ミッシング彼らがいた【韓国ドラマ】キャスト・感想・あらすじ

コ・ス、ホ・ジュノ、アン・ソヒ共演によるミステリー・ファンタジー。

幽霊が見える詐欺師が死者たちが住む不思議な村を舞台に殺人事件解決に挑む！

キャスト、あらすじ、感想をまとめました。

（トップ画像公式ページより）

ミッシング彼らがいた【韓国ドラマ】キャスト一覧

U-NEXT全24話

平均視聴率：3.287%

最高視聴率：3.757%

放送期間：2020年8月29日～10月11日まで韓国OCNで放送

演出：ミン・ヨンホン
「ラブ・トライアングル～また君に恋をする～」
「タッチ～恋のメイクアップレッスン!～」など

脚本：パン・ギリ
「君を守る恋～Who Are You～」
「魔女の恋愛」など

チョン・ソヨン

【キム・ウク役】コ・ス
幽霊が見える詐欺師。

【チャン・パンソク役】ホ・ジュノ
ドゥオン村と外の世界を行き来できる人物。15年前に失踪した娘を探している。

【イ・ジョンア役】アン・ソヒ
ウクに協力するホワイトハッカー。

【シン・ジュノ役】ハジュン
行方不明者専門チームの刑事。

【チェ・ヨナ役】ソ・ウンス
行方不明となったジュノの婚約者。

【キム・ナムグク役】ムン・ユガン
ウクと共に同じ児童養護施設で育った弟分。

【ペク・イルドゥ役】チ・デハン
行方不明者専門チームでのジュノの相棒。

【ボク刑事役】チャン・ギョクス
凶悪犯罪殺人課刑事。ジュノの先輩。

【トーマス・チャ役】ソン・ゴニ
ドゥオン村でハワイアンカフェを経営

【キム・ヒョンミ役】カン・マルグム
ドゥオン村婦人会長。

【パク・ヨンホ役】イ・ジュウォン
ヒョンミの夫。元刑事。

【ジャンミ役】イ・ジュミョン
ヒョンミを慕うドゥオン村住人。

【パク・ボムス役】アン・ドンヨプ
精神年齢7歳のドゥオン村の人気者。

【ハン・ヨヒ役】チョン・ヨンスク
チェスン建設会長。

ミッシング彼らがいた【韓国ドラマ】あらすじ

被害者のために悪質な詐欺師相手に詐欺をはたらいているウク（コ・ス）は、ある日ヨナという女性が拉致されるところを目撃し、ウク自身もそれに巻き込まれてしまいます。

ウクは謎の男たちにより生き埋めにされそうになるものの、なんとか逃げ出すことに成功します。

ところが、逃げる最中に崖から転落してしまい、そこをパンソク（ホジュノ）によって助けられます。

パンソクは15年前の失踪した娘を探しており、そんな中でドゥオン村という不思議な場所にたどり着いたのです。

ひょんなことから村に迷い込んだウクは、そこで拉致されたヨナや失踪届けが出されていた男の子を発見します。

ところが、パンソクによると村の住人たちは死者であり、この村と外の世界とを行き来出来るのは自分とウクだけだと言うのです。

そんな話を信じられないウクは警察に通報するのですが、やって来た警察はパンソク以外の住人は見えないようで、逆にウクが誘拐犯だと疑われてしまいます。

その後、疑いが晴れたウクでしたが、村で目撃した人たちのことが気になり再びドゥオン村に戻ることにするのですが・・・。

ミッシング彼らがいた【韓国ドラマ】みどころ

本作は、死者たちが暮らす不思議な村にたどり着いてしまった正義感の強い詐欺師が、住人たちと縁を深め事件解決のため奔走する様を描いたファンタジックなミステリードラマです。

悪徳詐欺師相手に詐欺をはたらく主人公と、失踪した娘や婚約者を探す相棒たち、そして事件解決に協力するユニークなサポートメンバーなど、これまでのミステリー事件とは一風変わった登場人物が魅力の作品です。

村で暮らしている謎の住人たちと、そこに迷い混んでしまった主人公との関わり、彼らのために行動を起こす主人公とその仲間たちとのブロマンス、そして数々の失踪事件の原因となる殺人事件を捜査していく展開など、一般的な犯罪捜査ものとは違った角度から事件が描かれています。

なぜその村に死者が集まって暮らしているのか、どうして主人公には死者の姿が見えるのか、そしてその元凶ともいえる殺人事件の真相とは！？

切ないロマンスと感動のヒューマンドラマも魅力の作品です！

ミッシング彼らがいた【韓国ドラマ】感想・評価

殺人事件被害者がとんでもなくたくさん出てくる作品でしたが、犯人逮捕をメインに置くのではなく殺されてしまった人たちの想いや、その家族の想いを汲み取って描いていることでドラマチックな作品になっていて、結果ミステリードラマとしては予想外に感動的な内容でした！

死者たちが見える主人公、その死者たちのために色々奔走する展開などは、韓国ドラマではたびたび描かれるものなんですが、死者たちが暮らす謎の村があるとか、遺体を発見してあげると村から姿を消してしまうという設定はユニークで、殺人事件そのものよりも死者との関わり合いを描いた人間ドラマの方が見応えがありました。

見進めていくとサイコパスが登場したり財閥の権力争いがあったりと、韓国ドラマ定番の設定も盛り込まれていたことが分かります。

序盤は村の謎やメインキャラクターたちと村の住人たちとの関係性を予測しながら見るので、ありきたりな殺人事件を描いたものとは楽しみ方が違うのが面白かったですね。

失踪したと思っていた大切な人が実は殺されていたと判明するのは辛いことですが、幽霊という形でも再会出来たり、思い残すことなく成仏する様を見れるというのは犯人を捕まえることよりも家族が望んでいたことなのかもしれません。

終盤にかけて、村の秘密や住人たちの素性などが分かってくると、それだけの犯罪をしてきて今まで何でバレなかったんだ？とか、殺した人全員が見つかることなく失踪者として扱いされてたなんてあり得ないでしょ！という突っ込みどころも・・・。

ヒューマンドラマとして見るなら泣けるのでアリですかね！！

最後に

本作を簡単に説明するなら、幽霊系ドラマと犯罪捜査もの、財閥内のゴタゴタがミックスされた作品と言えますかね。

こういったタイプの作品は結構あり、「主君の太陽」「チョヨン～幽霊が見える刑事～」「ああ、私の幽霊さま」「ホテルデルーナ」など挙げればまだまだあります。

なんなら「トッケビ」でもヒロインが幽霊のお願いを叶えるサブエピソードありましたよね。

ただ、これらの作品のほとんどはラブロマンスが主軸だったり、犯罪捜査メインの作品なので、そういった意味では本作は新鮮だったと思います。

結果としてはベタな設定が盛り込まれていた訳ですが、そこにたどり着くまでの過程はファンタジックかつ感動的なもので、主人公と犯人との戦いメインではないんです。犯人逮捕よりも被害者やその家族の話を中心に描いたのは素敵でしたね！

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