ソン・スンホン、ソ・ジヘ主演による同名のウェブ漫画を原作としたロマンティックラブストーリー。
過去の失恋によりトラウマを抱えた男女が共に夕食を食べるうちに惹かれあっていくようになる。
キャスト、あらすじ、感想、視聴率などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
夕食、一緒に食べませんか?【韓国ドラマ】キャスト一覧
U-NEXT全32話
平均視聴率:3.97%
最高視聴率:6.1%
放送期間:2020年 5月25日~2020年7月14日まで韓国MBCで放送
演出:コ・ジェヒョン
「シンドローム」
「プレーヤー~華麗なる天才詐欺師~」など
脚本:イ・スハ、キム・ジュ
【キム・へギョン役】ソン・スンホン
フードセラピーを推奨する精神科医。
【ウ・ドヒ役】ソ・ジヘ
オンラインコンテンツ制作会社「2N BOX」のPD。
【チョン・ジェヒョク役】イ・ジフン
フリーの医学専門記者。
【チン・ノウル役】ソン・ナウン(Apink)
SNS上で人気のフィットネスインストラクター。
【ナム・アヨン役】イェ・ジウォン
「2N BOX」代表。ドヒの大学時代の先輩。
【カン・ゴヌ役】イ・ヒョンジン
スタイリスト。ヘギョンの大学時代の後輩。
【イ・ビョンジン役】キム・ソギョン
ヘギョンのクリニックの看護師兼秘書。
【イム・ソラ役】オ・ヘウォン
ASMRのクリエイター。ドヒの親友。
【イ・ムンジョン役】チョン・グクヒャン
有名小説家。ヘギョンの母。
【チョン・ソンジュ役】ユン・ボクイン
ドヒの母。
【キアヌ(キム・ヒョヌ)役】パク・ホサン
ドヒと仲良しの謎のホームレス。
原作のウェブ漫画
同名のウェブ漫画「一緒に夕飯食べませんか?」を原作とした作品。
特別出演
特別出演としては、「愛の不時着」でソ・ジヘの相手役を演じていたキム・ジョンヒョンが再度ソ・ジヘ共演しているのをはじめ、チョン・サンフン、キム・ヒョンスク、イ・シオン、テ・ウォンソク、キム・ウォネ、元2NE1(トゥエニーワン)のサンダラ・パクなど豪華メンツも出演しています。
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夕食、一緒に食べませんか?【韓国ドラマ】あらすじ
患者と食事を共にすることで心を癒す”フードセラピー”が有名な精神科医ヘギョン(ソンスンホン)は、ある日も患者の心の不安を晴らすための食事をしていました。
そんな中、そのレストランでケンカをするドヒ(ソジヘ)と鉢合わせになり、ひょんなことから夕食を共にすることになります。
偶然にもドヒと飛行機の中で出会っていたヘギョンは、一連の事情を知るものとしてドヒの様子を気にかけるうちに次第に親密になっていきます。
お互いのことを知らぬまま”ディナーメイト”として夕食を一緒に食べる仲になった二人でしたが、二人とも過去の恋愛にトラウマを抱えているという共通点がありました。ところが、二人の前に元恋人が現れて突然復縁を迫ってきて・・・。
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夕食、一緒に食べませんか?【韓国ドラマ】みどころ
本作は恋に傷ついた精神科医とPDが、食事を共にすることで心が癒されていく過程を描いたラブロマンスです。
フードセラピーにより患者を救う精神科医と、面白い動画で視聴者を楽しませるPDの二人には過去の恋愛によりトラウマを抱えているという共通点があります。
最初はお互いの正体を知らないままケンカを繰り広げていくのですが、それとは別に”ディナーメイト”となり次第に惹かれあっていくように・・・。
幾度も登場する食事シーンとユニークなサブキャラクターたちに楽しませて貰う一方で、それぞれの元恋人があらわれたことで妙に不思議な四角関係に発展し、自己中心的な考えや行動を取る元恋人たちに振り回されることになります。
その他にも登場人物たちと家族の問題であったり、過去の繋がりや秘密にしていた事情なども描かれ、前半のコミカルなラブロマンスと後半のシリアスな四角関係とでドラマのテイストが変わってくるのも本作の特徴です。
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夕食、一緒に食べませんか?【韓国ドラマ】感想・評価
主人公二人のラブロマンスは面白かったのですが、登場人物にイライラさせられっぱなしだった作品!
これまでのイメージとはかけ離れたソ・ジヘさんのコメディエンヌっぷりや、序盤の修羅場などは楽しかったものの、ソン・スンホンさんは他の出演作と変わらないキャラクターでしたし、二番手のジェヒョクとノウルがあまりにも自分勝手で嫌いでしたね。
二人とも自分から離れたくせに相手のことなどおかまいなしに復縁を迫ってくる。
その上、相手が当然のように受け入れるものだと思ってる傲慢な態度もムカつきましたし、特にジェヒョクの方はストーカーかつ病的で怖かったです。
このキャラクター設定とサスペンス要素は必要ですかね?
コミカルなん要素も多分にあるんですけど、この二番手の存在(特にジェヒョク!)のおかげでイライラさせられ、せっかくのサクサク見れるラブコメ展開を邪魔していたように思いました。
そもそも、設定自体にも無理があるんですよね。何も言わずに彼女前から姿を消した男が5年ぶりに現れて復縁を迫る。
そんな状況を知っているのに仕事で共演させますかね?ヒロインの母親なんてそんな男と復縁することを勧めるんですよ!ありえないですよね!!
ショック療法とはいえ酷過ぎますし、ストーカー男と働くなんて到底無理で、そこまでいくと上司や母親に事情を話すべきだと思います。
その上、元恋人たちと仕事場で妙な四角関係になるなんて、ドラマだとしてもあまりにも都合がよすぎます。
つまり、この情況に納得出来ないと素直に楽しめないドラマだと思います。
まとめ:主人公二人のビジュアルと相性の良さや、何度も偶然の再会を繰り返すロマンチックさ、そしてお互いの正体を知らないままに惹かれていく展開など、前半には好みの要素が沢山あったのですが、自分勝手な発言ばかりする元恋人の存在や都合良すぎる繋がりなどが面白さの邪魔をしていたように思いました。
特に後半はイライラの連続で、誰にも共感出来ませんでした。
最後に
※ネタバレあり!
最後には予想通り丸く収まるのですが、僅か一年で病気が治るとは思えませんし、主人公たちがいるソウルに帰ってくるのも違和感があります。
しかも、ヤバい元恋人二人組が最後いい雰囲気になってるなんて、これはあまりにも都合がよすぎます!
前半まではヒロインのキャラクターが好きだったんですが、元恋人のストーカーぶりが酷くなってきてからはヒロインにもイライラするようになってきました。
かつて愛した人とはいえ、犯罪行為までされて何故誰にも言わないのか?恋人には言えないという気持ちは分かる気もしますが、そんな元恋人を勧めてくる母親だけにでも正直に伝えるべきですし、家に勝手に侵入した時点でこの人は病気なんだと割り切って警察や弁護士、または共通の知人である社長やスタイリストに相談すべきですよね。
そんなこともせずに「何故こんなことになったのか?」と泣いて注意を引いたり、話しかけて途中で止めたりといった匂わせな態度を取るのは逆にイラついてしまうというもの。変に突き放すと逆上しそうで怖い気もしますが、下手に優しさを見せるからつけ入れられるんですよ!
それにそんな状況を作った張本人がストーカー男の元主治医とイチャイチャしてるなんて、ヒロインが真相を話さないとしても事情をある程度知ってる人が気を配らないなんて最低としかいえません。
このように本作はラブロマンスだといいながらも、主人公の元恋人二人がヤバいやつという愛憎劇にすぎないんです。周りの登場人物も状況を察しなさ過ぎでしたしね!
こんな内容だと分かっていたら最初から見なかったかなぁ。。。