百年の花嫁はFTISLANDのイ・ホンギ連ドラ初主演作。
田舎娘がお嬢様のふりをして大財閥の御曹司と恋に落ちる!?笑いあり涙ありのシンデレラストーリー!
キャスト、視聴率、みどころ、感想などをまとめました。
(トップ画像:公式ページより)
百年の花嫁【韓国ドラマ】キャスト一覧
全16話
U-NEXT全20話
平均視聴率:0.992%
放送年度2014年2月から韓国で放送(ケーブルテレビTV朝鮮)
演出:ユン・サンホ
脚本:ペク・ヨンスク
プロデューサー:コ・デファ
【チェ・ガンジュ役】イ・ホンギ(FTISLAND)
【チャン・イギョン/ナ・ドゥリム役】ヤン・ジンソン
【チェ・イルド役】チェ・イルファ
【キム・ミョンヒ役】キム・ソラ
【チェ・ガンイン役】チョン・ヘイン
【イ・ルミ役】チャン・アヨン
【キム秘書役】カン・テファン
【チャン・イヒョン役】ソンヒョク
【マ・ジェラン役】シン・ウンジョン
【パク・スンボク役】ナム・ジョンヒ
【オ・ジンジュ役】パク・ジンジュ
【JRジュエリー金子会長役】高島礼子
本作は『太王四神記』や『タムナ~Love the Island』のユン・サンホ演出家と、『ファン・ジニ』『朱蒙(チュモン)』『パスタ』などのプロデューサー、コ・デファさんによる作品。
主演のイ・ホンギさんは人気バンドFTISLANDのボーカルとして知られ、俳優としても日本でも人気ドラマ『美男〈イケメン〉ですね』のジェルミ役で人気となりました。その他にも映画『フェニックス~約束の歌~』での主演や、ドラマ『モダン・ファーマー』ではバンドのボーカル役を演じていますが、本作がドラマ初主演作品となります。
本作で一人二役を演じているヤン・ジンソンさんは、映画『ウェディングドレス』でデビューして以降、ドラマ『シティハンターin Seoul』や『秘密』『シカゴ・タイプライター』などに出演しています。
その他にもベテラン俳優のチェ・イルファさんやキム・ソラさんにシン・ウンジョンさんをはじめ、名脇役のパク・ジンジュさんやキム・ジェファさんなども出演しています。
そして注目なのは、本作がドラマ初出演となるチョン・ヘインさんです!
本作以降はドラマ『三銃士』や『トッケビ』などで注目を集め、『あなたが眠っている間に』で人気となりました。
さらに最新作『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』でソン・イェジンさんと共に主演し人気俳優の仲間入りを果たしました。
もう一人は注目なのは、長らく知名度は低かったのですが本作や『私はチャンボリ!』で注目されることになったソンヒョクさんです。『シングルワイフ』では主演を演じ、豪華なキャストが共演した『花遊記〈ファユギ〉』では一人二役を演じ高い実力を発揮しました。
ゲストとして注目なのは、高島礼子さんがジュエリー会社の会長役で出演していることです。この出演は、主演のイ・ホンギさんが高島さんと映画で共演した縁で自らドラマ出演を交渉したそうです。
百年の花嫁【韓国ドラマ】OST
本作のOSTは主演のイ・ホンギさんも参加している他、FTISLANDのイ・ジェジンさんやAOAのチョアさんなども参加しているなど音楽面でも注目の作品です!
「まだ言えない言葉」はイ・ホンギさんとチョアさんのバージョンがあり、イ・ジェジンさんは主人公のラブテーマとなる「Into my heart」を歌っています。
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百年の花嫁【韓国ドラマ】あらすじ
陽気さと体力が自慢のドゥリム(ヤンジンソン)は、海女と出前などのアルバイトを掛け持ちしながら病気の祖母と一緒に暮らしていました。
ある日、工事現場に出前を持ってきたドゥリムは、そこでチャン・イヒョン(ソンヒョク)を事故から救います。
その際イヒョンは、ドゥリムが自分の妹イギョン(ヤンジンソン)と瓜二つであることに驚きます。
イヒョンは青年実業家で、イギョンは太陽(テヤン)グループの御曹司チェ・ガンジュ(イホンギ)の婚約者でした。
実のところイヒョンとイギョンの実家の会社は経営状態が悪く、二人の結婚は太陽グループから援助を得るための政略結婚だったのです。
そんな中、しかもガンジュが太陽百貨店の代表に就任するという日に、イギョンが姿を消してしまったのです。
なんとしても二人に結婚してもらわなければいけないイヒョンは、妹にそっくりなドゥリムの事を思い出し、彼女にイギョンのふりをしてほしいと頼みます。
祖母のためにもお金が必要だったドゥリムは、しばらくの間ならと頼みを引き受けるのですが、イギョンの婚約者であるガンジュはとんでもない俺様御曹司だったのです!
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百年の花嫁【韓国ドラマ】みどころ
本作はラブコメ作品の定番である、お金持ちのだが性格に難のある主人公と、美人で明るく性格もいいが貧乏なヒロインとの恋愛模様を描いたシンデレラストーリーです。
そこに、ヒロインと瓜二つの女性に成りすます要素や、何とも珍しい家の守り神や呪いといった神秘的な設定が盛り込まれていて、それによってドラマの至るところに様々な伏線や意味深なシーンが登場するのが他の作品とは違うところとなります。
性格の違う二人のヒロイン、ドゥリムの存在により成長していくガンジュ、ドゥリムに片想いするイヒョン、二人の仲を邪魔する存在や、ドゥリムの正体を暴こうとする者も登場したりと、そのハラハラドキドキの展開も本作の特徴と言えます。
軸となる設定は王道なんですが、そこに斬新なトッピングがされることでもう一度見返したくなる楽しい作品になっています。
なぜイギョンは姿を消したのか?
そして、ガンジュはドゥリムとイギョンのどちらを選ぶのか!?
百年の花嫁【韓国ドラマ】感想と評価・評判
王道のラブコメ要素に、幽霊(守護霊)や古くからの言い伝え(呪い)といったものが盛り込まれ、ミステリーやファンタジー作品のような要素もある作品になりました。
とはいっても『トッケビ』のようにガッツリとファンタジー要素があるのではなく、例えるなら『シークレットガーデン』程度にミステリアスさがあるといった感じですかね。
よくある定番設定や、冷たい主人公が徐々に変わっていくのを見るのはやっぱり楽しいものですし、全く性格の違う二人を演じ分けたヤン・ジンソンさんも本作が初見でしたが惹かれるものがありました。
脇役にも面白いキャラクターがいるのも嬉しいところですし、随所に伏線を張り巡らして終盤まで謎が明かされないのも作品に引き付けられた要因となりました。
また、一度見終わっても、謎が分かってから見返すとまた違った楽しみ方が出来ると思いました。
ただ、全体的にキャストが地味目というか、私個人的に大好きな人が居なかったのであまり入り込めなかったというのが正直なところで、キャストが好きならもっと盛り上がれたんでしょうね。
それにお約束の貧富の差や、相手を思っているようで実は二人とも辛いだけの身の引き方などは、またこのパターンかぁと見ていて飽き飽きしてしまいます。
ラブコメとしての定番の流れは楽しく見れるんですが、別れや悲しい場面の定番というものは、どちらかというと冷めてしまいますね。
作品のバランスはいいですが、特に突出したところは無かったように思います。
最後に
結果として、面白いか面白くないかで言うと「面白い」にはなるんですが、イマイチ盛り上がりに欠けたように思います。
そもそも、私的にはイ・ホンギさんに主演イメージがなく、ヤン・ジンソンさんに至っては他の出演作のイメージもないものの、やはりヒロインっぽくはないんですよね。
今回の一人二役には惹かれるところはありましたが、やはりこの二人の主演というのはちょっと弱いですかね。
お二人のファンの方にはスイマセン!