クォン・サンウ&キム・ヒソン主演による悲恋ドラマの名作!
「すれ違い」が代名詞の作品です。
キャスト、あらすじ、感想、みどころをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
悲しき恋歌 キャスト・視聴率
全20話
平均視聴率:16.0%
最高視聴率:18.1%
放送年度2005年1月から韓国で放送
演出:ユ・チョリョン
脚本:イ・ソンウン
【ソ・ジュンヨン(チェ・ジュンギュ)役】クォン・サンウ
【パク・ヘイン役】キム・ヒソン
【イ・ゴンウ役】ヨン・ジョンフン
【チャ・ファジョン役】キム・ヨンジュ
【イ・ミンホ役】チョンウ
【イ・ミスク(オードリー)役】チン・ヒギョン
【チェ・ジョンイル役】イ・ヨンハ
【ソ・ヒャンジャ役】ナ・ヨンヒ
【チャン・ジンピョ役】MCモン
【イ・ガンイン役】チョ・ギョンファン
注目なのは、まだデビューしたてのハ・ソクジンやキム・ソンオが脇役として、そして子役でユ・スンホにコ・アソンも登場しますのでご注目あれ!
OST情報
本作のOSTは、キム・ヒソン、ヨン・ジョンフンら出演者が自ら歌うそれぞれのテーマ曲をはじめ、主題歌を歌うユンゴンや人気グループSg Wannabeにも注目です。
そして、当初ヨンジョンフン演じるゴンウ役でドラマにキャスティングされるも兵役のため惜しくも出演を降板したソン・スンホンが、「十年が経っても」を含む2曲を歌っています。
悲しき恋歌 あらすじ
米軍基地の町で母と暮らすジュンヨンと、盲目の少女ヘインはお互いに惹かれ合っていました。
二人とも貧しい環境の中で助け合いながら幸せな日々を送っていたのですが、突然ヘインの育ての親が夜逃げしてしまった為、二人は離れ離れになってしまうのです。
その後、ジュンヨンも母親が出ていってしまったことでソウルへ引っ越すことになるのですが、そこでヘインと再会を果たすことになります。
しかし、ヘインがアメリカに行くことになりまたもや離れ離れに・・・。
遠く離れた二人はカセットテープのやり取りで繋がりを保っていたのですが、ヘインがジュンヨンは死んだという嘘を吹き込まれたせいで死をも覚悟することに。
そんなヘインの危機を救ったのはジュンヨンの親友ゴウンでした。
ゴウンの助けでヘインは目の手術を受け視力を取り戻すことが出来たのですが、韓国に戻りジュンヨンと再会しても彼に気付くことが出来ず・・・。
二人に再会の日は訪れるのか!
悲しき恋歌 みどころ
本作は、幼い頃から惹かれ合った男女が様々な困難にさらされながらもお互いを想い続けるという純愛ドラマです。
貧しい環境で育ったり、両親にも恵まれなかったりと、主人公二人の育った環境は決していいものではなく、しかもヒロインは盲目なんです。
そんな二人ですが、幼少期は助け合いながら共に過ごして行くものの、何度も離れ離れになったり、再会しようとしても色んな邪魔が入ったりして、何度もすれ違いを繰り返すことになります。
この「すれ違い」のドラマこそが本作の最大のポイントで、視聴者は二人がもう少しで会えるのにすれ違ってしまう様をハラハラドキドキしながら見守ることになります。
このドラマは放送直後から視聴者の間で話題となった撮影地はのちに名所になるほどでした。
そんな美しい風景にも注目してみて下さい!
悲しき恋歌 感想と評価・評判
作品の中の設定や流れなどを見れば悲恋ドラマによく見られるものばかりなんですが、やはり王道ドラマと言われるだけあって、なんだかんだ言っても泣かされましたね!
クォン・サンウはあまり好きな俳優さんではないんですが、この作品ではよく見えましたし、キム・ヒソンは幸薄いヒロインがよく似合っていて文句なしに美しかったです。
主人公の子供時代を今は人気主演俳優となったユ・スンホが演じていることもあり、子供時代の恋愛も見応えがありましたし、舞台となった町の風景も綺麗でした。
物語の展開は、二人の中を邪魔する奴が現れたり、盲目の少女ヒロインの視力が途中で回復したりと予想がつくものなんですが、大人になった主人公にヒロインが気付かなかったり、ギリギリのところですれ違ったりと、予想のつく定番の流れでありながらもドップリとはまってしまいます。
切ないストーリーと合った音楽も良かったです!
ただ、ラストについては二人がもっと幸せるにることを願っていたこともあって、あまり納得がいくものではなかったですかね。
まとめ:そこまでの大ヒット作というわけではないのですが、未だに名作として人気の純愛ドラマです!
ラストの閉め括り方には複雑な思いもありますが、そこまでの入り込める作品だからこそ名作と呼ばれるのかもしれませんね。
最後に
先ほど、ラストが納得のいかないと書いたんですが、それは自分が主人公だったらと考えたら違う行動を取っただろうと考えたからで、これがごく普通に丸く収まってたらつまらないと思ったかもしれません。
近年の作品は色んな邪魔要素が詰め込まれながらも、ラストはあっさりとしたものが多く、衝撃のラストが待つ作品はあまり見かけなくなりました。
インパクトがあればいいと言うわけではないですが、悲しい恋ではあったものの確かな愛を見せてくれた作品だと思います。