ファン・ジョンウム×ユク・ソンジェ(BTOB)×チェ・ウォニョン共演!
同名のウェブトゥーンを原作としたファンタジー・カウンセリングドラマ。
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
サンガプ屋台のキャスト一覧
Netflix全12話
平均視聴率:2.9%
最高視聴率:3.67%
放送期間:2020年5月20日~6月25日まで韓国JTBCで放送
演出:チョン・チャングン
「復活」「家族なのにどうして~ボクらの恋日記~」「恋するパッケージツアー~パリから始まる最高の恋~」など
脚本:ハ・ユナ
【ウォルジュ役】ファン・ジョンウム
サンガプ屋台の女将。数百年もの間、人々の悩みや恨みを解決し続けている。
【ハン・ガンベ役】ユク・ソンジェ(BTOB)
カブルマート契約社員。特殊体質をウォルジュに治してもらうため屋台でアルバイトをすることになる。
【クィ班長役】チェ・ウォニョン
ウォルジュを管理するため赴任した元あの世警察庁の刑事班長。
【カン・ヨリム(ヨリン)役】チョン・ダウン
警護員→カブルマートの警備員。
【ソン・ミラン役】パク・ハナ
カブルマート試食パート従業員
【ヨム部長役】イ・ジュニョク
死神。
【閻魔大王役】ヨム・ヘラン
ウォルジュやクィたちのボス。
本作は、2017年大韓民国マンガ大賞で優秀賞を獲得した同名のウェブトゥーンを原作とした作品。
メインキャストは、ファン・ジョンウムさん、BTOBのユク・ソンジェさん、チェ・ウォニョンさんの3人で、ファン・ジョンウムさんは2年ぶり、ユク・ソンジェさんは「トッケビ」以来のドラマ出演作となります。
本作のOSTには、「 チョン・ジヌ/Dive」をはじめ、「BTOBソンジェ/愛は思い出に似て」「Ben/I’ll be」などがあります。
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サンガプ屋台のあらすじ
500年前、世の中に恨みを抱きながら死を選んだウォルジュ(ファンジョンウム)は、その罪の重さから10万人の恨みを晴らさなければ転生出来ないという罰をおわされていました。
現代、夜な夜な現れるサンガプ屋台の主人として9万9,990人の恨みを晴らしてきたウォルジュ。
彼女にはあの世警察の元刑事クィ班長(チェウォニョン)という相棒がいて、彼と共に屋台に来た客の悩みを聞き出し、特別な酒の力で夢の中に入り人々の恨みを晴らしていました。
そんな中、ウォルジュやクィの上司である閻魔大王から、「あと一月以内に10万人を達成できなければ地獄行き」と宣告されてしまいます。しかし、近頃は思うように客の悩みを聞き出せず、問題を解決するのに時間がかかっていたのです。
そんなある日、不思議な特殊能力を持つ青年ガンベ(ユクソンジェ)と知り合い、彼の協力を得て問題を解決することが出来ました。
ガンべには、彼が触れた相手が自分の思っていることを喋り出してしまうという特別な力があり、彼はそのせいで人とうまく関わることが出来ずにいたのです。
そんなガンベの力を使い残り10人の恨みを晴らそうと考えたウォルジュは、なんとか彼の協力を得ようとするのですが・・・。
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サンガプ屋台のみどころ
本作はある特定の人にしか見えない屋台を舞台に、あの世と夢を行き来しながら人々の恨みを晴らしていくというカウンセリング・ファンタジードラマです。
人の夢に入ることが出来る屋台の主人ウォルジュ、ウォルジュを見張るためにあの世から来た元刑事のクィ、そして触れた人に思っていることをしゃべらせてしまう特殊能力をもつ青年ガンベ。
この3人を中心に、基本1話完結の形で様々な人々の悩みが描かれていきます。
ウォルジュは残り1ヶ月という期間のうちに10人の悩みを解決しなければ地獄行きになってしまうことになり、特殊能力を持つガンベの力を借りて様々な難題を解決していきます。本作はこの3人のケミが魅力の作品で、ファン・ジョンウムさん演じるウォルジュの華やかな衣装や、チェ・ウォニョンさん演じるクィ班長の七変化、そしてガンベとヨリンの恋愛模様などもみどころとなります。
死神や閻魔大王、前世や転生といったファンタジー要素が軸にありながら、エピソードごとにアクションやコメディ、ホラーに家族ドラマなどといったテイストが違うものが描かれています。
韓国ドラマとしては珍しい1話完結型なので、エピソードごとのゲスト出演者も多くその点も本作のみどころの一つとなります。
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サンガプ屋台感想・評価
巫女とか怨霊とかいうオカルトめいた時代劇からはじまり、ファンタジー要素やコントのような展開もあるなど、さすがWeb漫画が原作だけあって終始”マンガチック”なドラマでした。
最初の方はあまり面白いとは思えず、主役のファン・ジョンウムさんのテンションの高さも空回りしてるように見えましたし、やけに派手なメイクや衣装も見慣れるのに時間がかかりました。
しかし、見進めていくとテンポのよいストーリーとコメディ、ヒューマン、ホラー、ファンタジー要素が程よい具合に混じりあっていて直ぐに楽しめるようになりましたね。
内容的には、どことなく「トッケビ」や「神と共に」っぽい要素や設定などがあり、これらと比べるとかなりB級感が満載でした。とはいえ、韓国ドラマとしてはかなり珍しい1話完結型のドラマなので、一つのエピソードが長々と引っ張られないのは良かったですね。エピソードごとに、泣ける家族ドラマになったり、あの世の運動会というコントのような回があったり、恋愛ドラマやアクション要素もあったりと、どこかオムニバスドラマのような感じもありました。
設定に既視感はありますが、あからさまな泣かせエピソードで終わらせず、3人のコンビネーションで笑わせたり個性的なサブキャラも揃っているので、組み合わさると二番煎じという感じはしませんでした。
視聴済みの方の感想などを見ると、多くはユク・ソンジェさんのファンみたいなんですが、それを抜きにしても十分楽しめる作品になっていると思います!
全12話という短さや、1話ごと区切って見れるのも嬉しいですね!!
まとめ:1話完結型のショートエピソードと、メインキャスト3人の因縁や恋愛ドラマが同時進行されていく形なので、サクサク見れる上に区切りもつけられるというありがたいタイプのドラマでした。
想像以上に笑わせられ感動もさせられる秀作です!
最後に
本作の概要を見ると日本的だなぁと感じましたし、キャラクターの設定などからは最近の韓国の流行りに乗っていると感じたので正直あまり見る気が起きなかったのですが、いざ見始めると笑いと感動が程よく散りばめられた面白い作品でした。
一つ一つのエピソードからは新鮮さや驚きはないものの、韓国ドラマにありがちのどんでん返しや同じパターン繰り返しがなかったので非常に見やすかったです!