パク・シニャン主演の大人気リーガルドラマ第2弾!
2016年に放送されヒットした人気作がコ・ヒョンジョンをライバル役に迎え帰ってきました。様々なジャンルに社会問題を痛快に解決していく庶民派弁護士の活躍を見よ!!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
町の弁護士チョドゥルホ2キャスト・視聴率
原題:町の弁護士チョ・ドゥルホ2
韓国全40回(20話)
BS朝日放送時全17話
平均視聴率:5.83%
最高視聴率:9.3%
放送年度2019年1月から韓国で放送
演出:ハン・サンウ
「黒騎士~永遠の約束~」(演出)
「グッドワイフ~彼女の決断~」(脚本)
「WATCHER<ウォッチャー>」(脚本)など
脚本:キム・ソヨン、ウィ・ギフンほか
【チョ・ドゥルホ役】パク・シニャン
元検事の弁護士。
【イ・ジャギョン役】コ・ヒョンジョン
グクイルグループの企画調整室長。
【ユン・ソミ役】イ・ミンジ
弁護士。アスペルガー症候群を患う。ドゥルホが検事をしていた時の捜査官の娘。
【クク・ヒョニル役】ピョン・ヒボン
グクイルグループ会長。
【カン・マンス役】チェ・スンギョン
ドゥルホの弁護士事務所の事務長。
本格派2016年に放送されヒットした「町の弁護士チョ・ドゥルホ」の続編となる作品。
前作でのヒロインはカン・ソラさんでしたが、本作ではコ・ヒョンジョンさんが主人公のライバル役として登場します。
主人公のチョ・ドゥルホを演じるのは前作に引き続きパク・シニャンさんです。
しかし、続編でありながらも前作の登場人物が出演することはなく、パク・シニャンさんとコ・ヒョンジョンさんだけが全話に登場しています。
これは主演の二人以外は固定されておらず6話以上出演している俳優がいない、という珍しいもので、メインキャストが突如降板になったり、脚本家が何人も変わったりといった問題や、パクシニャンさんの緊急ヘルニア手術により放送が二週間休止になったりといったこともあり、最終回で最高視聴率を記録するものの前作と比べると半減する結果となりました。
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町の弁護士チョドゥルホ2あらすじ
庶民派弁護士として人気と知名度がありTVにも出演するチョ・ドゥルホ(パクシニャン)は、ある日国会議員の息子を弁護し見事無罪を勝ち取ります。
しかし、ドゥルホが無罪だと思っていた議員の息子は実は性犯罪者であり、そんな犯罪者を無罪にしたで被害者を自殺に追い込んでしまったのです。
そのことがトラウマとなり法廷に立てなくなってしまったドゥルホは、その後1年をパニック障害に苦しみながら浮浪者のようにして過ごすことになります。
しかし、そんなドゥルホの前にかつて世話になった人の娘であるソミ(イミンジ)が現れ、父を探して欲しいと頼まれます。
行方不明になったソミの父はドゥルホが検事をしていた時の捜査官なのですが、残念ながらも捜索の末に遺体として発見されます。
ソミの父の死因は自殺とされましたが、実はグクイルグループの企画調整室長イ・ジャギョン(コヒョンジョン)により殺害されていて・・・。
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町の弁護士チョドゥルホ2みどころ
韓国ドラマでは弁護士や検事が主人公となる作品は数多くありますが、その内容は巨大権力と戦う犯罪捜査ものであり本シリーズのようなリーガルドラマ(法廷ドラマ)は意外と少ないんです。そういった意味でも話題となった前作から約3年、庶民派弁護士のチョ・ドゥルホが帰ってきました!
前作の冒頭で検事を辞めホームレスになっていたチョ・ドゥルホですが、そこからの弁護士への復活と活躍を見せました。しかし、続編である本作の冒頭でも又落ちぶれた姿を見せるチョ・ドゥルホ。一体彼に何があったのか!?
当然、そこからの復活を果たし弁護士として活躍していく訳なんですが、彼の前に最悪の敵としてコ・ヒョンジョンさん演じるイ・ジャギョンが登場しチョ・ドゥルホと対することになります。そんな彼女の悪役っぷりが本作のみどころの一つとなるので注目です。
作品の内容としてはチョ・ドゥルホの活躍を描くのは同様ですが、扱う事件のスケールはもちろん、悪役の規模も前作を上回るものとなっています。韓国を牛耳る巨大権力グクイルグループとその周りにある勢力との緊張感溢れるサスペンスストーリーが魅力の作品となります!
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町の弁護士チョドゥルホ2感想・評価
前作は庶民派弁護士の活躍を描いた韓国ドラマでは珍しいリーガルドラマというものでしたが、続編となる本作では巨大財閥との対決というありきたりな内容になっていました。
事件の内容や悪役のインパクトとしては本作の方が上回っていますし、前作同様の痛快さもあるものの、愉快さやキャラクタードラマとしての魅力は前作の方が上だったと思いますね。
そもそも、続編であるのに主人公以外の登場人物が出てこないというのはシリーズとしての魅力が半減しますし、気に入ったキャラクターが途中で居なくなったりするのも大きなマイナスだったと思います。
作品の内容にしても、前作が一つ一つの事件や裁判を解決していくものの連続だったのに対して、本作は韓国のサスペンスドラマによくある巨悪との対決を全編通して描いていて、前作のテイストが好きだった私からすると肩透かしを喰らいました。
もちろん、前作と比べなければサスペンスとして面白いのですが、主人公が庶民派弁護士という枠には収まっていないのが気になるところ。
主人公のチョ・ドゥルホが冒頭で落ちぶれて復活するというのを前作に続いて繰り返したのも疑問でしたし、チョ・ドゥルホよりも敵のイ・ジャギョンの方がメインに見えたり、脇役が殆ど目立っていないというのも期待外れで、コ・ヒョンジョンさんが好きでなければ楽しめない作品だと思いました!
最後に
前作を見ずに本作だけを見ればサスペンスドラマとしてある程度面白いとは思うのですが、これが続編であると考えると失敗だと言わざるを得ません。
他のシリーズものでも主人公だけ同じでキャストが一新させることはあるのですが、その場合は作品のテイストは引き継いでいたりお決まりがあったりするもの。
しかし本作は、その両方が変わっているため続編である必要性が感じられないんです。
チョ・ドゥルホのキャラクターが飛び抜けていてそれだけでも楽しめるというのならまだしも、本作ではイ・ジャギョンの方が目立ってしまっている始末で、もっと前作との繋がりを描いてキャラクターも大事にして欲しかったですね!