大ヒット作「たった一人の私の味方」の監督とイ・ジャンウが再タッグを組み最高視聴率33.7%を記録した大ヒットホームドラマ!
小さな下宿サムグァンハウスを舞台に、訳あり住人たちの笑いあり涙ありの生活が描かれます。
キャストex、あらすじ、感想、最終回、ナロの正体などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
人生最高の贈り物キャスト一覧
原題:オー! サムグァンビラ!
U-NEXT全100話
放送期間:2020年9月19日~2021年3月7日まで韓国KBS2で放送
平均視聴率:27.84%
最高視聴率:33.7%
2023年6月8日からBSテレ東にて放送スタート(全65話)
演出:ホン・ソック
「完璧な妻」
「キミに猛ダッシュ~恋のゆくえは?~」「たった一人の私の味方」など
脚本:ユン・ギョンア
「お願いママ」「完璧な妻」「十八歳の瞬間」など
【イ・スンジョン役】チョン・インファ
下宿サムグァンハウスの大家。
【イ・ビッチェウン役】チン・ギジュ
スンジョンの長女。インテリア施工技士。LXファッション職員。
【ウ・ジェヒ役】イ・ジャンウ
建築事務所所長。
【キム・ジョンウォン役】ファン・シネ
LXファッション代表。ソアの継母。
【チャン・ソア役】ハン・ボルム
LXファッション部長。
【ウ・ジョンフ役】チョン・ボソク
JHグループ社長。
【チョン・ミンジェ 役】チン・ギョン
ジョンフの妻。
【ファン・ナロ 役】チョン・ソンウ
フリーの翻訳家。サムグァンハウスの住人。
【イ・ヘドゥン役】ボナ(宇宙少女)
芸能事務所スタッフ。ビッチェウンの妹。
【イ・ラフン役】リョウン
代行運転手。ビッチェウンの弟。
【チャ・バルン役】キム・シウン
大学生。サムグァンハウスの住人。
【イ・マンジョン役】キム・ソニョン
内科医。スンジョンの妹。
【キム・ファクセ役】イン・ギョジン
トロット歌手志望のクラブ歌手。サムグァンハウスの住人。
最高視聴率49.4%を記録した大ヒット作「たった一人の私の味方」の監督とイ・ジャンウが再タッグを組み、平均視聴率27.84%、最高視聴率33.7%を記録したハートフルホームドラマです。
人生最高の贈り物あらすじ
プロ家政婦であり、下宿サムグァンハウスの大家を務めるイ・スンジョン(チョンインファ)は、保育園長だった夫と死別したあと、女手一つで3人の養子たちを育ててきた。
長女のビッチェウン(チンギジュ)はファッションデザイナーを目指しながらインテリア施工技師として働き、アイドルを目指すも脱落した次女のヘドゥン(ボナ)は芸能事務所のスタッフとして働き、末っ子のラフン(リョウン)は大学受験に失敗したことを家族に隠してアルバイトをしていた。
ある日、ビッチェウンは仕事先で出会った建築事務所代表のウ・ジェヒ(イジャンウ)と対立するのだが、そんなジェヒがのちにサムグァンハウスへ入居してくることになる。
そんなインテリアの仕事と同時に、夢であるファッションデザイナーの公募に応募していたビッチェウンは、見事デザインが入賞しLXファッションに入社することになるのだが、それが突然却下されてしまい…。
一方、料理の腕を見込まれてパーティーの料理を作りに行くことになったスンジョンは、そこでビッチェウンの実母ジョンウォン(ファンシネ)に声をかけられ…。
人生最高の贈り物みどころ
下宿サムグァンハウスを舞台に血のつながらない家族と住人達の絆を描いたホームドラマ。
本作はサムグァンハウスで暮らす人達のドタバタ劇と、心優しいスンジョンが引き取った3人の養子達との絆を描いた作品であり、出生の秘密や記憶喪失という韓国ドラマお決まりの設定がありながらも、笑いあり涙ありの展開が魅力の作品になっています。
実母を探すヒロイン・ビッチェウンと父親との確執に悩むジェヒの恋愛を軸に、家族たちの夢と成長とロマンス、そしてサムグァンハウスで暮らす訳アリの住人たちの生活も同時に描かれていきます。
他にもビッチェウンを目の敵にする悪女ソアの悪事や、ビッチェウンが探す実母の正体と真相について、社員や家族からも嫌われるジェヒの父親ジョンフの変化、そしてある計画の為にビッチェウンに近づいてくる翻訳家ナロの正体など、見どころ満載のハートフルドラマとなっています!
人生最高の贈り物感想・評価
血の繋がりよりも一緒に暮らしてきた事を大切にするというテーマは好きでしたし、韓国ドラマお決まりの都合良すぎな設定はあったものの、マクチャンドラマとしては比較的大人しいものだったので見やすかったですね!
それでもやっぱり中盤は見るのが苦痛で、そもそも話が長すぎるから中だるみするんですよね。
ただ、序盤と終盤(予定調和でしたが…)は面白かったので比較的オススメなホームドラマだといえます。
本作には出生の秘密というお決まりの設定があり、登場人物に何人も養子がいたりするのですが、そこでドロドロな展開になっていなかったのは珍しかったですね。
とはいえ、産まれた子供を母親に嘘をついて養子に出すという所業はとんでもないですし、ソアという分かりやすい悪女もいてイライラもさせられましたが、サムグァンハウスという血の繋がりなど関係ない温かい場所があったからこそ総合的にはハートフルな作品だと感じました。
特に、ヒロインの実母が悪女ではなかったのが見やすい要因の一つで、育てと親と実母とで争うといった展開にならなかったのも好みでした。
そして、記憶喪失になるという展開はお決まりですが、本作で記憶喪失になるのは主人公やその相手役ではなく嫌われ者のおじさんだというのも面白く、昔貧しかったからこそ妻のみならず会社の従業員たちにも必要以上の節制を強いて皆から嫌われることなったおじさんが、記憶喪失になったことで人が変わるというのは新鮮ではないものの興味を引かれる展開でしたね。
こんな記憶喪失なら大歓迎かもしれません!
しかし、ソアに関しては微妙で、ハン・ボルムの悪女役がうまいのは良いとしても、中学の頃からヒロインにさんざん酷いことをしておいて、自分が恋をすると急に純愛モードになるなんてスッキリしませんでした…。
まとめ:韓国ホームドラマお決まりの要素が詰まった王道の作品でしたが、マクチャン要素が控え目な上にハートフル要素も強かったので見やすかったですね。
悪女の存在はあったものの、下宿の大家さんの優しさにほっこりしたり、実母との再会に涙したり、下宿の住人たちのやり取りに笑ったりと気楽に見れる内容なのが好みでした!
最終回・ナロの正体は?
ーーー*ネタバレあり!ーーー
誠実な青年かのように思えていたナロの正体は、施設から外国に養子に出された天性の詐欺師というものでした。
養子に出された人物が酷い境遇のせいで不幸になる、という設定は韓国ドラマで度々出てくるものですが、本作ではスンジョンの優しさに触れ、サムグァンハウスの住人たちに情が湧き、一人の女性を好きになったことで人が変わる…。
ベタではありますが間違い無くキーマンの一人でしたね!
最終回はこれまたお決りの皆幸せになるというハッピーエンドでしたが、ナロとソアは一旦別れるという結末に…。
とはいえ、ナロが出所した後に再会する可能性は大でしょう。