マ・ドンソク&クォン・ユル&ハン・イェリ共演!
アームレスリングを題材としたアクションと感動の家族ドラマが合わさったエンタメ作品!!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ファイティン【韓国映画】キャスト一覧
原題:チャンピオン
2018年5月1日韓国にて公開(日本公開日2018年10月20日)
上映時間:108分
監督、脚本:キム・ヨンワン
【マーク役】マ・ドンソク
子供の頃にアメリカに養子に出されたアームレスリング選手。
【ジンギ役】クォン・ユル
マークを兄貴と慕うスポーツ・エージェント。
【スジン役】ハン・イェリ
マークの妹。二人の子供を育てるシングルマザー。
【ジュニョン役】チェ・スンフン
スジンの息子。
【ジュニ役】オク・イェリン
スジンの娘。
【コンボ役】カン・シニョ
韓国1位のアームレスリング選手。
【ユ・チャンス役】ヤン・ヒョンミン
ヤミ金業をする傍らスポーツ賭博を取り仕切る悪人。
本作の主演は2018年韓国映画界で最も輝いた俳優1位に選ばれたマ・ドンソク。
これまでにも多くの大ヒット映画に出演してきた彼ですが、本作ではその肉体と愛らしいキャラクターを活かした役柄を演じ、彼の親しみやすさと持ち味が存分なく発揮されています。
スポンサーリンク
ファイティン【韓国映画】あらすじ
子供の頃にアメリカに養子に出されたマーク(マドンソク)は、養父母も早くに亡くしアームレスリングの世界で生きてきました。
一時は世界10位にまで登り詰めたものの、アジア人ということで差別され協会を除名されてしまいます。
クラブの用心棒をとして暮らしていたある日出会ったスポーツ・エージェントのジンギ(クォンユル)の誘いで韓国に帰国し、そこで再びアームレスリングに挑むことになります。
帰国したマークは、以前から気になっていた生みの母親を探すのですが、ジンギにより調べてもらった母の家を訪ねてみると、そこには存在を知らなかった妹と彼女の子供たちが暮らしており・・・。
スポンサーリンク
ファイティン【韓国映画】みどころ
本作は、韓国から世界へ進出した人気俳優マ・ドンソク主演によるアクション・ヒューマンドラマです。
アームレスリングを題材としたアクションと、養子に出された主人公が本当の家族を探すヒューマンドラマ、そして子供達とのやりとりやブロマンスまでも同時に描かれていて、全体的にコミカルなのも特徴です。
本作は、マ・ドンソクの肉体やキャラクターあってこその作品で、元々はマ・ドンソクがアームレスリングをしたら面白いだろう、というところから始まった作品。
そこに、韓国で社会問題となっている海外に養子に出された人についてや、シングルマザーの困窮した生活なども作中に活かされていて、それがエンタメとして見事に機能しているのも本作の魅力となります。
スポンサーリンク
ファイティン【韓国映画】感想・評価
アームレスリングを題材とした映画というと、どうしても「オーバー・ザ・トップ」と比べてしまいますが、本作はスポ根要素が抑えられた作品になっています。
アームレスリングとマ・ドンソクの相性も良く、彼が好きなら見ても損はないですね。
作品のテイストは一昔前の香港映画のようなところもありましたが、韓国お得意の家族ドラマとコメディ、そしてマ・ドンソクのアクションがミックスされた映画でした。ストーリー的にはベタですが、”マ・ドンソク”というキャラクターにはピッタリでした。
韓国の作品でアメリカ帰りの主人公というと、向こうで大金持ちになっていたり、世界的なアーティストになっているという設定がお決まりですが、本作はリアルな韓国の養子問題を下地にしているので妙な違和感は感じませんでした。
“筋肉ムキムキ男×子供”という設定の魅力はシュワちゃんやドウェイン・ジョンソンらがハリウッドで実証済みですが、マ・ドンソクと子供たちの相性もそれに匹敵するレベルで、イカつい男たちがたくさん登場しても微笑ましい家族ドラマや笑いなどもあるおかげでとても見やすくなっています。子供達の可愛さも抜群でしたしね。
韓国ではこういったファミリー向けの作品が意外と少ないようですが(目立ってないだけかもしれませんが・・・)、家族愛のドラマとしてだけでなくエンタメとしても楽しめる本作は貴重な存在だと思います!
最後に
本作は、韓国ではそこまでヒットした作品ではないようですが(観客動員数100万人は超えてるようです)、エンタメ映画として非常にバランスのいい作品に仕上がっています。
韓国でヒットするタイプの映画とは少し違いますが、癖が強くない分見やすいですし、エグいシーンもないので家族揃って見れると思います!