インサイダー【韓国ドラマ】キャスト・あらすじ・感想は面白い？

 

カン・ハヌル主演、イ・ユヨン、ホ・ソンテ、キム・サンホ、カン・ヨンソク共演でおくるアクションサスペンス！

潜入捜査中に裏切りにあった首席司法研修生が刑務所内で成り上がり壮絶な復讐劇を繰り広げる様を描いたドラマ。

キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

（トップ画像公式ページより）

 

 

インサイダー【韓国ドラマ】キャスト一覧

U-NEXT全16話

放送期間：2022/06/08～2022/07/28まで韓国JTBCで放送

平均視聴率：3.04%

最高視聴率：3.414%

演出：ミン・ヨンホン
「復讐の女神」
「タッチ〜恋のメイクアップレッスン！〜」
「ミッシング：彼らがいた」など

脚本：ムン・マンセ
「プリースト〜君のために〜」など

【キム・ヨハン役】カン・ハヌル
首席司法研修生。

 

【オ・スヨン役】イ・ユヨン
事業家。

 

【ユン・ビョンウク役】ホ・ソンテ
ソウル中央地検の部長検事。

 

【モク・ジニョン役】キム・サンホ
ソウル北部地検の部長検事。

 

【チャン・ソノ役】カン・ヨンソク
天才賭博師。ソンジュ刑務所のボス。

 

【ホン・サンウク役】パク・ソングン
最高検察庁 中央捜査部長。

 

【ホン・ジェソン役】カン・シンヒョ
ホン・サンウクの息子。キム・ヨハンの同期。

 

 

インサイダー【韓国ドラマ】あらすじ

祖母を一人で養う首席司法研修生のキム・ヨハン（カンハヌル）は、先輩検事や司法研修院長たちに頼まれ危険なアンダカバー捜査(潜入捜査)を行う。

しかし、その捜査対象は腐敗した検察内部で、その一環としてわざと違法賭博場で捕まり刑務所に入ることになる。

ところが、その捜査内容は不正検事たち側に筒抜けになっており、違法行為であるアンダカバー捜査を計画した部長検事のモク・ジニョン（キムサンホ）は、証拠を残すまいとヨハンを切り捨ててしまう。

これによって本当の犯罪者になってしまったヨハン。

前途有望な検事の未来は閉ざされ、しかも刑務所内部で祖母の死を告げられたヨハンは、自分を陥れた者たちへ復讐を誓うことになるのだが…。

 

 

インサイダー【韓国ドラマ】みどころ

潜入捜査中に裏切りにあい刑務所へ入ることになった司法研修生の復讐劇を描いたアクションサスペンス。

捜査官が潜入捜査中に裏切りにあうという設定はクライムサスペンスでは定番のものですが、そこに緻密な頭脳戦と高度な心理戦が組み込まれているのが本作ならではの特徴となります。

刑務所内部で後ろ盾を得ての成り上がり、賭博場で出会った謎の女性と復讐のパートナーとなる展開、そして検察内部における権力闘争とその背後にある組織との戦いを通して、映画さながらの激しいアクションや複雑な人間ドラマ、そしてスリリングかつ目まぐるしい死闘が繰り広げられていきます。

検察という巨大な組織に見捨てられた主人公と、検察の無謀な捜査により母親を失ったヒロインの復讐は成し遂げられるのか！？

 

 

インサイダー【韓国ドラマ】感想・評価

検察の不正と裏切りにより犠牲になった者たちの復讐劇！

という単純な図式かと思っていたら、検察、ヤクザ、財閥などが入り混じったカジノ賭博を巡るノワールドラマでした！！

前途有望な主人公が様々な権力の犠牲となり復讐を誓うという設定は王道ですが、そんな苦難を力技で乗り越えていくのではなく、賭博の才能や裏社会の助けを得て成り上がっていくというダークヒーロー系作品なんですよね。

主人公が首席司法研修生という設定なので、最初は闇に落ちても頭脳や法律を駆使して悪人たちをやり込めていくのかと思っていたんですが、「カイジ」のような面もありつつも結局は任侠ものの雰囲気が強く漂っていました。

まぁ、どちらのパターンでも好みでしたけど。

このコンゲーム的な要素とアクション要素の両方があるのは近年の流行りで、そこに韓国らしい検察とか財閥の闇が加わった感じでしたね。

主人公が刑務所内でのし上がっていく展開もベタなんですけどやっぱり面白いですし、そこに謎の美女の助けがあったり、刑務所のボスから目をかけられたり、誰かに復讐したい裏社会の元大物たちが主人公側についたりと、クライムものが好きならたまらない要素がてんこ盛り！

ただ、ひたすら男臭い展開の連続なので、ロマンスなどの箸休めを求める人には向かないかもしれませんし、悪人キャラの登場人数がとにかく多くて複雑なので、そういったテイストが苦手なら振り返りながら見る必要があるかもしれません…。

 

 

 

最後に

 

 

ーーー＊ネタバレあり！ーーー

裏切られ刑務所内に入れられた主人公が、復讐のために刑務所内でポーカーの技術を身につけのし上がっていく前半は痛々しいながらも修行編のようで楽しめましたし、中盤からののし上がった末に元締めにまでなり復讐劇の本番だ！と盛り上がるのですが、ダークヒーローとしてそこまで力をつけたのに、最後は法律で悪を倒す！というのはどうなのか？

主人公が元々は司法修習生だったので、法により悪を裁くことで権力者たちの悪行を世の中に晒したかったのでしょうけど、個人的には鍛えた賭博の才能で破産に追い込むとか、闇組織の力で人知れず悪人たちを成敗していく方を期待していたんですけど…。

続編を予想させるというよくあるラストにするよりも、悪人たちに死の制裁を下してのスッキリとしたラストが見たかったかなぁ。

 

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