「屋根部屋のプリンス」や「運命のように君を愛してる」での好演で知られたチェ・ウシク初主演作品。
草食男子と美人水泳選手が繰り広げる、恋と友情と家族の絆を描いた切ないラブコメディです。
韓国ドラマの主人公としては珍しい”草食男子”キャラが最大のみどころ!
ぜひ多くの人に見てもらいたい、当サイト一押しの作品です。
作品紹介やキャスト一覧、あらすじ、みどころ、感想などをまとめました。
ホグの愛 キャスト一覧
最高視聴率1.4%
平均視聴率1.1%
放送年度2015年2月から韓国で放送(ケーブルテレビ)
演出:ピョ・ミンス
脚本:ユン・ナンジュン
【カン・ホグ役】チェ・ウシク
【ト・ドヒ役】ユイ(元AFTERSCHOOL)
【カン・ホギョン役】イ・スギョン
【ピョン・ガンチョル役】イム・スロン
【ソ・シミン役】チェ・ドクムン
【キム・テヒ役】チェ・ジェファン
【シン・チョンジェ役】イ・シオン
【カン・ヨンム役】チョン・ウォンジュン
【キム・オクリョン役】パク・スンチョン
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作品紹介
本作は「となりの美男」の原作漫画の作者としても知られたユ・ヒョンスクさんの同名漫画を原作としたドラマです。
演出を手掛けたのは「フルハウス」や「プロデューサー」などの作品で知られたピョ・ミンスさん。
主人公ホグを演じるのは本作がドラマ初主演となるチェ・ウシクさん。これまでに「運命のように君を愛してる」や「傲慢と偏見」などで、守ってあげたい年下男性のキャラクターを披露してきた俳優さんで、本作でも母性本能をくすぐる魅力を見せています。
女性主人公ト・ドヒにはユイさん。これまでにも多数のドラマで主演を演じてきて、その演技力はお墨付きの演技ドル(演技の出来るアイドル)です。
主人公二人の同級生ピョン・ガンチョルを演じるのは2AMのスロンさんです。
当初はSS501のパク・ジョンミンさんがキャスティングされていたのですが、健康上の問題で降板されました。
そして、ホグの双子の妹ホギョン役には新人のイ・スギョンさん。同姓同名の方が多いのですが、この方は1996年生まれでこの時まだ10代ですね。新人にして重要な役どころを見事に演じられていて、映画「沈黙、愛」ではチェ・ミンシクさん、パク・シネさんとも共演しています。
ホグの愛 OST情報
本作のOSTで一番話題となったのはSUPER JUNIORのキョヒョンの「キミの星に届くまで」でしょう。
ホグのドヒへの想いが込め垂れたこの曲、凄く泣けます。
ほかにもライナス・ブランケット「Kangaroo」や、スロン(2AM)&エスナのデュエット「Destiny」などドラマをグッと盛り上げる名バラードやポップソングなどがあります。
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ホグの愛 あらすじ
カン・ホグは間抜けでお人好しで恋愛経験もゼロの草食系男子。友人のテヒと共にWeb漫画家チョンジェのアシスタントをしています。
そしてト・ドヒは”韓国の人魚姫”とも呼ばれる国民的水泳選手で、ホグの初恋の相手です。この2人が同窓会で再会したことで物語は転がり始めます。
再会に舞い上がるホグでしたが、その後ドヒが妊娠していることを知り、持ち前のお人好し本能が発動することに。
一方で、ホグの双子の妹ホギョンは紹介で知り合ったガンチョルに惹かれるのですが、ガンチョルには秘密があって・・・。
物語はホグとドヒの純愛と、ホギョン、ガンチョルも含めた4人の秘密と友情を描いたコミカルで切ないものとなります。

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ホグの愛 みどころ
ホグという韓国ドラマの主人公としては珍しい”草食男子”キャラということがかなり重要です。
ホグとドヒの関係は、映画「猟奇的な彼女」の彼女とキョヌのようなものに近いかもしれませんが、ドヒがホグを振り回すのではなく、ホグが自分一人で抱え込もうとするドヒを放っておけずにひたすら助けるということです。
一般的に見て強そうに見える彼女を、へなちょこ男が助けるというのがこのドラマの基本の流れと言えます。
ホグを含め周りの友人家族は皆明るく、コミカルなムードが漂うものの、彼女の周りには誰もいなく苦悩と暗さが付きまとっているように見えます。
そんな彼女を助けるホグの愛と、ホグとドヒの同級生ガンチョルとの不思議な友情関係や、強烈キャラのホギョンとガンチョルの関係をコミカルかつ感動的に描いたのがこのドラマなんです。
実はホグよりも間抜けなエリート弁護士のガンチョルや、メイク前と後では顔が違いすぎるホギョン、おかしな友人テヒとチョンジェ、そしてホグやガンチョルの父母など、みんなが優しくドヒを助けてくれる心温まる展開には、笑いと涙が止まりませんでした。
ケーブルテレビということや、内容にヘビーなものが含まれるということもあってか視聴率は高くなかった作品ですが、個人的にはかなりの傑作だと思っている作品。
ホグの温かいキャラクターはこれまでのラブコメ作品では見れなかったものですし、それを演じたチェ・ウシクさんはホグそのものだと思うほどのシンクロ率です。
同様にドヒを演じたユイさんも非常に素晴らしく、泣きの演技など独特な癖が真実味があって涙を誘うものとなりました。
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ホグの愛 感想と評価・評判
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最後に
はじめは何となく見始めたドラマで、誰かのファンで見たというわけでもなかったのに、その面白さにすぐハマってしまいました。
このドラマの魅力は何と言っても「ホグ」というキャラクターにつきると思います。
一般的に言うイケメンでも、お金持ちでも、非常に才能に溢れた人物でもない主人公というのは韓国ドラマでは非常に珍しいもので、ドラマの中で2,3番手にいそうな癒し系キャラ。
そんなホグが美人アスリートとして昔から有名だったヒロイン・ドヒの為に駆け回る様は、コミカルさと感動が入り混じった素敵なものです。
笑いと涙が非常にバランスよく何度も見返したくなる傑作だと思います。