ハン・イェスル、ソン・ジュンギ共演で贈る、ドケチ女と無職男によるラブコメディです!
ソンジュンギファン必見の映画!
キャスト、あらすじ、感想、みどころなどをまとめました!
(トップ画像公式ページより)
ちりも積もればロマンス キャスト一覧
2011年11月10日韓国で公開(日本では2012年5月12日公開)
上映時間:114分
観客動員数:約42万人
監督、脚本:キム・ジョンファン
【ク・ホンシル役】ハン・イェスル
【チョン・ジウン役】ソン・ジュンギ
【ヤン・グァンウ役】イ・サンヨプ
【ハ・ギョンジュ役】シン・ソユル
観客動員数は42万人というのは、公開規模にもよりますが決してヒット作とは呼べない数字ですが、今や大人気となったソン・ジュンギ主演作品とあって後追いする人が多い作品となっています。
ドラマ『クリスマスに雪は降るの?』で共演していたハン・イェスルとソン・ジュンギが主演した韓国で2011年に公開された作品です。
ソン・ジュンギが「The Water is Wide」を劇中で歌っているのですが、原曲は誰もが一度は耳にしたことのある有名曲なので注目してみてください!
ちりも積もればロマンス あらすじ
今はしがないニートのジウンは、就職にことごとく失敗し、金もなく恋愛すら出来ず、住んでいたアパートも追い出されるという危機的な状況にありました。
そんなジウンの前に現れたのは、超ドケチ女のホンシルでした。
2ヶ月間何でも言うことを聞くならば、ジウンに金儲けのノウハウを伝授してくれるというホンシルは怪しさ満点でしたが、底辺にいたジウンは泣く泣く条件を受け入れホンシルに従うことになります。
何かとぶつかり合う二人でしたが、ホンシルに従っていくとお金を得れるようになっていきます。
お金がもったいなくて恋愛しない女と、お金がなくて恋愛できない男というおかしな二人に関係の変化は訪れるのでしょうか?
ちりも積もればロマンス みどころ
美男美女の二人が非常にみみっちい人物となってお金を稼いでいく作品です。
きらびやかな意匠も豪華な家も車も本作には登場せず、ひたすらビン拾いをしたり、知らない人の結婚式に紛れ込んでご飯を食べたりと、とんでもなくセコい方法でお金を使わず生活していきます。
1970年代後半から80年代前半に生まれた韓国の若者たちの平均給与額が88万ウォンであることから、”88万ウォン世代”と呼ばれているそうで、そんな世代をこの映画で描いたのが本作です。
大卒であっても就職できず、非正規雇用として家賃も払えない世代に贈るエールと言えます!
ハン・イェスルは全編通してほぼ素っぴんですし、貧乏な役でもソン・ジュンギの魅力は変わらないのですが、そこを全面的にアピールしないというのが本作の特徴であり、韓国の恋愛ドラマとは違い劇的な展開もえりませんし、奇跡のシンデレラストーリーでもありません。
ただ、ラストにはお金よりもっと大切なものを見つけることになる、温かい物語となっています。
ちりも積もればロマンス 感想と評価・評判
ソンジュンギ主演「チリも積もればロマンス」という映画を見ました☆「オオカミ少年」の演技も良かったけど、この映画も良かったです(^^)vいろいろな役をこなせる俳優だなぁ~~と思いました。
— ストロベリー (@11111strawberry) 2013年4月10日
この映画は、お金を大切さを教えてくれる物語です。
お金がなくて恋愛もまともに出来ない二人が出会い、ホンシルのお金の貯め方には感心させられ、ちょっとお金がたまると女に使ってしまったダメなジウンには、同じ男として申し訳ない気持ちになりました。
現実社会の厳しさを描くのと同時に、ホンシルの指導によりダメなジウンが成長していくハートフルなコメディでもあります。
貧乏な生活から抜け出す成り上がりのストーリーでも、ホンシルが美女として生まれ変わる話でもなく、地道にお金稼ぎをしていくという地味なテーマではあるんですが、さすがに韓流ラブコメだけあってポイントはしっかりと押さえていて、こんな設定でも安心して楽しむことが出来ました。
ただ、想像以上の盛り上がりなどはないので、ほっこりとした作品が苦手な人には退屈と感じるかもしれません。
主役の二人が美男美女でなかったら、本当に地味すぎる作品として終わったかもしれないので冒険作と言えるかもしれませんね。
韓国の恋愛作品は、もっと分かりやすいものと思っていた分、新鮮に感じた作品でした。
最後に
日本でも名前の知れた二人の主演作なので、そこそこヒットしたのかと思いきやそうではないようで、せめて『優しい男』の放送後ならもっとヒットしたんでしょうか?
それとも、ハン・イェスルの色々なお騒がせの影響なんでしょうかね。