チャンオクチョン|キャスト・あらすじ・感想!トンイとの関係は?

 

韓国ドラマチャンオクチョン

キム・テヒ×ユ・アイン主演のロマンス史劇!

これまで悪女としてのイメージばかりだったチャン・オクチョン(チャン・ヒビン)の愛に生きる姿が描かれた「トンイ」ファン必見の作品です。

キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

チャンオクチョンキャスト・視聴率

U-NEXT全24話

平均視聴率:9.4%

最高視聴率:11.4%

放送年度2013年4月から韓国で放送

演出:プ・ソンチョル
「僕の彼女は九尾狐」
「スターの恋人」など

脚本:チェ・ジョンミ(小説家)

【チャン・オクチョン役】キム・テヒ
賤民生まれながら世子時代のイ・スン(=粛宗)と出会い、のちに粛宗の側室・張禧嬪(チャン・ヒビン)となる。

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【イ・スン、粛宗(スクチョン)役】ユ・アイン
世子。のちの朝鮮第19代王。

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【イニョン王妃役】ホン・スヒョン
仁顯(イニョン)王后ミン氏。粛宗の正室。

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【東平(トンピョン)君、イ・ハン役】イ・サンヨプ
王族。粛宗の叔父。

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【ヒョン・ヒス役】ジェヒ
オクチョンの幼馴染で初恋の相手。オクチョン恩人カン氏夫人の息子。

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【チェ・ムスリ役】ハン・スンヨン(元KARA)
イニョンの下働きとしてオクチョンと共に働いていた、のちの淑嬪(スクビン)チェ氏。

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【仁敬(インギョン)王后キム氏役】キム・ハウン
粛宗の最初の正室。

 

【チャン・ヒョン役】ソン・ドンイル
訳官、商人。オクチョンの叔父。

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【ミン・ユジュン役】イ・ヒョジョン
イニョンの父。西人派の重鎮。

 

【ユン氏役】キム・ソラ
オクチョンの母。

 

【チャン・ヒジェ役】コ・ヨンビン
オクチョンの兄。

 

【大妃キム氏役】キム・ソンギョン
粛宗の母。

 

【大王大妃チョ氏役】イ・ヒョチュン
仁祖(朝鮮第16代王)の継妃。

 

本作は「張禧嬪(チャン・ヒビン=チャン・オクチョン)」を主人公とした作品です。

チョン・ナンジョンやチャン・ノクスと共に“朝鮮3大悪女”の一人として知られていますが、近年では2002年の「張禧嬪 チャンヒビン」でキム・ヘスさんが、2010年の大ヒットドラマ「トンイ」ではイ・ソヨンさんが演じているなど、韓国時代劇好きなら誰もが知る歴史上の人物です。

そんなチャン・オクチョンを本作で演じているのは時代劇初挑戦となるキム・テヒさんです。

これまでの作品では悪女として描かれてきた人物を本作では悲劇のヒロインとして描いています。

そしてチャン・オクチョン同様に様々な時代劇に登場している朝鮮第19代王・粛宗(スクチョン)をユ・アインさんが演じ、イニョン王妃をホン・スヒョンさんが、淑嬪(スクビン)チェ氏をハン・スンヨンさんが演じているなど、これまでに数多くの俳優に演じられてきた有名キャラクターを本作ではどのように描いているのかも見る際のポイントとなります。

OSTには、イム・ジェボムによる主題歌「悲歌」をはじめ、メインラブテーマ「ZIA/夢の中でも」の他、イ・スヨン、イ・ジョンなどの実力派ボーカリストが多く参加しています。

 

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チャンオクチョンあらすじ

中人の父と奴婢の母との間に生まれたオクチョン(キムテヒ)は、針仕事で評判を呼んでいました。

そんな中、王・顯宗(ヒョジョン)が崩御し、王宮内での西人派と南人派の対立が激しくなっていきます。

押され気味の大王大妃率いる南人派は、オクチョンの母の主である甥のチョ・サソク(チェサンフン)に対策を依頼。

オクチョンの美貌に目をつけていたサソクは、オクチョンが王の側室になれば母を解放すると約束し、オクチョンを針房の女官として入宮させるのです。

以前、世子とは知らず出会っていたオクチョンとイ・スン(ユアイン)は、王宮で再会し急速に惹かれあっていきます。

オクチョンの叔父チャン・ヒョン(ソンドンイル)の野望や、大妃の妨害など大きな障害をも乗り越え想いを遂げる二人でしたが、正室と側室の戦いや勢力争いなどが複雑に入り乱れ、オクチョンも次第に野心を膨らませていくようになり・・・。

きむとま
トンイとして有名なチェ・ムスリ=淑嬪(スクビン)チェ氏が本作では悪女として登場![/voice]

 

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チャンオクチョンみどころ

本作は名作ドラマ「トンイ」と同じ時代背景と登場人物を描いた作品です。

これまでチャン・オクチョン(チャン・ヒビン)といえば悪女として知られ、数多くのドラマや映画でもそのイメージからキャラクター形成されてきましたが、本作では愛に生きた悲劇のヒロインとして描かれています。

同様にスクチョンも女性たちに翻弄される王というイメージとは違い、本作では強い意思や行動力を持った王として描かれているなど、これまでの同時代を描いた作品とはちょっと違ったものとなっているのが特徴です。

なのでイニョン王妃やトンイのモデルとなった淑嬪(スクビン)チェ氏など、「トンイ」や他の韓国時代劇でお馴染みの登場人物が数多く登場するのも本作のみどころとなります。

同じ人物でも作品によって印象が違ってくるというのも面白いのですが、本作は恋愛ドラマとしての割合が高く歴史ドラマが苦手な方にも見てほしい作品となっています。

もちろんオクチョンとスクチョンの恋愛模様が描かれるだけではなく、そこには南人派と西人派との権力闘争や二人の仲を引き裂こうとする横やりも入るなど、様々な困難も用意されています!

 

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チャンオクチョン感想・評価

日本でも大人気の韓国時代劇「トンイ」のイメージから、チャン・オクチョン(チャン・ヒビン)は悪女というイメージがありますが、本作では彼女がメインでありスクチョンとの悲恋が描かれていました。

「トンイ」を見た人からすると、いい人側だったイニョンやトンイ(チェ・ムスリ)が悪役(恋のライバル?)なので、ちょっと違和感を感じるかもしれませんね。

なにせ、このスクチョン時代は韓国時代劇において人気なのでこれまでに何度も描かれており、しかもその殆どでオクチョンは悪女として登場しているため韓国時代劇が好きな人ほど妙に感じるかもしれません。

とはいえ、序盤はオクチョンとスクチョンの恋愛が描かれて違和感も感じなかったのですが、正室と側室の戦いが続き、何度も正室が変わっていく流れに沿って女たちの醜い争いが加速してくると、作品として興味を失なってきました。

本作が恋愛ドラマに特化していると思っていたというのも大きいのですが、登場人物の描かれ方は違えども基本の流れは「トンイ」と同じですし、そもそも権力闘争ものが苦手な私からすると期待外れでした。

「トンイ」が好きな人からすると見比べる面白さはありますが、ストーリーに驚きはないですし、ラブストーリーとしても楽しめませんでした。

 

まとめ:名作「トンイ」とほぼ同じ時代を同じ登場人物で描いた恋愛史劇。

いい意味でも悪い意味でも比べられる作品であり、評価がかなり割れる作品だと思います。

とはいえ見比べる楽しさがあり、何も知らずに見た人には女たちの争いを素直に楽しめるかもしれません!

 

最後に

本作ではトンイという名前では登場していませんが、やはり「トンイ」のイメージが強く違和感もありありでした。

同時代を描きながらも、登場人物の描き方を変えた(善人が悪人になるなど)斬新さは評価するものの、オクチョンがどうにも好きになれず感情移入も出来ませんでした。

オクチョンがスクチョンを好きになるのは仕方がないとしても、正直既婚者を好きになって割り込んできた女にしか見えないんですよね。

なので、一人の男を一途に愛した女の話とすれば純愛なんでしょうけど、イニョンやインギョン王妃が気の毒すぎて嫌なヒロインとしか思えませんし、そもそもスクチョン自体に男としてムカついてしまいました。

 

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