北京オリンピックスノボの解説で日本でも話題となった解説者のパクチェミン(ジェミン)さん。
なんと本業は俳優だったんですね!調べてみたら他にもたくさんの肩書を持つすごい人でした!
プロフィールと来歴、結婚の有無、インスタグラムなどをまとめました!
※日本語表記ではチェミンよりジェミンの方が発音が近いですが、パクチェミンと呼ばれているようなので併記しました。
(トップ画像https://news.naver.com/より)
パクチェミン/ジェミンのプロフィール
박재민 パク・ジェミン
1983年7月30日生まれ
アメリカインディアナ州出生
186㎝
78㎏
O型
京畿高校(卒業)
ソウル大学(体育教育学、経営学/学士)
ソウル大学行政大学院(政策学・修士)
ジョージタウン大学大学院(スポーツ産業経営学/修士課程)
ソウル大学大学院(グローバルスポーツマネジメント学/博士課程)
パクジェミンさんはご両親ともに教授という環境の元、アメリカで生まれ、6歳まで現地で育ちました。
小学生の時は声楽をしており、その時吹き込んだ音盤は30個ほどあるそうです。
また子供ミュージカルにも多数出演し、所属の合唱団は全国大会に出るほど好成績を残しました。
このまま声楽を続けようと芸術中学への進学を準備していましたが、変声期が来て断念。
声楽を諦めたころ偶然AFKN(駐韓米軍放送)でB-BOYを見てダンスにはまり、高3までB-BOYとして活動。
英語が堪能なため高1からはB-BOY大会の現場MCを務めるようになりました。
図書館に行く、と言ってダンス練習室に通っていることが両親にばれてしまい反対されるも、ご両親は本人の意思を尊重して一つの提案をしてくれました。
「ある程度学業もちゃんとやれば、自由に踊っていい」と。
こうして一時ダンスは中断し、ソウル大体育教育課を目指して入試まで4か月という短い期間で猛勉強。
結果は見事合格!バスケットボール専攻で入学し、ソウル大運動選手として全国大会でも入賞。
冬はスノボ選手としても活動しました。
芸能界に入ったきっかけは?
大学入学後、再びB-BOYを始めますが、習慣性脱骨で手術をするなど、体に支障をきたしてしまいます。
そこでアルバイトとしてB-Boy専門MCをすることになりました。
その姿が目立ったのか、芸能関係者から声がかかりB-BOYを素材としたケーブルTVのVJに抜擢されたり、B-BOYがテーマの映画や広告にも出演。
実はこのとき大学卒業を控え、海外留学の準備中でした。
芸能界の仕事が増えてきている中、これを放棄して留学する決断はできずご両親に
「このまま頑張って3年以内にある程度認められなければ留学する」
と約束して2010年から本格的に芸能活動を始めました。
この年、セクションTV(韓国有名芸能番組)のリポーターに抜擢され、以降芸能界に身を固めることに。
この時代に多くのMCの仕事をして、それがのちにスポーツ解説者として生かされることになったようです。
俳優デビューは?
2011年ドラマ「王女の男」の端役がデビュー作であるように言われていますが、厳密には2008年にアメリカでのみ公開されたアメリカ映画がデビュー作です。
この映画は韓国でロケをした最初のアメリカ映画でB-BOYを扱った内容でした。
英語が堪能だったこともあってキャスティングされたそうです。
ちなみに映画は2008年末のサブプライム住宅ローン危機の影響を受け興行に失敗し、出演料も支払われなかったとか。
デビュー作はうまくいきませんでしたが、ドラマや映画、演劇、ミュージカル、と挑戦して行きました。
ドラマ出演歴は以下です。
2014 朝鮮ガンマン(助演ジョンテ役)
2014 王の顔(助演ボンドゥ役)
2016 私の婿の女(助演イクジュン役)
俳優としての知名度は高くありませんが、バキバキの肉体とスポーツ経歴を生かして、スポーツ系の番組にたびたび出演しています。
大学教授として
B-BOYや体育教育科出身であることなど、これまでの経歴が買われ、ソウル総合芸術学校舞踊芸術学部B-BOY専攻理論教授を務めています。
B-BOYの歴史、教習法、人体機能学、人体生理学、などを教えているそうです。
ご両親はともに教授という職業で、その影響で幼い頃は先生を夢見ていたとのこと。
指導した弟子たちでデビューした人も大勢いるとのことで、とても面白くやりがいを感じているとか。
スポーツ解説者として
2008年国際スキー連盟(FIS)アルパイン、ハーフパイプ国際審判資格証を取得。
2010年からはスノボソウル市代表として活躍中。
2018年平昌冬季オリンピックでKBSスノーボード全種目解説委員を務めました。
視聴者目線でのわかりやすい用語と説明を加えた解説で人気に。
2020年東京夏季オリンピックでは大韓民国バスケットボール協会審判資格を持つことから、3対3バスケットボールの解説も務めています。
2022年北京オリンピックでもスノボ解説を担当。
素人にも面白くてわかりやすい解説で韓国でも評価が高く、自国の選手でなくても温かいハートあふれる絶叫解説が話題となっています。
北京冬季オリンピックでスノボのイ・サンホ選手は8位、チョン・ヘリム選手は7位、とメダルには届きませんでした。しかし
「8位を祝うべきだ」「7位は幸運のラッキーセブンだ!」
「選手たちは頭を下げる必要もなく、自分を責める必要もない。選手の皆さんは国を背負って世界に出た韓国の誇り。だから顔をあげて帰って来ること」
「今後の皆さんの人生にはもっと希望の日が残っている。頑張ってください」
と温かい言葉をかけ、感動を呼びました。
翻訳家
意外ですが、英語小説を韓国語に翻訳した経歴もあります。
多くの職業はすべて趣味から始まったもの。
やるなら徹底的に、というスタンスのためここまで来たそうです。
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パクジェミンは結婚してるの?
「理想のタイプは優しい人。自分が怒らない性格だから、彼女が不機嫌になったり怒ったりすると自分が耐えられない。」
と話していたパクジェミンさん。2019年に結婚しています。
事務所の発表によると
「パクジェミンは非芸能人の女性と結婚した。長い間交際しながら自然と結婚を決意することとなった。」
とし、挙式は非公開で近しい人だけ招待して行ったとのこと。
奥さんは一般人であることから、お顔や職業など詳細は公開されていません。
結婚式にはスーパージュニアのチェシウォンさんも参列しました。
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パクジェミンインスタグラム
インスタグラムでは奉仕活動も盛んであることがわかります。
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本文訳:オリンピックKBS。スタジオでお互い他の撮影していて久しぶりに会ったサンファ。
レジェンドの帰還、イガンソク・イサンファのスピードスケート中継を、そして韓国代表チームの宣伝を応援します。
元スピードスケート選手のイサンファさんです。
最後に
今はわかりませんが2016年のインタビューでガラケーとスマホを両方使う、と話しています。
スマホはナビを使ったり、文書作業、寝る前に少しSNSをする程度にして、連絡はすべてガラケーで、ショートメールより通話、通話より対面を重視だそうです。
アナログが好きだから、ということ以外にもこれにこだわる理由は
「大衆を相手にする演技者はデジタル化してはならないと思う。演技者は人を目を見ながらアナログで感動させなければならないのに、デジタルに慣れれば、大衆とコミュニケーションを取る方法を忘れてしまうと思うから。」
と話していました。
感動を呼ぶ解説の理由がわかる気がしますね!