「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能!?」は気象庁を舞台にした職場オフィスロマンス。
パクミニョン×ソンガン他、人気キャストが勢揃いの2022年話題作です!
キャスト、あらすじなどをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
気象庁の人々【韓国ドラマ】キャスト一覧
全16話
放送年度 2022年2月から韓国JTBCで放送
演出:チャ・ヨンフン
「椿の咲く頃」
脚本:ソン・ヨン
「夫婦の世界」
「ミスティ」
【チン・ハギョン役】パクミニョン
総括予報官
【ハン・ギジュン役】ユン・バク
気象庁報道官室通報官
【イ・シウ役】ソン・ガン
【チェ・ユジン役】ユラ
気象専門記者
【オム・ドンハン役】イ・ソンウク
総括2チーム先任予報官
【シン・ソクホ役】ムン・テユ
町内予報担当
【オ・ミョンジュ役】ユン・サボン
分析主務官
【キム・スジン役】チェ・ソウン
短期予報官
ユンバクさんとユラさんは「ラジオロマンス」以来約4年ぶりの再共演。
パクミニョンさんとキムミギョンさんは「彼女の私生活」で母娘役を務め、今回3年ぶりの再共演となりました。
原題は「気象庁の人々:社内恋愛残酷史編」で、結婚直前まで行って破局した元恋人同士が同じ職場にいるきまずさが強調されています。
日本での配信は?
日本ではNetflixで韓国放送日と同じ2022年2月13日から配信されることになりました。
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気象庁の人々【韓国ドラマ】あらすじ
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気象庁の人々【韓国ドラマ】みどころ
どんなドラマも真っ先にキャスティング候補にあがるというパクミニョンさん、さらに今勢いの止まらないソンガンさん。
2人の主演とあって2022年話題の期待作です。
気象庁が舞台になるドラマは初めて。
「熱帯夜より熱く、局地性豪雨よりも捕まえられない気象庁の人々の仕事と愛を描いた職場のロマンス」
とのキャッチフレーズで注目を集めています。
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気象庁の人々【韓国ドラマ】感想・評価
気象に関する様々な話はすごく興味深いものでしたが、肝心の恋愛模様に関しては思ったよりも暗く、コメディ要素もあまり感じられませんでした!
同じ職場にカップルが二組いて、それが元カレ、元カノだということ。
しかも、一度職場恋愛で失敗したから付き合いはじめても大っぴらにできなかったり、お互いを変に意識して揉めたり嫉妬してしまったりする。
こんな状況が時にコミカルに描かれているんです。
ギジュンとユジンにはイライラさせられたりもしましたが、ギジュンのおバカなキャラクターは見ていくと笑えてきます。
しかし、これは大分見進めた時の感想であって、初回はロマンティックコメディとは思えない重苦しいものでしたし、浮気したもの同士がくっついて結婚し、それが周りからは祝福されているという腹が立つ始まり方だったんです。
このように、コメディだと期待していたのに序盤からこんな展開があるものだから拍子抜けしてしまいました。
しかし、2話目の終盤から急に面白くなってきて、ハギョンがギジュンに言いたいことをぶちまけ、酔った勢いでシウといたしてしまい、しかもその後も同僚として働くことになる。これこれ!これを待ってたんですよ!!
ここまでを初回で見せて欲しかったんですけど、ただの愛憎劇のようになっていたからガッカリさせられたんですよね。
韓国ドラマの序盤はイマイチ盛り上がらないというパターンはいい加減止めた方がいいですね。
ところが、いざ二人のラブロマンスがはじまっても、二人の元恋人とのイザコザやそれによる嫉妬などが引き続き描かれ、やっぱりコメディ要素は希薄なんです。
他の韓国ドラマのような回りくどい展開がなく結ばれるのは良かったですし、歳の差カップルという設定やビジュアル的にも顔福!だけど元恋人たちとの言い争いがダラダラと続くのは正直期待外れでした。
序盤で二人はくっつくものの、ハギョンの恋愛に対する恐れやシウの家庭環境などから関係がギクシャクしてきますし、ギジュンとユジンの方もケンカ続きになってきます。このように思ったほどロマンティックな展開は見られないんです!
この二組の恋愛模様は韓国ドラマにしては共感しやすいものでしたが、それを見て面白いかと言われればそうでもなく、もっとドラマチックかつ笑える展開を期待していたんですよね。
この二組以外にも、長年別居生活を送っていたドンハン夫婦の離婚問題や、ソクホとテギョンの出会いなどが描かれるのですが、こちらもまた派手さがないんです。
相変わらずの職場においての女性の立場が弱いところも描かれますし。
もっと秘密の社内恋愛を面白おかしく描いても良かったですし、ギジュンのおバカぶりも極端に描いたものが見たかったですね。
あと、二人のロマンスがはじまるとシウの気象オタクぶりが発揮されなくなるのも勿体なく、魅力的なキャラクターがいなかったのが痛いところです。
天気予報の難しさと重要性、そして天気予報業務の裏側などを知るいい機会にはなりましたが、それにしても韓国ではここまで気象庁に対する当たりが強いのでしょうか?日本でも同じようなことがあるのに私が知らないだけ??
ドラマでは天気予報予報についてクレームをつけてる人が多数登場するんですけど、天候が荒れてるからと気象庁のせいにするのはおかしいですし、雨が降ったせいで漏電したというのは設備が悪いからであって気象庁を責めるのはお門違い。
人間関係もそうですが何に関しても文句を言いたい国民性なんだと言うことは良く分かりました!
まとめ:ロマンティックコメディだと銘打っていましたが、実際には人間関係の難しさだったり、父親という存在について描いたドラマでした。
主演二人のビジュアルは抜群でしたし、気象に関する話も面白かったものの、劇的にのめり込んで見れる内容ではありませんでした。最終回は良かったんですけどね!
最後に
パク・ミニョンさんのビジュアル的には「キム秘書はいったい、なぜ?」(化粧が濃すぎて好みではなかった)よりも良かったものの、キャラクターの良さやラブコメとしての面白さでは本作が完全に下回っていました。
ソン・ガンさんはただカッコいいだけですし、ユン・バクさんもコミカルではあるものの2番手としては弱い、それより印象が薄いのがユラさんという有り様。
サブキャラである同僚たちはそれなりに個性的でしたが、それでもこれといったキャラはおらず全体的に地味なドラマでしたね。終盤でのハギョンの母とシウの父親が重要な役回りをしたのは好印象でしたけど。
本作は永山瑛太主演のドラマ「最高の離婚」のような人間関係のゴタゴタを描いた作品のようなものと例えれば分かりやすいかもしれませんが、それにしてはキャラは弱く、そのゴタゴタをエンタメとして描いていた訳でもありませんでした。
どちらがいいかは完全に好みの問題ですが、私としてはもっと笑いがほしかったですね!
社内恋愛をはじめ、家族との問題や結婚生活の難しさ、そして仕事と家庭の両立について描いた考えさせられる作品です。