「逆転のマーメイド」のシム・イヨン主演。
不遇な目に遭いながらもたくましく生きてきた女性と財閥2世として華やかな世界で生きてきた女性の人生がある日突然逆転!?
逆転と復讐を描いたヒューマンホームドラマ!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
輝け!きらびやかなボクヒの人生キャスト一覧
原題:きらびやかな私の人生
U-NEXT全64話
平均視聴率:5.33%
最高視聴率:8.2%
放送期間:2020年6月29日から2021年1月8日まで韓国MBCで放送
演出:キム・ヨンミン
「黒の旋律」「白詰草-シロツメクサ-」など
脚本:ソ・ジョン
【パク・ボクヒ役】シム・イヨン
トラックで全国を回りながら野菜などを売り生計を立てている苦労人。
【コ・サンア役】チン・イェソル
シンサングループ専務。グループ会長の娘。
【チャン・シギョン役】チェ・ソンジェ
弁護士。シンサングループ法務チーム長。
【キ・チャバン役】ウォン・ギジュン
ボクヒの夫。金と女にしか興味がない。
【コ・チュン役】イ・ジョンギル
シンサングループ会長。サンアの父。
【チョ・ウンニム役】キム・ヨンラン
シンサングループ会長夫人。
【シム・スク役】ヤン・ヘジン
ボクヒの継母。
【パク・ヒョニ役】パク・ユハ
ボクヒの義妹。看護師。
【キ・シン役】アン・ソクファン
ボクヒの義父。
本作は「逆転のマーメイド」や「ちょっと味見しませんか?」で主演を務めたシム・イヨンさん主演による逆転劇。
本作でも「逆転のマーメイド」のようなタイプのヒロインに扮しているシム・イヨンさん。家庭環境に恵まれず、結婚した夫もフラフラしてばかりという有り様で、トラックを運転して家族を養うたくましい女性を演じています。
そんなヒロインとは対照的な財閥令嬢を演じるのが「恋のトリセツ」「運命の渦」などのチン・イェソルさん。
この正反対な環境で育った二人の女性が激しくぶつかり合う様を描いていきます。
そして二人の女性と関わる男性役を演じるのは、「がんばれ!プンサン」「わかっていても」などのチェ・ソンジェさんと、「江南スキャンダル」などのウォン・ギジュンさんです。
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輝け!きらびやかなボクヒの人生あらすじ
幼い頃に母を亡くし、その後再婚した父も亡くしたボクヒ(シムイヨン)は、義母の世話をしながらこれまで生きてきました。
そんな恵まれない家庭環境で育ちながらも、チャバン(ウォンギジュン)と知り合ったことで幸せになる未来を夢見たのですが、いざ結婚して可愛い双子を授かるも、チャバンは何度も事業に失敗し、遂には不倫までしてしまいます。
一方、シンサングループ会長の娘として華やかな人生を送ってきたサンア(チンイェソル)は、アメリカに留学し結婚するも、その後離婚し娘と共に実家に戻ってくることになります。
サンアには兄がいたのですが、その兄を交通事故で亡くしてしまいサンアが唯一の後継者となっていました。
しかしそんな対照的な二人の女性の運命が、ある日を境に逆転してしまうことになり・・・。
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輝け!きらびやかなボクヒの人生みどころ
本作は対照的な二人の女性の人生が逆転してしまったことによる復讐劇と、家族愛について描いたヒューマンドラマです。
不幸な境遇のヒロインと財閥令嬢という正反対な女性の境遇が突然逆転してしまう、といういかにも韓国ドラマらしい設定を通して人生についてや家族の大切さなどが描かれていきます。
両親を早くに亡くし、家庭を築くも夫はフラフラしてばかりという不運なヒロインが突如として財閥令嬢になってしまうという逆転劇なんですが、財閥令嬢から平凡な女性へ転落してしまった元令嬢は、ヒロインに恨みを抱き復讐を誓うことになります。
そんな女性二人の因縁のドラマと共に、男性を巡っての三角関係や複雑な家族関係なども描かれます。
入れ替わり、不倫、復讐、複雑な家族関係など、これぞ韓国ドラマというマクチャン展開があると共に、コミカルな要素と感動の家族ドラマも盛り込まれた痛快作品になっています!
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輝け!きらびやかなボクヒの人生感想・評価
幸薄なヒロインとダメ夫に、ヒロインをこき使う義理の家族たち。
そして生まれてすぐに入れ替えられていた設定と逆転の展開という、これぞ韓国ドラマというような王道設定がてんこ盛りな作品でした。
この設定を見るだけで今後の展開についてもある程度は予測出来てしまうため、本作のようなタイプの作品はそんな予測通りにストーリーが展開されていくのかを楽しめたのかも作品だといえるかもしれません。
それでいてキャストが好みならなお良いといった感じでしょうかね?
そんな斬新さを求めるべきではない本作ですが、そんな中でもネックとなったのは「なぜボクヒとサンアは赤ちゃんの時に入れ替わってしまったのか?」ということ。
類似の作品はこれまでにもいくつも作られてきて、この設定が何度も使われるのは、「分かっていても面白い」ということなんでしょうけど・・・。
ヒロインが不幸な目に遭ったり、ムカつく登場人物ばかりいてイライラさせられるというのは個人的に苦手なんですが、不幸な環境にあってもなお正義感が強く家族のために懸命に働いてきたボクヒが実はお金持ちだったというは見ていて痛快です!
対して、美人な上に恵まれた環境で育ってきても性格が最悪のサンアは、落ちぶれてしまっても自業自得だと思えますし、ヒロインに復讐しようとするのもお門違い。
ホントなら育ててきた両親や入れ替えた張本人を恨むべきなのに、サンアと同様被害者であるボクヒを恨む段階で人となりが知れてしまうというもの。
ヒロインがお金持ちになる=幸せ!
というわけではないのですが、恵まれない環境でも腐らずにいたヒロインが幸せになるのは、誰が見ても嬉しく思えますよね。
ドラマの設定自体は突っ込みどころ満載・・・でも日本の時代劇のようなお決まりのパターンが好きな人にとっては楽しめる作品ではないでしょうか。
まとめ:ドラマの設定や展開などはありきたりなものの、思ったほどドロドロしておらず程よくコミカルさも交えていたので見やすい作品になっていました。
ヒロインの明るいキャラクターとユニークな子育てが魅力の作品!
最後に
※ネタバレあり!
韓国ドラマにおける財閥会長の夫人といえばキツイ性格の悪女といったイメージがあったのですが、本作ではそうなっておらず貧しいヒロインに手を差しのべてくれるいい人でした。
しかし、そんな夫人が育てたサンアの性格が最悪だったり、ボクヒの周りの人物もボクヒをこき使ったり、たかろうとするなど嫌なやつばかりなんです。
このキャラクター設定はちょっとやりすぎで、特にサンアなんてあまりにも両親とタイプが違い過ぎますから!
このように無理矢理に思えるようなところはありましたが、いい人とは呼べなくてもどこか憎めないというタイプが多かったので、ドラマの設定の割には見やすかったと思います。
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