キム・テヒ5年ぶりの復帰作!
愛する夫と娘を残したままこの世を去ったヒロインがある日突然奇跡の転生を果たす!?感動と笑いのヒューマンファンタジードラマ。
キャスト、あらすじ、感想、ドラマタイトルの意味などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ハイバイママ【韓国ドラマ】キャスト一覧
Netflix全16話
平均視聴率:5.9%
最高視聴率:7.2%
放送年度2020年2月~2020年4月まで韓国tvNで放送
演出:ユ・ジェウォン
「ああ、私の幽霊さま」
「明日、キミと」
「空から降る一億の星」など
脚本:クォン・ヘジュ
「ゴー・バック夫婦」など
【チャ・ユリ役】キム・テヒ
不慮の事故によりこの世を去るも幽霊となり夫と娘を見守っていた。しかし、ある日突然生き返り家族の前に姿を現す。
【チョ・ガンファ役】イ・ギュヒョン
心臓外科学医。亡きユリの夫。今はミンジョンと再婚。
【オ・ミンジョン役】コ・ボギョル
ガンファの再婚相手。元看護師。
【チョ・ソウ役】ソ・ウジン
ユリとガンファの娘。幽霊が見える。
【コ・ヒョンジョン役】シン・ドンミ
ユリの親友でグンサンの妻。食堂を経営。
【ケ・グンサン役】オ・ウィシク
精神科医。ヒョンジョンの夫でガンファの親友。
【チャ・ヨンジ役】キム・ミス
ユリの妹
【ミ・ドンテク役】ユン・サボン
幽霊と会話が出来る霊媒師。ユリに生まれ変わりの条件を伝えるメンター的存在。
【チャン・ピルスン役】イ・シウ
パイロット。事故で亡くなった両親と姉はユリの幽霊仲間。
【チョン・ウンスク役】キム・ミギョン
ユリの母。
【チャ・ムプン役】パク・スヨン
ユリの父。
本作は、2017年にRAIN(ピ)と結婚し、同年に出産もしたキム・テヒさんが2015年のドラマ「ヨンパリ」以来5年ぶりにドラマ復帰した作品です。
これまでの作品では皆が憧れるヒロインを演じることが多かったキム・テヒさんですが、本作で初めて母親役を演じ話題となりました。
相手役を演じるのは「秘密の森」「刑務所のルールブック」などで知名度を高めたイ・キュヒョンさん。
これまで個性的なキャラクターを演じることが多く、カメレオン俳優としてのイメージが強かったキュヒョンさんですが、今回はどんな役柄を演じているのか注目となります。
キム・テヒさんの本当の子供のようだと放送前から話題となっていたソウ役のソ・ウジンちゃんは、女の子役を演じているものの実際は男の子なんです!!
その可愛さや存在感も含め、今後活躍すること間違いなしの子役なのでこの機会に要チェックです。
そしてソウのもう1人の母親ミンジョン役を演じたのはコ・ボギョルさん。天真爛漫で明るいユリとはまた違ったタイプの母親役を演じていて、ユリが生き返ることで彼女にどのような影響があるのかも気になるところ。
この他にも上記のような有名俳優が脇を固めている他、名優アン・ネサンさん、ベテラン女優バン・ヒョジョンさん、ペ・ヘソンさんなど実力派俳優が多数出演しドラマを盛り上げています。
製作陣はこれまでに、幽霊、タイムスリップ、家族愛のドラマなどを描いてきたスタッフなので、本作はそれらの集大成的な作品としても楽しめます。
ちなみに、「ああ、私の幽霊さま」で霊媒師役を演じていたイ・ジョンウンさんが特別出演しているのですが、どんなキャラクターとして登場するのかも注目となります!
さらに、大ヒットドラマ「愛の不時着」で一躍有名になったヤン・ギョンウォンさんが特別出演していることも話題となりました。
本作のOSTには、 「パク・ジミン/星のように輝く時間」をはじめ、Apink チョン・ウンジのソロヒット曲をリメイクした「ソヒャン/空マワリ」、「パク・ジェジョン/In The Night」などがあります。
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ハイバイママ【韓国ドラマ】あらすじ
医者の夫と可愛い娘に恵まれたチャ・ユリ(キムテヒ)は、実は5年前に不慮の事故により亡くなった幽霊。夫はすでに再婚していましたが、ユリは成仏しないまま愛する夫と娘を見守り続けていたのです。
そんな中、ユリの娘ソウ(ソウジン)が保育園で行方不明になる事件が起きます。それを知ったユリは保育士たちと共にソウを必死に探すものの、発見しても彼女には人に伝えるすべがありません。
その後、ソウは無事に発見されますが、行方不明になった原因がソウが幽霊が見えるからだということが分かり、しかもそうなった原因はユリがそばに居続けたからだと霊媒師から伝えられショックを受けます。
娘を心配するあまり成仏しなかったことで娘を危険にさらしていたと知ったユリは、嘆き悲しみ、そんな不幸を神へ訴えます。
すると不思議なことにユリは生前の姿のまま生き返ったのです。しかも、生き返っていられる49日間中に元いた場所に戻れれば、再び人間として生きられるというのですが・・・。
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ハイバイママ、タイトルの意味は?
ハイバイの意味について韓国サイトでも検索されていました。
Hi+bye mama と言う意味だそうです。
ハイバイママ【韓国ドラマ】みどころ
本作は、幽霊となっていたヒロインが49日間という期間だけ生き返り家族のもとに姿を現すというストーリーを描いたヒューマンファンタジードラマです。
これまでにも幽霊を扱った作品は多くありましたが、本作は犯罪捜査などのサスペンステイストの作品ではなく、母性愛や家族愛を描いた心温まる作品となっています。
49日という短い期間の間に失った5年のブランクを埋めて、ヒロインがいきていた頃の関係を取り戻すことが出来るのか!?
出来なければ成仏してしまうという条件がある中で、家族の前に姿を現したり、友人と再会したり、幽霊仲間たちの手助けをしたりと、生きていた頃以上にヒロインは奔走することになります。
母が子を想う感動のストーリーや、夫との愛の物語がある他、天真爛漫で明るいヒロインのドタバタ劇や、個性豊かな幽霊たちとのコミカルな話と彼らが成仏できない理由に涙するなど様々なエピソードが盛り込まれています。
さして、一見何を考えているか分からない夫の再婚相手の内面を描いていたり、彼女が娘を本当に大切にしていることも分かっているため、ヒロインが元の位置に収まるのはそう単純なものではありません。
ヒロインはこの試練を乗り越え、再び生き返ることが出来るのか!?
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ハイバイママ【韓国ドラマ】感想・評価
実際に見る前まではお涙頂戴な作品なのかと思っていたのですが、予想以上に笑って泣ける温かい作品でした!
監督が同じということもあり「ああ、私の幽霊さま」と似たような設定や展開もあり、ヒロインと霊媒師とのやり取りは同様にコミカルなものですし、幽霊たちのキャラクターなんかは本作の方が魅力的だったと思います。
違うところを挙げるなら、ラブコメよりも母と娘の愛の方がメインであり、サスペンス要素がないところですかね。ラブコメ好きなら幽霊さまの方が好みかもしれませんが、サスペンス要素が余計に思った人にとっては、本作の方が上手くまとまっていてバランスも良いと感じるのでは?
正直なところ、これまでキム・テヒさんはあまり好きではありませんでしたが、世間の評判のように結婚・出産を経てからの本作での母親役はシックリといくものでした。作品のテイストが泣けるだけのものではなく、コミカルさが多分に盛り込まれていたのも良く、キャラクターとしてもピッタリでしたし演技力も申し分なかったと思います。
ヒョンジョン&グンサン夫婦のやり取りをはじめ、幽霊たちも個性的な面々ばかりで、感動のドラマだけでなくキャラクタードラマとして面白い作品でした。
キム・テヒさんの旦那さん主演ドラマ「帰ってきてダーリン!」や、チャ・テヒョン主演の傑作映画「ハロー・ゴースト」が好きな人は必見ですよ!!
最後に
過去に戻ったり幽霊になったりすることで、家族の大切さや愛する人たちの本当の想いを知ることになるといった作品は沢山ありますが、それらの殆どがサスペンスを交えてエンタメ要素を強めています。
上記した「ああ、私の幽霊さま」や「帰ってきてダーリン!」もそのタイプで、もう少しシンプルでも良かったというのが私の考えでした。
確かに、サスペンスもあった方がドラマ的には盛り上がり視聴率も高くなるでしょうし、本作も同様の作りにすれば視聴率が二桁に達していたかもしれません。
しかし、作品のまとまりやメッセージ性で言うなら本作の方が良いと思えますし、韓国ドラマが苦手だと感じる人が見やすいのも本作のようなタイプの作品だと思います!
様々な愛情の形が描かれている本作は、多くの人に是非とも見てほしいです。