キム・ジェジュン(JYJ)ドラマ初主演作!
共演はイ・ボムス、イム・シワン(ZE:A)。
幼い頃に離れ離れになった3兄弟が再会し親の仇を討つ復讐のドラマ。
キャスト、あらすじ、感想、みどころなどをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
トライアングル【韓国ドラマ】 キャスト一覧
全26話
平均視聴率:8.0%
最高視聴率:13.2%
放送年度2014年5月から韓国で放送
演出:ユ・チョルヨン/チェ・ジョンギュ
脚本:チェ・ワンギュ
【ホ・ヨンダル(チャン・ドンチョル)役】キム・ジェジュン(JYJ)
【チャン・ドンス役】イ・ボムス
【ユン・ヤンハ(チャン・ドンウ)役】イム・シワン(ZE:A)
【オ・ジョンヒ役】ペク・ジニ
【ファン・シネ役】オ・ヨンス
【ファン・ジョンマン役】カン・シニル
【ヒョン・ピルサン役】チャン・ドンジク
【ユン・テジュン役】キム・ビョンギ
【キム・オッキョン役】キム・ヘウン
【チャン・マダム役】イ・ユンミ
【マンガン役】ホン・ソクチョン
【ヤン・ジャンス役】シン・スンファン
【ヤン・マンチュン役】イム・ハリョン
【コ・ボクテ役】キム・ビョンオク
主演のキム・ジェジュンは東方神起のメンバーとしてデビューし、現在はJYJのメンバーでありソロとしても活動されていますが、ドラマ『ボスを守れ』『Dr.JIN』や映画『コードネーム:ジャッカル』などの作品で俳優としても活躍しています。
そんなジェジュンにとって本作は初主演作品にして初のアクションシーンに挑戦した作品でもあり、2014 KOREA DRAMA AWARDSで男性最優秀演技賞を受賞するなど俳優として開眼した作品です。
本作は韓国での視聴率は高いとはいえないものの、主演のジェジュンの人気もありアジア全域で高い人気となりました!。
面白いのが悪役として格闘家の秋山成勲が特別出演していること。
他にも、まだ子役として活動していたキム・ソヒョンがシネの少女時代を演じているので注目です。
本作のOSTで注目となるのは、やはりジェジュン作詞歌唱によるメインテーマ曲「嫌でも」でしょう。この曲は韓国は当然ながら、日本でもトップチャート上位にランクインするなど高い人気となりました。
トライアングル【韓国ドラマ】あらすじ
江原道の舎北(サブク)はかつては炭鉱で栄えた町ですが、今はカジノリゾートとして知られています。
この町で暮らすホ・ヨンダル(キムジェジュン)は厄介者のチンピラとして知られており、カジノからも出入りを禁止されていました
しかし、ある日カジノで働くオ・ジョンヒ(ペクジニ)に一目惚れしたことから、これまでの生き方を変えようと思うようになります。
ところが、テジョングループの御曹司であるユン・ヤンハ(イムシワン)も彼女に惹かれたことから、互いに敵対心を燃やすようになるのでした。
一方、刑事のチャン・ドンス(イボムス)は、かつて父親の命を奪ったコ・ボクテ(キムビョンオク)への復讐を誓いながら、幼い頃に生き別れになった弟のドンチョル(ジェジュン)とドンウ(イムシワン)を探していました。
そんな時、ヨンダルと知り合ったドンスは彼を復讐に利用しようとするのですが、いつしか情が芽生えてくるのでした。
後に生き別れになった兄弟であることを知った彼らは、父親の命を仇を打つために復讐に向かうのでした!
トライアングル【韓国ドラマ】みどころ
本作は、主演がジェジュンと言うだけで見る人は多くいると思うのですが、それに加えてイ・ボムスとイ・ムシワンが兄弟役で共演しているということもあり、女性からすると非常に魅力的なキャスティングだと言えます。
そしてジェジュンがガラの悪いチンピラを演じているところも面白いですし、アジアのスターのでありながらパンツ一丁で走り回ったり、地面に埋められたり、つるし上げられたりと、体当たりの演技を披露しているのも必見です!
しかし、後半になるとチンピラから脱却し、身なりも整いちゃんとしてくるので、その変化を追うのも楽しいところ。
このドラマはコミカルなシーンもありますが、主軸となるのは兄弟がバラバラになる原因を作った悪人への復讐です!
最初はお互いの正体に気付かずに知り合う3人ですが、兄弟だと分かってからは協力して復讐に邁進することになります。
さらには、兄弟の絆を描く感動のドラマがあったり、ヒロインを巡っての三角関係や、カジノリゾートが舞台ということもありギャンブル対決もあったりと、ただの復讐ドラマとは違うバラエティーに富んだ内容になっています。
この三兄弟は幼い頃に生き別れになってしまった為に、刑事、チンピラ、財閥の御曹司と全く別の人生を歩んできました。
タイプの違う3人のイケメンの誰に感情移入をするかでドラマの見方も変わってきてしまうというのも面白いですね。
果たしてこの3人は兄弟としての絆を取り戻し、殺された父親の仇を打つことが出来るのでしょうか?!
トライアングル【韓国ドラマ】感想と評価・評判
本作はキャストも豪華で、主演クラスの3人が共演しているので幅広くの人から見てもらえる作品だと思いました。
このメインの3人がそれぞれに風格があり、ジェジュンファンでなくても楽しめるというのも有難いですし、3つの世界を同時に見れるのも良かったと思います。
韓国ドラマでは復讐劇というのは定番のジャンルで、普通は主人公が一人が復讐を誓って女性を利用したり、他の協力を得ていく流れだと思うんですが、本作の場合はそこに「生き別れになった兄弟」という要素が入り、それぞれに違う人生を歩んできたという要素が加わっているため、復讐劇というジャンルに見飽きていても楽しめる作品になっていました!
しかし、このドラマはこの3人がなかなかお互いの正体に気付かなく、見ていてとにかくじれったいという問題もあります。
これがとにかく引っ掛かかるので自然と突っ込みどころも増えてきて、そこばかり気にするようになってしまったんです。
そこさえ気にならなければ素直に楽しめると思うんですが、私の場合はいちいち気になってしまいドラマに集中出来ませんでした。
韓国ドラマにはそういう突っ込みどころが多い作品は結構あるので、それ自体を楽しめる人も多いと思うのですが、本作は2014年作品とわりと近年の作品なのにまだこんな古くさいことをしてるのかと思うと笑ってしまいました。
ただ、それをあまり気にしなければ三者三様の演技を楽しめますし、兄弟と気づかないまま対立してしまうヨンダルとヤンハ、そしてドンチョルとの真の邂逅にも感動することでしょう!
しかし、兄弟3人がお互いの正体になかなか気付かないのは、見ていてヤキモキさせられますし、そこばかり気になると内容が入ってきませんでした。
最後に
このドラマ、見ている時は色々と突っ込みどころがあったとはいえ、なんやかんやで楽しく見れたドラマだと思ったんですが、こうして記事を書いてみるとなんとも古くさい設定の作品だったんだなと改めて感じました。
今の時代にあんなあからさまなボスがいるのか?と思いますし、カジノリゾートもリアルなのか創作なのかはよく分かりません。
そして、生き別れの兄弟の再会や、記憶喪失、3人の父親を殺した相手の正体に、運と勘で上り詰めていく流れなど、文字で起こしてみるとなんか韓流ブーム初期の頃の設定のような古くささがあるんですね!
こういう作品は、一度その世界観に浸ってしまえば楽しめるんですが、私のように突っ込みどころばかり見つけてしまうと面白さが半減してしまうのでご注意下さい!!