンの親友です。作中の出番は6回ながら、スンミンとのやり取りは本作のみどころでもあります。

そんな中で飛び出したナプトゥクの口癖「オットカジノ~(お前どうするんだ?)」が韓国流行語大賞に選出されるなど、大ブームとなったそうです。

このセリフは本来台本にないもので、完全なジョンソクさんのアドリブが流行語になるとは凄いですよね!

 

OST情報

本作のメインテーマ曲となっているのが、実際に90年代にヒットした「展覧会/記憶の習作」です。

この曲が過去のシーンで流れることで韓国では観客の哀愁を刺激したそうです。

この作品で初めて聞いたら人からしても、その空気感は感じられるでしょう。

 

 

あらすじ

大学で建築学を学んでいるスンミンは、建築学概論という授業で音楽科の学生であるソヨンと出会います。

同じ町に住んでいた縁から一緒に課題をこなしていくようになり、次第に二人の距離も縮まっていきます。

しかし、奥手なスンミンはスヨンに自分の想いを伝えることが出来ず、そしてある誤解から自ら身を引いてしまうのでした。

15年後、建築士となったスンミンの元に突然スヨンが訪ねてきます。

そして、唐突に家を建ててくれと頼まれるのです。

何度も設計図にいちゃもんをつけてくるスヨンと、過去の話を持ち出されても覚えてないふりをするスンミンでしたが、二人で家について話していくうちに様々な過去の記憶が蘇り、二人の関係にも変化が生まれるのでした。

建築学概論という映画のタイトルは一見恋愛とは関係ないように思えますが、実は深い結び付きがあります。建築学とは住む人のことを考えることから始まるそうで、その人はどういうものが好きなのか、どういう生活を送っているのか、その作業は恋愛にも似ているんです。その概論とは正に”初恋”のことなんじゃないでしょうか?

 

 

みどころ

本作は90年代と現代を行き来しながら展開される映画です。

なので過去のシーンには、CDプレイヤーやポケベル、ヘアムースなど当時を彩るアイテムが登場しており、30代以上の人には懐かしさを感じることでしょう。

その90年代のスンミンとスヨンを演じるのがイ・ジェフンさんとペ・スジさん。

この二人は実際には10歳も離れているんですが、それを感じさせないイ・ジェフンさんと、初恋のヒロインとしてピッタリなスジさんの清純さは抜群です!

そして現在の二人にはオム・テウンさんとハン・ガインさんという人気俳優が大人の雰囲気を醸し出し、15年という歳月の重さを表しています。

そしてそして、本作で一番のインパクトを残してくれたのがイ・ジョンソクさん演じるナプトゥクです!

彼の存在がなければこの映画は、寂しくて切ないだけの作品になったかもしれません。

ナプトゥクとスンミンの会話が定期的に挟まれることで、笑いやムード作りになっているんですね。

初恋という誰にでも訪れたことのあるものをテーマとした本作は、とても美しくそれでいて非常に切ない作品でもあります。

本作は家族のドラマでもあるので、これまでの自分の母親に対する態度などを思い浮かべると涙が止まらなくなるかもしれませんよ。

 

 

感想と評価・評判

現実的な問題を挙げるなら、果たしてスジさんが大人になってハン・ガインさんになるのか、そしてイ・ジェフンさんがオム・テウンさんになるのか、そこをすんなり受け入れれるかどうかで物語に入り込めるかどうかが決まってくると思いますね。

どうせなら高校時代と40代とかにしてくれた方がそういった違和感も多少解消されたんでしょうが、私がこの映画を初めて見たときには出演者のことをあまりよく知らなかったこともあり、そこまで強い違和感は感じませんでした。

しかし、韓国の映画やドラマをたくさん見て出演者たちのことも知ったあとでもう一度見返してみると、今のような違和感を持つことになりました。特にキャラクターとしての性格が違い過ぎるんですよねぇ。

恋愛経験が少ない人が見れば非常に胸が苦しくなり共感出来る作品かもしれませんが、一般的な大人が見ればどう考えても両思いなのに、それに気付かずウジウジとしている主人公にイライラさせられるだけかもしれません。かなりダサい男ですよね。

特にスヨンへの捨て台詞は気持ちは分かるけど、それは言ったらダメでしょう。

しかし、誰にでもこんな初恋のエピソードがあるもので、たった一言が言えなかったり、何の確認も出来ずモヤモヤしたりなんてことはあるんじゃないですか?

そういう淡い思い出と現在の姿を重ね合わせて見る作品なんです。

それにしても、何でスンミンはスヨンに何も聞かなかったのか。

何でスヨンはスンミンの誤解を解かなかったのか。

あの時、ああしていれば。

こう言えていれば。

相手の気持ちが分かるからこそ言えないのかもしれない。

切ないばかりです。

スンミンがスヨンの家を完成させたことで、初恋を締め括ることが出来たんでしょうけど、果たしてこの映画の登場人物たちはこの後幸せになれたんでしょうかね?

まとめ:あまりにも不器用だったあの頃の私たちへ贈る、初恋をテーマとした作品。色んな解釈が出来る作品ですね。見ていると自分の過去を思い出してしまい恥ずかしくなることも。韓国ドラマでは初恋が叶うことが定番ですが、本作リアルですね!

最後に

本作のMVPナプトゥクは、とてもスンミンと同い年とは思えないほど大人ですね。

まぁ実際チョ・ジョンソクさんは30過ぎで20歳の役をやってたんですけどね。

このキャラクターもどうせなら15年後に登場させて欲しかったところ!

 

 

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