Ara×エル(インフィニット)×ソンドンイルで贈る法廷ドラマ!
民事裁判に立ち向かうベテランと若手判事の葛藤と成長を描いたヒューマンドラマです。
キャスト、キャスティング秘話、視聴率、感想、シーズン2の有無などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ハンムラビ法廷【韓国ドラマ】キャスト一覧
全16話
最高視聴率 最終回5.3%
放送年度 2018年5月から7月JTBCで放送
演出:クァクジョンファン
THE K2・補佐官・チュノ
脚本:ムンユソク(現職の判事)
【イム・バルン役】エル
【パク・チャオルム役】アラ
【ハン・セサン役】ソン・ドンイル
【チョン・ボワン役】リュ・ドックァン
【イ・ドヨン役】イエリヤ
【ミン・ヨンジュン役】イ・テソン
【判事役】アン・ネサン
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ハンムラビ法廷【韓国ドラマ】ドラマ紹介
これまで法廷を舞台としたドラマはいくつもありましたが、本作は現職の判事でありベストセラー作家でもあるムン・ユソク氏が脚本を書いた点が特色と言えるでしょう。
実は判事ムンユソク氏は2007年ごろ、監督に
「アメリカや日本には元医者だった作家が書いた医療ドラマや法律家出身の作家による法廷ドラマがあったりする。韓国でもそういう作品があれば、はるかにリアリティのあるいい作品ができるのではないか」
という話をしていたとか。監督もいつかそんなドラマを作りたいとずっと温めてきました。
こういった気持ちからムンユソク氏は2016年に「ミスハンムラビ」を書き、それがドラマ化されたものが本作なのです。
しかし、ドラマ作家にとって「実際の判事が20年間職場で実際に経験したことを、短い時間に理解して脚本化する」というのは容易なことではありませんでした。
原作者であるムンユソク判事とドラマ作家が何度も会って話し合い、さまざまな方法を試してみましたが、結局原作者がそのまま脚本を書くのが一番いいということになり、現職判事が初のドラマ脚本に挑戦することになったのでした。
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ハンムラビ法廷 キャスティング秘話
エルは1992年生まれ、Araは1990年生まれでともに20代です。
この若さで判事として活躍するのは非現実的で、ヨンウジン(1984年生)&パクウンビン(1992年生)主演ドラマ「イ判サ判」ではその点違和感があったという多くの視聴者の声がありました。
ところが本作はさらに若い二人が演じています。
リアリティを追求するのであれば、もう少し世代が上の俳優さんを起用したほうがよかったのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。
若い俳優をキャスティングしたのは
「社会経験の少ない若者たちがぶつかる困難を描き、法と現実の間で壁にぶち当たりながら成長していくストーリーであるため、若い人に共感してほしいという思いで作った。」
「経験豊富なベテラン年配判事と若い判事との世代間の葛藤。その溝が埋まる瞬間を感動的に描いている」
「専門職に熟練したイメージの人を避けたかった。初めての壁にぶち当たり、泣いたり悩んだりして学んでいく青春のイメージを重視した。」
と、監督は語っています。
キャストインタビュー
エル
主演のエルをはじめ出演者たちは、法廷に足を運んで現場を知り、何度もムンユソク作家と相談して役作りに励んだそうです。
「判事という仕事はイメージとは違い、心の消耗する仕事だと思った。”法服を着たら人の表情は消さねばならないが、人の心までは消してはいけない”というセリフがあるが、撮影中はずっとその気持ちでいた。不愛想に見えるイムバルンが判決を下すとき、表情には出ないけど心のうちはどうであるかが共感できる」
ヒロインのAra
「判事さんが書いた台本ということにとても興味を持った。ムンユソク氏が法廷に立つ姿も見学し、ムンユソク氏の他の本も読んで、実際に女性判事の方にもお会いしてお話を伺った。」
ソンドンイル
ソンドンイルとAraは「応答せよ」で親子役を演じ、「ファラン」でも共演していたためとても演技しやすかったとのこと。
さらにエルについては
「自分のために歌を歌ってくれたり、朝鮮人参の栄養ドリンクを差し入れしてくれたり。自分に近づいて来てコミュニケーションを取ろうと努力してくれた。」
と話していました。
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ハンムラビ法廷【韓国ドラマ】視聴率
放送初回から3~4%というJTBC放送では異例の高視聴率を記録していました。
第3話で5%を記録してさらに上昇するものかと期待されましたが、また3~4%台をうろうろ。
しかし最終話で最高視聴率5.3%をマークし、有終の美を飾りました。
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ハンムラビ法廷【韓国ドラマ】シーズン2・続編は?
ドラマの人気から、放送終了後には視聴者掲示板にはシーズン2を望む多くの声が寄せられました。
調べたところ、2019年8月までシーズン2の話は出ていないようです。
本作で【チョン・ボアン】役を演じたリュドックァンは「神のクイズ」シーズン1から5まで主演を務めており、そのこともあってハンムラビ法廷のシーズン2について、インタビューを受けています。
「いい作品であるほど、拍手をするときに終えるのもいいのではないか。16話を作家さんが明確に決めたわけで、さらに続けば別の部分が出てくる。これより面白いものはできないと思うので、自分は望んでいない。」
と慎重に答えています。
作家と監督、キャスト、スタッフがベストを尽くして作り上げた16話だから、これ以上はないということでしょうか。
しかし反響が大きかったのも事実で、今後可能性がないとも言い切れません。
報道が出次第、追記予定です。
ハンムラビ法廷【韓国ドラマ】感想・評価
ハンムラビ法廷、本当に頭のいい人が本当に世の中のためになる物語は何かって考えて書いた話って感じで素晴らしいな…こういうのは日本のドラマには絶対に無いなっていう…凄いなぁ
— オジ (@handradaisuki) June 26, 2019
というような、いい評価がほとんどである中、いくつか低評価を書きこんでいる視聴者もいました。
最後に
ドラマは事前制作され、制作発表はユーモアたっぷりでトーク巧みな監督のおかげでとても楽しい雰囲気でした。
監督によると、
「世間でそれほど注目されない民事事件について、判事たちがどのような気持ちでそれらに向かっているのかを描くことに重点を置いた作品」
だとのこと。キャストたちの演技力にも注目してほしいそうです。
さまざまな法廷ドラマの中でも特に評判の良かった本作ですので、日本でも人気が出ることは間違いないでしょう!