視聴率女王ハ・ジウォン&CNBlueカン・ミンヒョク共演!! じれったくも心温まる船上メディカル・ラブロマンス
キャストや視聴率、あらすじ、感想、キャストインタビューなどまとめました。
(トップ画像公式ページより)
病院船ずっと君のそばに【韓国ドラマ】キャスト一覧
全40話(20話)
2017年8月より韓国で放送
平均視聴率 9.46%
最高視聴率 13.0%
脚本 ユン・ソンジュ
「秘密の扉」
「ファン・ジニ」
演出 パク・ジェボム
「弁護士の資格~改過遷善」
「会いたい」
【ソン・ウンジェ役】ハ・ジウォン
【クァク・ヒョン役】カン・ミンヒョク
【キム・ジェゴル役】イ・ソウォン
【チャ・ジュニョン役】キム・インシク
【チェ・ヨンウン役】ワン・ジウォン
【ユ・アリム役】ミナ
【チュ・ウォンゴン役】キム・グァンギュ
【ピョ・ゴウン役】チョン・ギョンス
【クァク・ソン役】チョン・インギ
孤島を往診する病院船を舞台に、緊迫感あふれる医術で命と向き合うシーンや医師や島の人々の生活模様や恋の行方を描いたストーリーです。
脚本を手掛けたユン・ソンジュ氏はでハ・ジウォンがKBS演技大賞を受賞した「ファン・ジニ」以来、実に11年ぶりにタッグを組んで臨みました。
ハ・ジウォンは見事本作でも2017年MBC演技大賞で最優秀演技賞に輝きました。
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病院船ずっと君のそばに【韓国ドラマ】あらすじ
ソウルの大学病院で外科医として勤務していたソン・ウンジェ(ハ・ジウォン)。
腕は確かだが人付き合いが苦手で感情表現も下手な性格。
離島で暮らす母親にもそっけない態度で接していました。
一方、激務で医療設備も整っていないため、誰もが敬遠する病院船に自ら志願し着任した内科医のクァク・ヒョン(カン・ミンヒョク)は優しくて患者に慕われていました。
そして、ウンジェにとって衝撃的な事件が起こり、ソウルの病院を去ることに。
病院船に赴任したウンジェは劣悪な環境、島の人々との関わり方に戸惑いながらも・・・。
病院船ずっと君のそばに【韓国ドラマ】撮影秘話
血が苦手だというハ・ジウォン。手術のシーンも多くウンジェという役を演じるにあたり日本やアメリカなどの医療ドラマやドキュメンタリーをみて医療用語や医師の心情など学んだそうです。
医師として演技に違和感がでないよう解剖学の本を買って絵を写したりもしたそうで、作品に対する並々ならぬ努力が伺えます。
本作では4か月に渡って巨済島でロケを行いました。
家が大好きだというカン・ミンヒョクは長期ロケに当初は不安でいっぱいだったそうですが撮影がはじまると現場のスタッフや共演者が皆、温かい人ばかりで寂しさや辛さを感じることがなかったそうです。
カン・ミンヒョクも実際の医師に会って話をきくなどで役作りに励んだとのことで、本当の医師になったつもりで医学用語や薬の名前などを覚え、普段なじみのない専門用語にもほとんどNG出さず撮影したということでした。
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病院船ずっと君のそばに【韓国ドラマ】視聴率
本作は秋夕(チュソク:旧暦お盆)や、サッカーワールドカップの予選などと時期が重なり、テレビ番組が特別編成される普段と少し違った状況下で放送されました。
またイ・ジョンソク、ペ・スジが主演した「あなたが眠っている間に」と同時間放送ということなど視聴率争いに関して毎回話題には上っていました。
それら強豪ドラマの同時間放送に多少影響はされたものの、最高視聴率13.0%を記録し結果的には有終の美といえる結果だったのではないでしょうか。
出演者不祥事について
2018年5月、キム・ジェゴル役を務めたイ・ソウォンが女性芸能人に対してセクハラと脅迫により警察に立件されるというスキャンダルがありました。
イ・ソウォンは本作でもカン・ミンヒョクの親友であり恋敵にもなる重要な人物を演じ、恵まれた家庭で育ちながらも心に傷をかかえた医師を哀愁ただよう表現力で魅了し注目されていただけに、非常にショッキングなニュースとなってしましました。
「病院船」の韓国放送は2017年8月~でしたので、事件当時とっくに放送は終わっていましたが、このスキャンダルのために本作の日本放送にも影響を及ぼしてしまったということもあり本当に残念です。
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病院船ずっと君のそばに【韓国ドラマ】感想
船で繰り広げられる医療ドラマというのは今までにはなかったパターンですよね
設備も不十分な中、自身の腕を頼りに患者を救うストーリーは韓国ドラマに留まらず、日本のドラマでもあったような気がしますが、本作の主人公ウンジェのキャラクターはもう少し協調性があって優しさが垣間見える人物であってほしいなと思えるほどクールでとげとげしい印象を受けました。
ですがハ・ジウォンが演じてるためか、彼女の本来持っているサバサバとしたかっこいい雰囲気には合っているのかもしれません。
一方、カン・ミンヒョク演じるヒョクは笑顔が素敵なお医者さんで、島にこんな人がいたらアイドル間違いなしの癒し要素を持ち合わせていました。
性格的には正反対、そして実年齢は10歳以上も離れている二人のラブラインは、ちょっとミスマッチにも個人的には感じました。
そのアンバランスさやギャップがいいという意見も大いにありそうなので視聴者それぞれが可か不可か判断してみてほしいなと思います。
恋愛部分を除いて、医療面、人と人との関わりを描いているところは温かさや地域医療の現状を問題提起するような切り口もあり感慨深いものを感じました。
全体を通してみたときにはシビアな医療ドラマが好きな方も、ラブロマンスを中心に見たい方もそれぞれの目線でどこにポイントを置くかによっても楽しみ方が変わる作品ではないかなと思いました。
最後に
主演にハ・ジウォンというだけで見たくなる視聴者も多いほど人気の女優さんだけあり、本作でも存在感は抜群です。
周りの医師、看護師、船員たち、島の住人がまたそれぞれ味がありほっこりします。
最初はぎこちなかった主人公がだんだんその中にとけこんでいき人間的にも成長する過程もうまく描かれていてとても良い作品です。