TWICEトゥワイス紅白歌合戦出場はなぜ?曲予想と韓国の反応

TWICE トワイス トゥワイス

TTポーズで知られる韓国のアイドルTWICE(トゥワイス)は日本人メンバー3人を含む9人で構成されたグループ。

2017年の紅白歌合戦に出場することが決まり、韓国でも連日大きく報道されています。

一方、日本ではなぜ韓国の歌手が?といった反応が少なからず見られ、それについて記事にしました。

・TWICE紅白出場の韓国での報道
・韓国人の反応
・曲予想!
・TWICE紅白出場はなぜ?
・まとめ

の順でご覧ください!

 

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目次

TWICE紅白出場の韓国での報道

TWICEは韓国では知らない人がいない国民的アイドル。オーディション番組を通じてデビューに至る背景が視聴者の共感を呼び、成長過程をともに見守ってきたような応援したくなるアイドルで、世代を問わず知名度が高く、特に若い世代には絶大な人気があります。

デビューから国民的アイドルになる過程はASAYANからデビューした「モーニング娘。」に似ているかなと思います。

そんなTWICEが日本の名誉ある国民的番組に出演するとあって、韓国でも大きく報じられ、さまざまな分析がされています。

 

 紅白歌合戦は、1950年代から続く日本の代表的年末プログラムで、その年のトップ歌手だけ出演することができる最高権威の行使と呼ばれます。

過去、日本国内の韓流が頂点に達した時は少女時代、KARA、東方神起などが出演しましたが、2012年からは韓国の歌手が出演することはありませんでした。

したがってトゥワイスの今年紅白歌合戦出演ニュースは、日本国内のトゥワイスの高い人気を示すとともに、凍りついた韓流の再点火を象徴するという解釈が出てきています。KBS芸能ニュース(http://news.kbs.co.kr)

2017年6月のベストアルバム「#TWICE」を通じて日本デビューをしたトゥワイスは歴代級新記録行進を続けた。トゥワイスは「紅白歌合戦」出演で日本全国民の認知度を持ったグループに確固たる位置づけをするものと見られる。(http://news.heraldcorp.com)


トゥワイスは東方神起、少女時代、KARAが出演した2011年以来、6年ぶりに韓国歌手として紅白歌合戦に出演することになった。これによりトゥワイスが第2の韓流ブームの先鋒の役割を果たすのではないかと期待されている。

2015年のWeb芸能「TWICE TV」で日本人メンバーのサナは歌手になろうと思ったきっかけは「祖母が日本の”カラオケ大会”のような番組を毎週観ており、それをみながらサナがここに出たらいいのに、と話したことがきっかけだった」と語ったことがある。当時幼かったサナは「(その番組に)私も出る!」といい、「それから夢がふくらみ、歌手になりたい、本当の舞台に立ちたいと思うようになった」と伝えた。

おばあちゃんに子供心に「音楽番組に出る」と話したサナは堂々と最高の韓流アイドルグループになって、紅白歌合戦に出場し祖母との約束を守ることになった。中央日報(http://news.joins.com/)

 

韓国人の反応

韓国にも長寿音楽番組はありますが、年末年始という節目を国民とともに過ごす紅白歌合戦にぴったり相当する番組はありません。そのため、「日本の名誉ある番組」といってもピンと来ないのが実感ではないかと思います。

ただ、日本の芸能界に関心のある人も多いので、紅白について知っているファンからは喜びの声が聞かれました。

紅白歌合戦に出るって聞いてまさかと思ったけど本当に出るんだね!トゥワイスのみんな~!これはマジで×22222 アイドルの新しい歴史を刻んだんだよ!ここまで来れば”トゥワイス=生きる伝説”です。私は胸がいっぱいで嬉しいTT。本当に誇りに思います!世界のみんな~トゥワイスが紅白でるんだってよ~!

 

トゥワイスがデビューして間もないのにもう紅白に出るなんてすごい

ファンからは「光栄だ」「うれしい」という意見が大多数でしたが、アンチファンからは「そんなに日本が好きなら日本で活動すれば?」といった冷たい書き込みもありました。

また、紅白に出ることで日本側の反応を気にする報道が多々ありました。「日本人の反応」を知りたがっているようです。

 

 

曲予想!

TWICE選考の理由は「TTポーズが流行ったから」(後述)とNHKの公式発表があったことや、紅白出場者発表記者会見ではTTのポーズで写っていることから、TTは外せないだろうと予想します。

過去、KARAがメドレーを歌ったことを踏まえると、6年ぶりの韓国からの出場ということでかなり注目されているため、メドレーもありうるかなと思います。

曲については公式発表が出次第、随時更新予定です!

[追記]12月23日、曲が正式に発表されました!「TT-Japanese ver.-」だとのこと!楽しみですね!!!

 

 

TWICE紅白出場はなぜ?

NHK紅白歌合戦の制作統括・矢島良氏は、TWICE選考の理由を

「今年日本デビューし、TTポーズが若者の間で流行った。アルバムやシングルもヒットチャートの1位を記録するなど、今年の活躍が顕著だったから」

と語りました。

 

紅白歌合戦は1951年から続く長寿番組で、大晦日の夜に放送し、日本人にとっては1年を締めくくるけじめの番組。年の瀬になると今年の司会者や出場者が話題となり、深夜の放送時間帯にもかかわらず、毎年高視聴率を記録し、国民の関心が高さが伺えます。

すべての歌手にとって出場は憧れで目標。歌手として出場は名誉あることだと思われています。

そんな中で、韓国の歌手が日本の番組に出ることに冷ややかな意見もあります。

日韓関係が必ずしも良好といえない中で、日本の伝統ある番組になぜ出すのか?と。その理由について考えて見ます。

 

紅白出場の選考基準

出演者の選考基準は以下のようになっています。

音楽業界での活躍、すなわち、音楽セールスの実績(レコード、カセット、CD、DVD、音楽配信、USEN、カラオケなど)・実力・知名度・話題性・世論の支持・歌唱力・同回のテーマとの合致・『NHKのど自慢』出場者に自身の楽曲が選曲されることなどが重要となる。(wikipediaより)

これ以外には事務所ごとの出場枠や不祥事の有無なども加味され、総合的に選ばれることになっていますが、上記の理由で選考されても、さまざまな理由で辞退する歌手も大勢います。

一回出たけどもう出ない、一度も出ないなどさまざまですが

小田和正、井上陽水、B’z、Mr.Children、竹内まりや、山下達郎、宇多田ヒカル、スピッツ、大黒摩季、松任谷由実・・・

などの知名度の高い歌手がオファーを断っており、名誉ある番組といわれる紅白出場に価値を置いてないことがわかります。

この傾向は年々増加しており、NHKでは若者の紅白離れが課題となっていますが、歌手側も紅白離れしていっていると言えます。

 

過去の外国人歌手は?

過去に出演した外国人はどういった人がいたのでしょうか?

1970年代:ロザンナ(イタリア)、欧陽菲菲(台湾)、アグネスチャン(香港)、ジュディオング(台湾)

1980年代:テレサテン(台湾)、チョーヨンピル・ケイウンスク・キムヨンジャ・パティーキム(韓国)、アランタム(香港)

1990年代:オユンナ(モンゴル)、マルシア(ブラジル)、シンディーローパー(アメリカ)、ガリーバレンシアーノ(フィリピン)アリスン・ウィリアムズ(アメリカ)、アレキサンドル・グラツキー(ソ連)、ポールサイモン(アメリカ)、ライマ(ラトビア)、サラ・ブライトマン(イギリス)、スモーキー・マウンテン(フィリピン)、ザ・ベンチャーズ(アメリカ)、アンディ・ウィリアムス(アメリカ)、マーク・パンサー(フランス)、ビビアン・スー(台湾)

2000年代:BoA(韓国)、アルフレドカセーロ(アルゼンチン)、女子十二楽坊(中国)、Ryu(韓国)、イ・ジョンヒョン(韓国)、Shen(ハワイ)、リア・ディゾン(アメリカ)、東方神起(韓国)、ジェロ(アメリカ)、スーザン・ボイル(イギリス)

2010年代:KARA・少女時代(韓国)、クリス・ハート

よく知ってる大物から、誰?っていうような人まで、意外と外国人も多いんですね。

 

まとめ

・紅白歌合戦出場は歌手にとって名誉あることだが、歌手側の価値観も多様化し、紅白出場の意味も少しずつ変化しており、誰もが認める国民的歌手だけが出場する番組ではないこと。

・国民的番組であるだけに、それぞれの世代に人気のある歌手を選出する必要がある。若者の紅白離れが年々深刻化していると言われる中、TWICEは10代から支持されており、無視することはできない。

・紅白は外国人にも広く門徒を開いている番組である

と、上記のことからTWICEが選ばれるのは何の不思議もないと思います。個人的には3カ国のメンバーが国を越えて人と人として信頼し合って、ともに励んでいる様子がとても好印象で、がんばってほしいですね!

 

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