ヒョン・ビン、イ・ヨニ主演。
傍若無人な財閥御曹司と田舎の女子高生との運命的な愛を描いた笑いあり涙ありの純愛ドラマ!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
百万長者の初恋【韓国映画】キャスト一覧
2006年2月9日韓国にて公開(日本公開日2006年12月23日)
上映時間:116分
監督:キム・テギュン
「火山高」
「オオカミの誘惑」
「愛の棘(とげ)」など
脚本:キム・ウンスク
【カン・ジェギョン役】ヒョンビン
財閥三世。傍若無人なわがまま御曹司。
【チェ・ウナン役】イ・ヨニ
バイトに明け暮れる苦学生。ひょんなことからジェギョンと知り合う。
【ウォンチョル役】チョン・ウク
校長。
【ユ弁護士役】キム・ビョンセ
ジェギョンの後見人。
ヒョンビン映画初主演作!
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百万長者の初恋【韓国映画】あらすじ
財閥三世のジェギョン(ヒョンビン)は、高校にもまともに通わず遊んでばかりいる御曹司。
そんなジェギョンは祖父が亡くなれば自分が遺産を相続出来るものと思っていたのですがが、祖父の遺言にはある田舎の高校の卒業証書が必要だということが書かれていたのです。
仕方なく山奥にある高校へと通うことにしたジェギョンでしたが、そこには都会の高校とは違ったユニークな同級生たちばかりがいました。
ジェギョンは早々に退学となるために生徒を捕まえて喧嘩をふっかけるも、何故だが夕食に招かれ親密になったり、金で退学を買おうとして校長に掛け合うも全く通用せず、どうあっても高校に通うしかありませんでした。
そんな中でジェギョンは、クラスの級長で学校以外ではアルバイトばかりしている少女ウナン(イヨニ)の事が気になりはじめ・・・。
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百万長者の初恋【韓国映画】みどころ
本作は、傍若無人な財閥三世が祖父の遺言により田舎の高校に通うこととなり、そこでの学校生活や恋を通して人として成長していく様を描いた作品です。
設定はドラマなどでよく見られるものでありながら、そこには後継者争いやライバルの存在などは描かれておらず、恋愛もよくある三角関係などではありません。
財閥の御曹司としてチヤホヤされたり、彼のお金目当てに群がれってくる人々ばかりと付き合いわがまま放題な生活を送っていた主人公は、そんな肩書きが通用しない田舎で暮らすことになったことで徐々に変化が訪れます。
ピュアな恋模様、初恋相手の病気と過去の繋がり、そして彼女の為に遺産相続を諦めようとする主人公の心の変化など、韓国が得意とする感動の展開が魅力の作品です。
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百万長者の初恋【韓国映画】感想・評価
この時まだ18歳(撮影時はもっと若いかも)だったヒロイン役イ・ヨニの可愛らしいこと!
ストーリーとしては、何の苦労もなく育ってきた傍若無人な財閥御曹司が、亡くなった祖父の言いつけによりお金のない生活を送ることになるというもので、そこで友達を作り恋をして人として成長していくというよくある話。
ヒロインが病気だったり、主人公とヒロインが幼い頃に出会っていたりと、設定もありきたりなんですが、舞台が田舎の小さな学校で、登場人物たちも純朴な人たちばかりであるということもあってか、純愛ドラマにピッタリな環境だと思いました。
韓国ドラマでよく見るような財閥の相続問題のゴタゴタや愛憎劇なんかもありませんし、やり過ぎな程の泣かせる展開もなく、お金では決して買えないものの大切さが描かれていました。
流れも結末も予想がつくものなんですが、近年の凝った作品に馴れている人ほどこのシンプルさが身に染みるのではないでしょうか?
「世界の中心で、愛をさけぶ」や「いま、会いにゆきます」系の純愛ドラマが好きな人にはもってこいの作品です!
まとめ:王道の純愛ドラマ好き必見!
設定や展開はベタながらも思ったほどの過剰さはないのですんなりと感情移入することが出来ました。
イ・ヨニの可愛らしさと映像美が際立った良作です!!最後に
最後に
近年の韓国映画といえば、サスペンスや社会問題を織り混ぜたエンタメ作品といったイメージがあるかと思いますが、第一次韓流ブームの頃の日本においてのは2004年の「僕の彼女を紹介します」、2005年の「四月の雪」「私の頭の中の消しゴム」などがヒットし、”韓国映画=泣ける純愛ドラマ”というイメージが定着していました。
本作は、これらの作品と比べるとヒットはしていません。
しかしこの3タイトルほど過剰な演出もなく、今見ると一番取っ付きやすい作品だと思いました。
それにブレイクしたばかりのヒョンビンと、同時まだ女子高生だったイ・ヨニの相性も抜群ですし、美しい大自然の中での純愛ドラマはどこか「愛の不時着」とも似たところがあるので、ヒョンビンが好きな方なら必見だと思います!