ディヴァイン・フューリー/使者|キャスト・意味・感想・続編は?

使者ディヴァイン・フューリー韓国映画

映画「ミッドナイト・ランナー」の監督がパク・ソジュンと再びタッグを組んだエクソシズム・アクション・エンターテインメント!

アン・ソンギ、ウ・ドファン、チェ・ウシク競演作品。

キャスト、あらすじ、感想、続編についてなどをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

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目次

ディヴァイン・フューリー/使者キャスト一覧

2019年7月31日韓国にて公開(日本公開日2020年8月14日)

上映時間:129分

観客動員数:約160万人

監督・脚本:キム・ジュファン

「ミッドナイト・ランナー」など

【パク・ヨンフ役】パク・ソジュン
総合格闘技の世界チャンピオン。神を信じていない。

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【アン神父役】アン・ソンギ
悪魔祓いの司祭。

【ジシン役】ウ・ドファン
闇の司教。

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【チェ神父役】チェ・ウシク
アン神父の助手。

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【スジン役】パク・ジヒョン
悪魔にとり憑かれた女性。

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【ヨンフの父役】イ・スンジュン
警察官。

本作は韓国で大ヒットし、日本でもテレビドラマとしてリメイクされた映画「ミッドナイト・ランナー」のキム・ジュファン監督がパク・ソジュンと再びタッグを組んだ話題作です!

ディヴァイン・フューリーの意味は?

タイトルの「ディヴァイン・フューリー」とは、直訳すると「神の怒り」「神聖な怒り」となります。

このタイトルに関しての説明や解釈などは特にされていないようですが、主人公ヨンフの右手に表れた”聖痕(スティグマータ”によって邪を祓うシーンがいくつもありますし、その際右手が光を発する様が”ディヴァイン・フューリー”と取れなくもありません。

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ディヴァイン・フューリー/使者あらすじ

警察官であった父親を幼い頃に失ったヨンフ(パクソジュン)は、それ以来神を信じられなくなっていました。

そんな怒りを胸に秘めたヨンフは、総合格闘技の世界チャンピオンとなり何者にもすがらない力を手に入れていました。

そんなある日、ヨンフの身に不可解な出来事が起きます。度々ヨンフの右手に原因不明の傷が出来るようになり、病院に行っても寝ているうちに傷付けたのではないかと言われてしまいます。しかし、次第に右腕の痛みは強くなり夜も寝れないまでに悪化していきます。

そんな状況を見かねたスタッフが知り合いの祈祷師を紹介すると、ヨンフに数多くの悪霊がとり憑いていると言うのです。

その後、祈祷師の勧めからある教会へと赴いたヨンフは、そこで悪魔払いの司祭アン神父(アンソンギ)と出会うことになります。

しかも、その時アン神父は悪魔祓いの真っ最中で、危機に陥ったところをヨンフによって救われることに。

それ以降、ヨンフとアン神父は世の中を混乱させている闇の司教と戦うことになり・・・。

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ディヴァイン・フューリー/使者みどころ

本作は人気俳優パク・ソジュンが主演したアクション・エンターテイメント作品です。

総合格闘技の世界チャンピオンと悪魔祓いの司祭がタッグを組んで、世の中に邪悪を撒き散らしている闇の司教に戦いを挑むという”エクソシズム・アクション”作品で、パク・ソジュンの肉体美とアン・ソンギの存在感を堪能出来る作品となっています。

さらに、新星ウ・ドファンがミステリアスな悪役を演じ主演の二人に負けず劣らずの魅力を遺憾無く発揮している他、現在引っ張りだこなチェ・ウシクや演技派俳優イ・スンジェ、立て続けにドラマのメインキャストに起用されているパク・ジヒョンなどの熱演にも注目です。

みどころは、人にとり憑いた悪霊と戦う力を得た主人公のアクションシーン!

役柄が格闘家ということもあり、剣でも銃でもなく拳一つで闘いに挑むんです。特にラスト20分のクライマックスシーンは必見です!!

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ディヴァイン・フューリー/使者感想・評価

最近見た韓国ドラマ「客ザ・ゲスト」は、霊媒師、悪魔祓い、刑事という3人が協力して悪霊を祓うという異色のドラマでしたが、本作はいわゆる”エクソシスト”系のテイストにアクションがプラスされたエンタメ作品でした。

基本は悪魔祓いの司祭(神父)が邪悪と対決するというもので、ちょっと変わっているのは主人公役のパク・ソジュンが総合格闘技の世界チャンピオンだというところ。

格闘家の役どころはドラマ「サム、マイウェイ」でもやっていたので違和感はありませんでしたし、終盤でラスボス相手に肉弾戦を挑むのもエンタメとしては最高でした。

しかし、ストーリー自体は珍しいものではないですし、話がちょっと長すぎるのも問題で、もっとアクションが全面に押し出されていた方が良かったですかね。

ただ、そうなるとハリウッド作品(キアヌ・リーヴス主演の「コンスタンティン」など)の二番煎じのようになってしまい韓国らしさはなくなるかもしれません。

ホラー要素があってもギリギリエンタメとして見れるラインで留めているのがハリウッド作品だとしたら、「ここまでエグいシーン必要だったか?」と思うようなシーンをエンタメものにも平気で入れてくるのが韓国なんですよね。

監督の前作である「ミッドナイト・ランナー」もそうで、アクションシーンは面白いしキャストも人気俳優を使っているのに、そこにエグいシーンがかなり盛り込まれるのでエンタメ作品とはそぐわない感じがするんです。

それがサスペンスなら刺激的に見えたり、リアル志向に思えたりしていいのでしょうが、本作のようなホラー要素のあるバトル・アクションものだとそこはもう少しマイルドにしても良かったかもしれませんね。

本作のキャラクターは魅力的ですし、アクションシーンも抜群、さらにはマーヴェル作品のダークヒーローもののような楽しさもあります。

しかし、配分としては主人公の内面的葛藤を描いたり悪魔祓いをするシーンが多く、一番盛り上がるバトルシーンはラスト20分を切ってからなんです。

そういうこともありパク・ソジュンの格闘シーンを期待していた人からすると、もっと要所要所に挟んで欲しいと思うでしょうね!かく言う私もそうでしたので。

まとめ:アクション、ホラー、親子愛などが描かれたエンタメ作品!

思ったほどアクションの分量はありませんでしたが、俳優陣の演技力は抜群で、パク・ソジュンとウ・ドファンが対決するラストシーンも最高の盛り上がりを見せています!!

ただ、アクションに特化させた方がもっと面白かったと思いますが。。。

ディヴァイン・フューリー/使者続編はあるの?

もし続編があるとするならば、本作では頼りないキャラクターでしかなかったチェウシク演じるチェ神父がメインキャラクターの一人となるようですね。

ラストもそのような終わり方でしたし、本作の出来事を通して成長したように思えました。

監督も本作のメインキャストたちと共に続編を作るつもりでいると発言していますし、パク・ソジュンもオファーがあれば是非やりたいと答えています。

そういうことも念頭に入れて、続編を期待させるような締め括りにしたのでしょうが、観客動員数は期待したほど伸びませんでした。(約160万人で「ミッドナイト・ランナー」の約565万人と比べると3分の1にも届かない記録)

まだ何も決定してはいませんが、この記録なら続編を製作するのは厳しいかもしれませんね。

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