ハン・ジミン×チョン・ヘイン共演!
『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』のスタッフとチョン・ヘインが再び集結して贈る大人のラブストーリー。
キャスト、あらすじ、感想、見どころをまとめました。
(トップ画像OSTより)
ある春の夜に【韓国ドラマ】キャスト一覧
原題:春の夜
Netflix全16話
平均視聴率:6.37%
最高視聴率:9.5%(最終回)
放送年度2019年5月から韓国で放送
演出:アン・パンソク
『風の便りに聞きましたけど!?』
『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』
脚本:キム・ウン
『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』
【イ・ジョンイン役】ハン・ジミン
図書館司書。35歳。長年付き合っている恋人ギソクがいる。
【ユ・ジホ役】チョン・ヘイン
薬剤師。35歳。シングルファーザー。
【クォン・ギソク役】キム・ジュンハン
ハンソル銀行本社融資審査課課長。38歳。ジョンインの恋人。
【イ・ソイン役】イム・ソンオン
アナウンサー。36歳。ジョンインの姉。
【イ・ジェイン役】チェ・ミンギョン
大学院生。30歳。ジョンインの妹。
【イ・テハク役】ソン・スンファン
秀英(スヨン)高校の校長。61歳。ジョンインの父。
【シン・ヒョンソン役】キル・へヨン
ジョンインの母。60歳。
【ユ・ナムス役】オ・マンソク
ランドリーを経営するジホの父。62歳。
【コ・スクヒ役】キム・ジョンヨン
ジホの母。58歳。
【ユ・ウヌ役】ハ・イアン
ジホの息子。6歳。
【クォン・ヨングク役】キム・チャンワン
秀英(スヨン)財団理事長。65歳。ギソクの父。
本作はソン・イェジン×チョン・ヘイン主演で話題となったドラマ『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』のスタッフが再びチョン・ヘインを主演にして製作した作品です。
当初、ソン・イェジンにも出演オファーがあったそうで、『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』と同じ主演陣とスタッフによる作品になる可能性もありました。
OSTは?
本作のOSTには、主人公二人の心情を表した「レイチェル・ヤマガタ/No Direction」を筆頭に、オスカー・ダンバー、カーラ・ブルーニ、ケビン・セーラムなどの洋楽曲が使用されています。
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ある春の夜に【韓国ドラマ】あらすじ
図書館司書のイ・ジョンイン(ハンジミン)は、長年付き合っている恋人クォン・ギソク(キムジュンハン)との関係について悩みを抱えていました。
そんなある日、薬局で薬剤師のユ・ジホ(チョンヘイン)と運命的な出逢いを果たすことになります。
ジョンインはギソクから結婚話をされるも、甘さの欠片もないギソクや、父親から結婚を迫られていることにもウンザリしていて、どこかでジホのことを気にしている自分に気付きます。
その後、ジホとジョンインが同じ建物に住んでいたり、お互いに彼氏の大学時代の後輩、大学時代の先輩の彼女という関係だったことを知るようになり、距離が縮まっていくことになります。
しかし、ジホがシングルファーザーであるということが分かり・・・。
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ある春の夜に【韓国ドラマ】みどころ
チョン・ヘインが主演を務めた『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』と同じスタッフによる本作。
大人のラブストーリーである点をはじめ共通点が多い作品となっています。
『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』には主人公二人の問題として、友人のお姉さんであるとか、家族の様な付き合いをしてきたとか、二人の年齢差など様々な壁がありましたが、本作にはそこまでのドラマチックな設定はなく、更にリアルな作品であると言えます。
二人の職業が図書館の司書と薬剤師というのもこれまでの韓国ドラマには無いものですし、昔の彼氏の後輩と先輩の彼女だった人という微妙な関係性も実に感情移入しやすいものだと思います。
二人の年齢が35歳というのもポイントで、同世代の男女なら共感できる悩みや問題などもあり、この先の人生の事が気になるものの一歩踏み出すことに臆病になっているという年頃なんです。
財閥の御曹司と貧しいヒロインとの恋愛というような派手さは本作には無いのですが、私たちの周りにも起き得るストーリーであるというのが本作の特徴なんです。
シンプルに男女二人の恋愛模様とその家族をリアルに描いた注目作!
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ある春の夜に【韓国ドラマ】感想と評価・評判
本作と同じスタッフによるドラマ『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』が期待して見たわりにはハマらなかったという私ですが、本作も同じように感じてしまいました。
確かに、ありきたりな韓国の恋愛ドラマに比べれば現実的ですし、無茶な設定や展開もないのですが、現在の日本ではあまり見かけない高圧的な父親の存在がどうも苦手で、口うるさい母親が出てくる作品よりはましとはいえ、やはり感情移入出来るものではありませんでした。
この感想は女性視聴者なら違ってくるのかもしれませんが、『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』と同様に映像が綺麗だったりOSTに洋楽を使ったりするのも狙いすぎに感じるんですよね。
スタッフの狙いは韓国の古くさい風習に対する風刺というものなんでしょうが、これまでのドラマが過剰演出だと明らかに分かるのに対して、本作がリアルだと言われてもハラスメントや性差別が生々しく感じられてしまうだけで、見るのが辛かったというのが本音ですね。
もちろんリアルに基づいた作品は必要ですし、その中には好みのものもあるのですが、私としては苦手なタイプ作品でした。
二人の恋愛だけに注目するなら好感が持てるのですが、イライラしながら家族の嫌なところを見せられるくらいなら、最初からあり得ないと分かっている展開の作品を見る方を選びますね。
やはり韓国のリアルな家庭問題は感情移入出来ませんね。
最後に
本作は、チョン・ヘインのファンにとっては前作『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』と同様にたまらないものなのでしょうが、そうではない人からするとハラスメント満載の内容に嫌になってしまうと思います。
『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』が苦手だった人は当然ですが、暗いストーリーとイライラさせられるキャラクターが登場する作品が苦手ならばオススメ出来ないドラマですね!