イ・ボヨン、キム・ソヒョン主演。
財閥の大豪邸を舞台にドロドロな人間関係を描いたサスペンスドラマ!
キャスト、あらすじ、感想、最終回などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
Mine/マイン【韓国ドラマ】キャスト一覧
Netflix全16話
平均視聴率:8.21%
最高視聴率:10.512%
放送期間:2021年 5月8日から 6月27日まで韓国で放送
演出:イ・ナジョン
「オー・マイ・ビーナス」
「サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜」など
脚本:ペク・ミギョン
「力の強い女ト・ボンスン」
「品位のある彼女」「私たちが出会った奇跡」など
【ソ・ヒス役】イ・ボヨン
元女優。ヒョウォングループ次男の嫁。
【チョン・ソヒョン役】キム・ソヒョン
ヒョウォングループの長男の嫁。
【ハン・ジヨン役】イ・ヒョヌク
ヒスの夫。ヒョウォングループの次男。
【カン・ジャギョン役】オク・ジャヨン
ヒスの息子ハジュンの家庭教師。
【ハン・スヒョク役】エン(VIXX)
ソヒョンの息子。財閥3世。
【キム・ユヨン役】チョン・イソ
ソヒョンが雇ったメイド。
【ハン・ジンホ役】パク・ヒョックォン
ヒョウォングループの長男。ソヒョンの夫、スヒョクの実父。
【ヤン・スンヘ役】パク・ウォンスク
ヒョウォングループ会長夫人。
【ハン会長役】チョン・ドンファン
ヒョウォングループの会長。
【ハン·ハジュン役】チョン・ヒョンジュン
ジヨンの実子。
【ハン・ジニ役】キム・ヘファ
ヒョウォングループ長女。
【パク·ジョンド役】チョ・ウンソル
ジニの夫。
【エマ修道女役】イェ・スジョン
未婚の母支援センター長。
【チュ執事役】パク・ソンヨン
ヒョウォン家のメイド長。
実力派女優イ・ボヨンさん、キム・ソヒョンさん主演による話題作。
「いとしのソヨン」や「君の声が聞こえる」で知られるイ・ボヨンさん女優から財閥に嫁いでくるヒスを演じ、大ヒット作「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」での悪役でも注目されたキム・ソヒョンさんは財閥出身の長男の妻ソヒョンを演じています。
ヒスは財閥の嫁としてふさわしい人物になれるよう努力しているのに対して、元々財閥出身のソヒョンは冷たくて冷静な人物となります。
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Mine/マイン【韓国ドラマ】衣装
マインは毎回キャストの素敵な衣装やインテリアなどが話題になりました。
上位1%の上流層を描いたマインで、監督は
「高級感に対する基準を新たにしたかった」
と話しており、そのイメージづくりに多くの時間をかけたそうです。
「”ビジュアルフリープロダクションチーム”を作って、2021年の上流層が好むインテリア、ファッション、食事などを調べてイメージと方向性をはっきり決めた」
「よく言われる華やかで煩わしい感じではなく、空間を生かしながら上流層の実感を伝えたいと思った。このようなディテールな方向性を持って撮影、照明、セット、音楽、場所、小物などあらゆる面で丁寧を尽くした」
とのことです。
Mine/マイン【韓国ドラマ】あらすじ
様々な分野で事業を行っている財閥ヒョウォングループ。このグループを取り仕切るヒョウォン家には2つの大邸宅があり、それぞれを”カデンツァ”、”ルバート”といいました。
この大邸宅で暮らすヒョウォングループ会長の長男の妻ソヒョン(キムソヒョン)と次男の妻ヒス(イボヨン)は、誰もがうらやむような生活を送っていました。
そんなヒョウォン家に、ある日二人の女性がやってきます。
ソヒョンの家でメイドとして働くことになったユヨン(チョンイソ)と、ヒスの家で子供の家庭教師をすることになったジャギョン(オクジャヨン)です。
この二人の女性が来て以来、ヒョウォン家では様々な事件が起きるようになり・・・。
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Mine/マイン【韓国ドラマ】みどころ
本作は、財閥一族が暮らす大邸宅を舞台とした人間模様ドロドロのサスペンスです。
主人公は元女優で次男の妻と財閥出身の長男の妻の二人で、彼女たちを取り巻く嘘や秘密がスリリングに展開されていきます。
ドラマ序盤で起きる殺人事件からはじまり、邸宅にやって来た二人の女性にまつわる様々な事件や、韓国ドラマの王道を踏襲した財閥一家の複雑な人間関係など、それがスタイリッシュな様相で描かれます。
ここまでは特に珍しい設定ではないのですが、肝心の殺人事件の被害者が誰なのかが後半まで明かされないというのが本作ならではの特徴で、ゴージャスな屋敷内部で起きた事件を推理するドラマとしても楽しめる作品になっています。
そして一番のみどころとなるのが、そのゴージャスな大邸宅やセレブたちのファッションです!
美術館かのような建物と豪華絢爛なインテリア、キャラクターごとに特徴が分かれる服装など、その豪華さは韓国ドラマの中でも最高クラスで、人気ブランドのオンパレードな衣装を見るだけでも楽しむことが出来ます。
血縁関係を重要視する韓国ならではの要素が詰まった渾身の財閥ドラマです!
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Mine/マイン【韓国ドラマ】感想・評価
「スカイキャッスル~上流階級の妻たち~」「夫婦の世界」「品位のある彼女」といった作品が好きなら間違いなくハマる作品といえばピンとくるでしょうか。
私としてはコメディとしても楽しめる「品位のある彼女」にはハマりましたが、他の二作品はあまりにドロドロしていて苦手で、本作にもそれと同様な印象を持ちました。
韓国は元より、日本でも財閥内部を描いた作品や、ドロドロの愛憎劇というジャンルが人気なんですが、はっきり言って個人的には苦手なんですよね。
ですが、全50話以上もあるような愛憎劇とは違い、同じような展開を延々と繰り返すタイプでないのは見やすかったですし、ゴージャスな豪邸と衣装にも目を奪われました。
さらに殺人事件を巡るサスペンス展開もあり、財閥特有の複雑な人間関係と血縁問題などもあったりと、ここまで来ると最早エンターテインメントとして十分楽しめる内容だったといえますね!
とはいえ、普段ラブコメやヒューマンドラマを中心に見ているものからすれば、サスペンス的には少しもの足りませんでしたし、何よりも登場人物たちの不幸やクズっぷりを見るのが辛くて完走するのはかなりしんどかったですね。
これが二時間程度で終わる映画だったなら楽しめたと思いますが、やはり苦手なジャンルを長時間見るのは覚悟が必要かもしれません。
まとめ:韓国財閥ドラマやドロドロの愛憎劇ジャンルが好きならドストライクな作品だと思いますが、そうでないなら見進めるのには覚悟が必要となります。
ただ、ドラマのクオリティ自体は非常に高く、作品に登場する豪邸や衣装のゴージャスさを見るだけでも楽しめるかと思います!
Mine/マイン【韓国ドラマ】最終回感想は?
作中には倫理的にアウトだろと思われるようなシーンや、韓国サスペンスではお決まりのどんでん返しなどとあり驚かされたんですが、個人的には最終回が一番見ていてぞわっとしましたね!
事件は解決を迎えましたし、主人公たち以外の新たなカップルが生まれたり、この豪邸から出ていくものもいたんですが、今後のドロドロ案件の元凶になりそうな人物が出てきたりと、これで終わりではなく今後も女たちの闘いは続いていくんだろうなと想像させる結末になっていたからです。
立場が人を作るとか、立場が人を変えるといった言葉がありますが、まさにその通りなんだなと思わされるものでした。
そしてタイトルの「Mine(マイン)」が意味するものが最終回で分かるのもセンスがいいと思いました!