大ヒット映画「神と共に」シリーズのチュ・ジフンと”涙の女王”スエ共演!
4人の男女が繰り広げる欲望と純愛のラブサスペンスドラマ。
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
仮面【韓国ドラマ】キャスト・視聴率
BS12にて2020年2月から放送予定 全25話
平均視聴率:10.8%
最高視聴率:13.6%
放送年度2015年5月から韓国で放送
演出:ブ・ソンチョル
「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」
「チャン・オクチョン」など
脚本:チェ・ホチョル
「秘密」など
【チェ・ミヌ役】チュ・ジフン
SJグループ会長の息子で専務理事。
【ピョン・ジスク/ソ・ウナ役】スエ
デパートの販売員/ミヌの婚約者。国会議員の娘。
【ミン・ソクフン役】ヨン・ジョンフン
SJグループ社長令嬢の夫で法務チームの常務理事。
【チェ・ミヨン役】ユ・イニョン
ミヌの異母姉。ソクフンの妻。
【ピョン・ジヒョク役】イ・ホウォン(元INFINITEホヤ)
ジスクの弟。
本作は、多くの大ヒットドラマを手掛けてきたブ・ソンチョル演出家と、韓国ドラマの定番要素に純愛ドラマを上手く融合させた「秘密」の脚本家として知られるチェ・ホチョルさんによる作品です。
韓国では同時間帯視聴率1位を獲得しています。
主演は今や韓国を代表する国民的俳優となったチュ・ジフンさん!
これまでのチュ・ジフンさんのイメージは、日本だと「宮」の役柄からくるものがかなり強かったと思うのですが、本作でも神経質でクールかつツンデレな御曹司を演じています。
チュ・ジフンさんは本作で、2015年SBS演技大賞で最優秀演技賞と10大スター賞を受賞しています。
そんな主人公の相手役となるヒロインは韓国で涙の女王として知られるスエさん。
彼女のタイプの違うキャラクター2人を1人で演じ分けた演技力も見逃せません。
脇役も演技派が器用されていて、近年は悪役イメージの強いヨン・ジョンフンさんが本作で初の悪役に挑み大成功していたり、ユ・イニョンさんも夫への愛を純粋に貫く悪女役を好演しています。
更には元アイドルでありながら様々なキャラクターを演じ分け、俳優としての存在感を増しているイ・ホウォンさんも出演しています。
本作のOSTには、アイドルメンバーによる楽曲がいくつも起用されています。
「 ソ・ウングァン(BTOB)、Miyu/本当に懐かしい」をはじめ、「Jonggigo/似ていた格好 (Feat.ジュホンof Monsta X)」や、「Zico、ソジン(Girl’s Day)/ 痛い」などがあります。
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仮面【韓国ドラマ】あらすじ
借金取りに追われ車で逃げている時に崖から転落しそうになったジスク(スエ)は、ギリギリのところで宙吊りとなるものの結局車は海へと転落してしまいます。
ジスクは宙吊りになる中でかかってきた電話相手に助けを求めていたのですが、その相手からは計画を成功させるためには死を覚悟するしかないと言われ電話を切られていました。
その計画とは、ジスクがSJグループ御曹子の婚約者ウナ(スエ)と間違われたことからはじまっていました。
ウナとジスクはだれもが見間違うほどそっくりな外見をしていたのですが、ウナが国会議員の娘として育ち御曹司のミヌという婚約者もいたのに対して、ジスクはただのデパートの販売員にすぎず、その上父親が作った借金に困らされていました。
しかし、お互いの存在も知らなかった二人が偶然遭遇したことでジスクの人生は変わっていくことになり・・・。
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仮面【韓国ドラマ】みどころ
本作は、4人の男女の感情が複雑に絡まったラブサスペンスドラマです。
借金を背負った平凡な女性ジスクと、見た目はジスクとそっくりだが次期大統領候補の娘ウナが入れ替わったことですべてがはじまるドラマなんですが、そこにはジスクをウナの身代わりとして仕立てた権力欲の強いソクフンに、そんなソクフンを一途に愛すミヨン、そして政略結婚でありながら次第に妻を愛しはじめるミヌと、借金返済のためにソクフンの計画に乗るも徐々にミヌに惹かれていくジスクという、複雑な人間関係があります。
その上、ソクフンとウナは元々恋人関係であったり、ソクフンはある復讐のためにミヨンと結婚したという経緯もあり、しかもミヨンもソクフンの嘘に気付いていたり、ソクフンとウナの関係も怪しんでいるという更なる込み入った事情もあるんです。
そんな4人が一つ屋根の下で暮らすんですから、一体そこで何が起こるのかや正体がいつバレるのかをドキドキしながら見守ることになります。
ミヌとジスクは真に結ばれるのか、ソクフンの復讐とは何なのか、そしてミヨンの切ない想いは届くのかなど、純愛、入れ替わり、復讐など様々な要素が入り交じった作品です。
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仮面【韓国ドラマ】感想・評価
設定だけ見ると「これぞ韓国ドラマ!」な苦手なタイプの作品だと思っていたのですが、メイン4人の演技力の高さやキャラクターの魅力などもあり予想以上に楽しむことが出来ました。
とはいえ、予想した通りのっけからドロドロな展開の連続で引き気味だったのですが、その分純愛要素や胸キュンなストーリー展開が満載だったので作品としてのバランスが良かったんだと思いました。
温かい心の心を持つヒロインが冷たい御曹司を変えていくというのも、ベタではありますがやっぱりいいもんですね!
脚本家がドラマ「秘密」も書いているというのを知って納得したのですが、本作も正に韓国ドラマの定番要素に上手く純愛ドラマがマッチした作品なっていて、「秘密」が好きだった人なら気に入る作品だと思います。
そして、チュ・ジフンさんが主演であり、ストーリー展開もツンデレキャラというのも「宮」と似ているところもあるので、そちらのファンにもおすすめ出来ると思いますね。
最終回は?
最終回も、ジスクが反撃に転じるという爽快な展開で楽しめたんですが、細かいところを気にすると突っ込みどころも多々あり(最初から盛り沢山だってので今更ですが・・・)その点はご愛嬌ということで!
設定や展開などは韓国ドラマにありがちなあり得ないものなんですが、ドロドロ展開があっても純愛ドラマ要素が強いので上手く融合させた緩和させれていましたし、そんなドラマを確かな演技力を持った俳優たちが演じているからこそ見応えもありました。
最後に
元々苦手なジャンルだった分、大好きとまではいきませんでしたが予想以上に楽しめた作品でした。