ジャグラス【韓国ドラマ】キャスト・視聴率・感想!タイトルの意味は?

ジャグラス韓国ドラマ

チェ・ダニエル除隊後の復帰作!ジャグラス!

氷のボス演じるチェダニエルのクールなエリート上司が、ペクジニ演じる秘書の恋で溶かされた!?

ときめきラブコメディです!

キャスト、あらすじ、みどころ、感動などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

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目次

【ジャグラス】キャストと視聴率

全16話

最高視聴率 9.9%

韓国放送年度 2017年12月~2018年1月

演出 キムジョンヒョン
「秘密」「スパイ」「太陽がいっぱい」

脚本 チョ・ヨン

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【ジャグラス】ドラマ紹介

「ジャグラス」は監督・作家・キャストともに今を時めくスター、という人がいないドラマ。(ペクジニ談)

そのため、当初あまり期待された作品ではありませんでした。

しかし予想とはうらはらに口コミで評判が広まり、好評のうちに終えることができました。

秘書にスポットをあてた作品

この作品はペクジニ演じる秘書と上司の恋物語。

主人公が秘書だけに、実際の秘書の置かれている立場や哀歓を重点的に描いています。

これまで財閥が出てくるドラマはたくさんありましたが、一緒にいる秘書にスポットを当てた作品というのはありませんでした。

劇中、秘書が接待をしたり、不倫した上司のためにアリバイを作ってあげるなどの非道徳的なシーンのために、視聴者からは「現実的ではない」「秘書という仕事への偏見につながる」という批判がありました。

しかし、これは実際に起きている出来事。

事前に秘書の方の話を聞いたり、現場を取材したり、1年以上もかけて充分な準備のもとに作られた作品で、実際はドラマよりドラマらしい驚きのエピソードも多々あったとか。

ドラマだから大げさに表現している、というわけではないのです。

ペクジニはこの作品を通じて

「秘書がどれだけ大変な仕事かわかった。尊敬する」

とし、こういった批判は残念だと語っていました。

バラエティ出身の新人作家

脚本を担当したチョ・ヨンは主にバラエティ番組を担当していた作家さんで、ドラマとしては新人。

「とても丁寧にセリフを書いていて、台本そのものが雰囲気が違って新鮮だった」(ペクジニ)

「台本が閉じ込められた感じがせず、自由でよかった」(チェダニエル)

こういった俳優とのケミによって、いい作品が生まれたようですね!

撮影現場の雰囲気は?

チェダニエル、インギョジンはじめ、男性陣がみんなムードメーカーで、夜通し撮影して疲れていても、とても明るく楽しい現場だったそうです。

特に、キムギバンとチョンソンホは初対面にも関わらず元々知り合いだったのかというほど、息の合ったトークで爆笑を誘っていたとか。

秘書役を務めた4人、

カンヘジョン(1982年)
ペクジニ(1990年生)
チョンへイン(1990年生)
チャジュヨン(1990年生まれ)

は実年齢と役の年齢が全員一致という奇跡的な配役でした。

カンヘジョンは8歳も年上で、本作は産後の復帰作。

新人女優であるチャジュヨンにとっては大先輩なわけです。

カンヘジョンが「先輩じゃなくてオンニ(姉さん)って呼んでね」と秘書たちの緊張をほぐしてくれたんだそうです。

それでもなかなかオンニとは呼べなくて、先輩と呼び続けるチャジュヨンに

「お願いだからオンニって呼びなさい」

と強要され、それからとても親しくなれたんだとか。

年上の人に「先輩」と呼ぶか「オンニ」と呼ぶかは韓国社会では大きな違いがあるんですね。

オンニというだけで、すごく関係が近くなれるんです。

タイトルの意味は?

ジャグリング、複数のものを投げたり取ったりしながら空中で操る芸があります。

ジャグリングする人という意味のジャグラス(jugglers)という単語で、上司の手となり足となりながら懸命にサポートする秘書という仕事を比喩しているとのことです。

【ジャグラス】あらすじ

チャ・ユニ(ペクジニ)は「YBグループ」の秘書。仕事一筋で真面目に業務をこなしていた。

ひょんなことから、新しく上司となったのは氷のボスならぬ冷徹常務のナム・チウォン(チェダニエル)。

あまりに冷たい対応に、ユニは動揺する日々・・・。

そんなある日、ユニの家の2階にチウォンが引っ越してくることになり、家では大家と入居者という立場が逆転。

家でも職場でも二人は顔を合わせることになり、たびたび衝突するも徐々にひかれあっていき・・・

氷のボスは恋に溶かされるのか?!

【ジャグラス】みどころ

このドラマは巨大企業の重役と秘書の恋を描いたラブコメ作品です。

これまで韓国ドラマでは秘書は脇役とし登場したり、メインでも男の秘書なことが多かったんですが、今回はそんな秘書がメインの作品なんです。

ボス(重役)と秘書の恋愛はご法度と言われる中で、クールで人を寄せ付けない雰囲気のあるボスと、以前のボスにはいいように使われ捨てられたヒロインは、意識しないようにしながらも徐々に惹かれ合って行くようになります。

本作はそんな二人の恋愛ドラマであり、秘書の目線から見たお仕事ドラマであるのですが、そこにボスが冷たい男になった理由や心の傷なども描かれ、それが二人を引き離しも結び付けもすることになるんです。

そして、秘書として仕えるボスがライバル同士ということもあり、それまで友人だった秘書との関係がギクシャクしたりもします。

そんな人間ドラマとしてもみどころ満載の作品となっています。

更には、ヒロインの友人が経歴を偽って秘書として入社したり、子供っぽい理事と主人公のブロマンスもあったりと色々なサブエピソードもあります。

あくまでも主軸となるのはボスと秘書の恋愛なんですが、お仕事ドラマでもあるので二人の邪魔をする悪役も勿論登場してきます。

この悪役が非常に子供っぽく、コミカルなキャラクターであるというのも本作の特徴で、そういうこともあり二人が苦境に立たされてもそこまで暗く重々しくならないんです。

更には韓国ドラマのお決まりともいえる主人公たちの同居生活(ここでは大家と借り主という関係ですが)もあり、ツンデレなボスと愛らしい秘書とのラブコメが展開されていくことになります!

ペクジニインタビュー

ペクジニはこの作品の最後にキャスティングされ、ロマンティックコメディ(略してロコ)をやるにあたり、ロコの女王と名高いコンヒョジンのドラマをたくさん見て勉強したそうです。

しかしリーディングを終えてもまだ不安な気持ちが残っていました。

ドラマ撮影に入る前日、バラエティ番組1泊2日で合宿に行った時のこと。

本作でペクジニの母親役を演じるイジハと、明け方まで語らいあったそうです。

「あなたならできるからやってごらん。そうすれば結果はおのずとついてくるから」

と励まされ、以降心を決めて取り組むことに。

ロコで主演を務めるにあたって気を付けたこと、それは視聴者の共感を得ること。

「ただかわいらしいだけではだめ。見ている人の共感を得られなければ、何あれ?って言われるだけ。ドキドキと共に、面白くなければいけないロコは難しい。観るときはわからなかった。」

と語っています。確かに、ロコは下手だと逆に視聴者をいらっとさせてしまいますね・・・。

しかし、この作品はペクジニの人生キャラクターと言われるほど、はまり役で好評でした。

これまでの作品は終了後に後悔するものばかりで、せっかくいい方々と作品を作ったのに、と自分の至らない点ばかりが悔やまれ、常に「女優は向いていないんじゃないか」と悩む日々だったとか。

ペクジニはネットに書かれる視聴者の感想を入念にチェックしていて、それで傷つくことが多かったようです。

それがこの作品に出会い、わくわくしながら演技をしたのは久しぶりで、気持ちがふっきれたとのこと。

2話くらいまでを撮り終えて「ペクジニ以外の主演は考えられない」と作家に言われて自信がつき、撮影終了後はわんわん泣いてしまったそうです。

ターニングポイントとなった作品のようですね。

チェダニエルインタビュー

兵役復帰作第一号となった本作について

「とにかく早く空白期を埋めたかったから、すぐに決まってよかった」

とのこと。撮影エピソードとして、すごく寒かったことを挙げていました。

ある田舎の一軒家での撮影中、1月の大寒波のため家の中にも関わらず、白い息が出てしまって、冷たい水を飲んで息を冷やして対策したとか。

そんなことをしたからさらに寒くなって撮影できなくなり、「凍結した家」という設定にして、コート着用で続行したそうです。

【ジャグラス】感想・評価

最初はヒロインのユニがこれまで仕えてきた常務にあっさりと捨ててしまい、更にはソンフン演じる彼氏にも捨てられてしまうなど、なんと陰鬱な作品なんだと思ってしまいました。

更には復職するも新しいボスは秘書などいらないという冷たい人物なんです。

これは、見ていて辛くなるお仕事ドラマなのかなぁとガッカリしていたんですが、ところがそこからヒロインの住む家(一軒家)の2階にボスが引っ越して来たことから、ラブコメらしくなっていきます。

ここからが本領発揮で、秘書がボスの大家になったことで職場と家での立場が変わるという面白展開になるんです!

この秘書との恋愛というのは韓国ドラマでは意外とこれまでになく、普通のオフィスラブとは違った禁断感だったり、秘密感が増すのが特徴だと思います。

秘書の献身さでボスが変わっていくのも楽しいですし、内緒にしてたはずが周りには丸分かりだったというのもベタだけど面白いところ。

ストーリーが進むと二人共がライバルから追い詰められて行くんですが、それによって引き離されそうになったり逆に強く結び付いたりするのも見ていて応援したくなりましたね。

私はお仕事ドラマというのがこれまではどうも苦手で、それは毎度悪いことをする上司とそのせいで苦しめられる部下たちというのが見ていていたたまれなくなるからなんです。

でも本作では秘書として苦しい場面がありながらも、ボスと共にライバルと戦っていく図式があるため予想以上に気楽に見ることが出来ました。

更にチェ・ダニエルのツンデレぶりも可愛らしかったですし、ペク・ジニも作中でタヌキに例えられてるような愛らしさがあり一気にファンになりました!

そして強烈な悪役がいない!というのも私には嬉しいところで、見ていて嫌な気分になったり苦しくなったりしないというのは有難いですね。

しかし悪役は悪役なので、主人公たちをやり込めようと色々なことを仕掛けてくるのですが、それが卑怯な手であっても悪役のキャラがコミカルなので何故か笑ってしまいます。

その上、やられたらきっちりやり返しますし、予想以上の良い反応を見せてくるので見ていて爽快な気分にもなります。

重厚さやメッセージ性などは薄いかもしれませんが、気軽に見れてスッキリするとても楽しい作品だと思いました!

まとめ:先が読めてしまうというマイナス意見もありましたが、総じて高評価。

秘書という仕事の裏側も知ることができて、興味深いと思いますよ!

最後に

除隊後は復帰作選びが大事です。

復帰作で大成功した例としてソンジュンギが挙げられます。

入隊前より高い評価を得ることとなりました。

チェダニエルにとってもジャグラスはとてもいい選択だったのではないでしょうか?

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