日本でもドラマ化された村上もとかの漫画を原作とした韓流ドラマ。
ソン・スンホン×ジェジュン(JYJ)×パク・ミニョンの豪華共演作品!
キャスト、視聴率、あらすじ、感想、日本との違い、みどころなどをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
Dr.JIN【韓国版】キャスト・視聴率
原題:ドクター・ジン
全22話
平均視聴率:12.8%
最高視聴率:14.5%
放送年度2012年5月から韓国で放送
演出:ハン・ヒ
脚本:ハン・ジフン/チョン・ヒョンジン
【ジン・ヒョク役】ソン・スンホン
【ホン・ヨンレ/ジン・ミナ役】パク・ミニョン
【キム・ギョンタク役】キム・ジェジュン(JYJ)
【イ・ハウン役】イ・ボムス
【チュノン(春紅)役】イ・ソヨン
【ホン・ヨンフィ役】キム・ジハン
【キム・ピョンヒ役】キム・ウンス
【キム・テギュン役】キム・ミョンス
【ホ・グァン役】チョン・ウンピ
【キム・ビョンオク役】キム・ビョンチュン
【ユ・ホンピル役】キム・イル
Dr.JIN韓国ドラマの日本との違いは?
このドラマは漫画「JIN-仁-」を韓国でドラマ化した作品です。
日本でも2009年にドラマ化され大ヒットしました。
舞台設定が江戸時代末期(幕末)から朝鮮時代に変わっていて、それに伴い日本人なら誰もが知る偉人などは登場しないですし、時代背景もよく分からないので、大まかな設定だけ同じの別物となっています。
現代の韓国から朝鮮時代へとタイムスリップする医師ジン・ヒョクをソン・スンホンさんが演じ、同じく現代編と過去の両方に登場し一人二役を演じることになるパク・ミニョンさん、韓国版オリジナルのキャラクターを時代劇初挑戦のジェジュンさん、そして原作では坂本龍馬の役どころとなる王族をイ・ボムスさんが担当しています。
本作の重要な役どころとなるチュノンはイ・ソヨンさんが選ばれ、妖艶な魅力を発揮しています。
当初キム・ソヨンさんがチュノン役として候補に挙がっていたそうですが、最終的にはイ・ソヨンさんに決まりました。
そして、本作には他にも多くの実力派俳優が出演していて、韓国ドラマが好きなら誰もが見たことのあるキム・ウンス、チョン・ウンピョ、イ・ウォンジョン、キム・イル、キム・ヘオクといったベテラン勢から、イ・スンジュン、チョ・ウジン、ユン・ジュヒ、チャン・ヨンナムといった面々までと、とても豪華なものとなっています。
OST情報
本作のOSTは出演者が歌声を披露しているのも話題となり、ジェジュンさんによる「生きていても夢のように」や、ソン・スンホンさん「最後の愛」、イ・ボムスさんの「風に乗って」をはじめ、他にも「Zia/君が来るでしょう」、「チャンミン&スロン(2AM)/涙の道」などがあります。
Dr.JIN【韓国版】あらすじ
天才外科医のジン・ヒョク(ソンスンホン)は、とある患者の奇妙な腫瘍を脳から取り出してから、激しい頭痛に襲われるようになります。
そして、それは妹ジン・ミナ(パクミニョン)の手術にも影響を及ぼすこととなり、なんとか命は取り留めるも意識不明となってしまいます。
そんな中、腫瘍を取り出した患者が病院の屋上から飛び降りるのを止めようとし、ジン・ヒョクはビルから落ちてしまいます。
そして、気付くとそこは病院ではなく見知らぬ場所で、なんとそこは朝鮮時代だったのです!
いきなりの事に驚いていたジン・ヒョクでしたが、更に盗賊団と捕盗庁との争いにも巻き込まれ犯人に間違えられてしまいますが、通りすがりのイ・ハウン(イボムス)により助けられたのです。
その後、逃走中に頭に傷を負ったホン・ヨンフィ(キムジハン)を助け、彼の家に連れ帰ることに。
そこで、ジン・ヒョクの妹に瓜二つのホン・ヨンレ(パクミニョン)と出会うのでした。
そしてヨンフィを助けるため、この時代では考えられない開頭手術を行うことになります。
未来から来たジン・ヒョクが、過去を変えてしまうことに悩みながらも、目の前の命を救うために奔走し、歴史そのものに関わる出来事とも向き合うことになるのです。
Dr.JIN【韓国版】みどころ
韓国版オリジナルの設定となるソン・スンホンさん、パク・ミニョンさん、ジェジュンさんによる三角関係に注目です!
オリジナルと比べると恋愛要素がボリュームアップしているのも韓国ドラマらしいですね。
そして韓国時代劇ではお馴染みの政権争いや、オリジナルを踏襲した医療ドラマパートもありつつ、男の友情や親子のドラマなどもありとても盛り沢山です!
やはり日本版(漫画、ドラマ含めて)との違いを比べてみるのも面白いと思いますが、まずは別物としてみた方が楽しめると思います。
その違いは、過去のホン・ヨンレと現代のジン・ミナ(実の妹)をパク・ミニョンさんが演じていたり(原作では中谷美紀さんが現代の恋人と、過去では花魁を演じています)、原作には登場しないヨンレの婚約者(キム・ギョンタク)がいたりと大幅な変更や追加が多いので、日本版を知らずに見た方が断然いいですね!
Dr.JIN【韓国版】日本と比較感想!
私は日本版のドラマを見ていてこの韓国版も見たので、どうしても比べながら見てしまいました。
豪華なキャストに医療ドラマのスリリングさや、時代劇としては取っつきやすい展開など、十分楽しめる話ではあったんですが、やはり日本版と比べると劣ってしまいました。
そもそも妹とそっくりの女性と恋愛なんか出来ないですし(なぜ設定を変えたのか疑問)、本来のテーマである”主人公が何故過去にタイムスリップしたのか””医師として目の前の命に向き合う”ということよりも、恋愛ドラマやお決まりの権力争いのボリュームが大きく、原作ファンからしたら突っ込みどころ満載の作品だと思いましたね。
タイムスリップと現代の医療技術を過去で披露するという要素が無ければ、普通の韓国時代劇と変わらない!というのも残念です。
日本版を見てない人なら楽しめるのかもしれませんが、比べると粗ばかり見えてしまい楽しめないかもしれないです。
最後に
このドラマを見るとソン・スンホンより大沢たかおの方が断然いい!と思ってしまいます。
パク・ミニョンさんやイ・ハウンさんは魅力的なのですが、日本版と比べてしまうとやっぱり物足りないですね。
こういう作品を見ると、俳優にとってはリメイク作品に出るのはデメリットしかないように思えて残念に思います。